林業の年収を徹底解説|給料・初任給手取り・賞与(ボーナス)・各種手当


働くことを検討する上で、月々の給与や年収はとても気になる部分だと思います。

特に林業は業界関係者や実際に就業している人と関わる機会も少なく、イメージの湧き難い産業だと思います。

インターネットの口コミサイトなどでは「林業は年収が少ない」「稼げない」という意見がある一方で、「林業はすごく稼げる」といったものも見受けられます。

実際のところどうなのかよく分からない林業の給与や年収について、林業業界で就業経験のある著者が解説をしていきます。

林業の平均年収は350万円が相場

林業の平均年収は、林業会社や森林組合、第3セクターなどの林業全体で350万円前後だと言われています。

しかし、林業の年収は地域や働く事業体によっても大きく変わってきます。

地域によって年収が異なるのは、それぞれの地域で林業の経営状況が違うからです。

例えば、世帯当たりの経営面積が狭い林家の割合が高い県があれば、面積の広い林家の割合の方が高い県もあります。

また、仕事をする上で欠かせない林道などのインフラ整備がしっかりと行き届いている地域、逆に整備が不十分なために作業コストが必要以上にかかってしまう地域もあります。

一般的には、世帯当たりの経営面積が広く、作業に関わるコストが抑えられる地域が良い経営状況になっていることが多いでしょう。

吉野杉や東農ひのきなどのように、樹木がブランド化されている地域もあります。

そのような地域では木材の販売による収入金額も高くなり、儲かりやすい傾向にあります。

後にも紹介しますが、勤める事業体や職種によっても年収に違いが出てきます。

実際に自分が働こうと検討している地域や事業体がどのような状況なのか確認するようにしましょう。

林業の年収・給料の構成要素

林業の給料体系には月給制、日給月給制、日給制の3種類があります。

月給制は欠勤の有無に関わらず固定的な金額を支給する制度で、一般的に馴染みがあり、多くの企業が採用している制度です。

林業においては、森林組合の事務職員や製材工場、商社などの事業体は月給制を採用していることが多いかもしれません。

日給月給制は1日を計算単位として給料が定められ、その支払いを毎月1回まとめて行う制度です。

欠勤、遅刻、早退による賃金控除が可能になります。

日給制は出勤した日数に対して給与が支給される制度で、1日の定額で労働日数分が支給されます。

日給月給制や日給制は林業作業員の給与体系の中では最も一般的なものになります。

近年は月給制を採用する事業体も増えてきましたが、まだまだ日給月給制、日給制をとっている事業体は多く存在します。

これは、林業の仕事内容が天候に影響を大きく受けてしまうことが関係しています。

いくら作業者の身体が健康で、仕事の事前準備をしっかりしていたとしても、大雨や大雪、強風になると仕事は休みになってしまいます。

これは単純に悪天候下で行う作業は大変危険であり、仕事の作業効率や能力も極端に低下してしまうからです。

このような背景もあって、昔から林業では日給月給制が採用されてきました。

しかし現在は、後継者の不足などにより新規林業従事者を確保していかないといけない状況にあります。

定額の収入を保証して安心して働いてもらうために、月給制へと改定していく動きが少しずつ広がってきています。

月給制においては「基本給」「歩合」「ボーナス」の構成になっている場合が多いです。

日給月給制では「日当」「歩合」「ボーナス」という構成になります。

基本給・歩合はどれくらい?

基本給は月16万円~20万円くらいのところが多いでしょう。

余程の人手不足か労働環境の悪い事業体は、相場よりも高めに設定していることがあります。

歩合は仕事の出来高に応じて支給されることがあります。

例えば、決められた期間内に設定数量以上の木材を生産したり、設定面積以上の範囲の間伐を終わらせるなど、出来高に応じて給与にプラスされます。

月に1万円~3万円がプラスされる程度で、大きなウェイトを占めることはあまりないでしょう。

林業全体で見ると、歩合制度を採用していない事業体の方が多いと思います。

日当はどれくらい?

日当は1万円前後のところが多いでしょう。

事業体によっては半日単位で計算してくれるところもあります。

日給月給制は、GW、盆、正月など連休の多い月は収入が少なくなってしまうので注意が必要です。

賞与(ボーナス)はどれくらい?

賞与(ボーナス)は夏と冬合わせて2ヶ月分あればいい方だと思います。

賞与制度がない事業体も多くあるので、事業体を検討する際には月給だけで判断せずに想定年収を確認しましょう。

賞与のアリ・ナシだけでなく、過去の支給実績が何ヶ月分あったのかを確認することも大切です。

各種手当てはどういったものがある?

林業の各種手当は事業体によって様々です。

自宅から事業所までの交通費を支給してくれるところは割と多いと思いますが、上限付きのところがほとんどです。

場合によっては自宅から仕事現場に直行直帰するパターンもあり、交通費の計算はその状況に合わせて変更されます。

その際には自家用車で現場へ通うことになるので、事業体によっては車両手当を支給してくれるところもあるでしょう。

林業特有の手当で言えば「機械手当」というものがあります。

事業体によって異なりますが、自己所有のチェーンソーや刈り払い機を使用した場合に「機械手当」という名目で支給されることがあります。

手当金額は1日当たり500円前後が一般的な相場だと思います。

これを毎日積み重ねれば相当な金額になりますが、機械が故障したときの修理代、消耗品の交換費用、新しい機械の買い替えなど、実際には出ていくお金も少なくありません。

チェーンソーが木の下敷きになってぐちゃぐちゃになってしまったり、刈り払い機の柄が折れてしまうなどは仕事をしていると頻繁に起こり得ることです。

機械を大切に扱い、ある程度自分で修理ができる人、状態の良い中古品を探すのが得意な人にはメリットの大きい手当かもしれません。

その他には管理職手当などがあります。

現場の責任者であれば班長手当、事務方でも管理職であれば手当が支給される事業体もあるでしょう。

手当を含めてが毎月の収入になるわけですが、求人募集要項には手当の具体定な金額や詳細を明記していないことが多いと思います。

面接時にきちんと確認し、収入と支出を計算した上で働く事業体を決めるようにしましょう。

林業の年収を新卒や雇用形態別に見る

ここでは、林業の年収を入社のタイミングや雇用形態別に見ていきます。

新卒の場合の林業の年収

新卒の場合の年収は210万円前後になります。

公務員やある程度規模の大きな事業体を除いては、高卒、大卒の年収にはあまり差がありません。

現場作業員であれば特に学歴は関係なく、高卒、大卒はほぼ同額の給与になるでしょう。

社会人が転職する場合の林業の年収(正社員)

社会人が転職する場合も特別な理由がない限り、未経験者であれば新卒と同じように210万円前後になるでしょう。

管理職候補(経験者)や新規プロジェクトの担当者など特別な経験や能力を必要とする募集であれば、高額な年収になるかもしれません。

しかし、そのようなケースは現場作業員ではなく、デスクワークや営業活動がメインの仕事になるでしょう。

林業経験者、他の林業事業体からの転職者であれば、交渉次第で新卒の年収より多くなると思います。

パート・アルバイトの場合の林業の年収

林業において、時給計算のようなパート・アルバイトの募集を見かけることはあまりありません。

日当で計算して支給することがほとんどで、9,000円前後の場合が一般的でしょう。

未経験者をパート・アルバイトで雇用する場合は、測量の補助や枝打ち、地拵えなどの簡単な作業が多く、期間を限定して雇用することが多いです。

人手が足らないときには定年退職者に声をかけて、パートとして仕事を依頼することも頻繁にあります。

林業は、最高でどれくらいの年収まで目指せるか?

年収が低いイメージのある林業ですが、年収1,000万円以上を稼ぐ人たちもいます。

しかし、森林組合や一般的な林業作業会社に普通に勤めながらでは、いくら一生懸命に働いても難しいかもしれません。

1,000万円を目指すなら独立起業するなどして、従来の仕事方法を覆すことが必要だと思います。

実際に1,000万円を稼いでいる経営者や個人事業主のほとんどは、独自の作業システムや販売ルートを築き上げています。

少し変わった例ですが、徳島県に「株式会社いろどり」という会社があります。

そこには、森林にある葉っぱを集めて全国の旅館や料亭に販売し、年収1,000万円以上を稼いでいる高齢者が沢山存在しています。

あまり知られていませんが、森林で樹木を伐採するだけでなく、薪や炭、きのこなど林産物の栽培も林業の仕事になります。

林業は整備されていない部分や、古くから変わっていないような体質がまだまだ沢山あります。

アイデア次第で誰でも稼ぐチャンスがある業界だと思います。

林業はどのような勤務先だと年収が高くなるか?

これまでは林業の仕事の中でも、主に現場作業者の仕事を中心に解説してきました。

実際に林業の仕事というと現場作業のことを指すことがほとんどだと思います。

しかし、林業に関連する仕事は多岐にわたります。

勤務先や職種によっては現場作業よりも年収が高くなることがあります。

それらの例をいくつか紹介します。

木材関係の商社で働く場合の年収

木材を取り扱う商社の中でも、原木の取り扱いがある会社は林業と密接な関わりをしています。

一般住宅に使用する木材製品や公共の大型木造建築物など、これらをつくるために必要な原木をメーカーの代わりに調達しているのが商社です。

企業によってはグループ内で木材メーカーや製材工場を経営しているところもあります。

また、近年は原木の海外輸出も盛んに行われており、商社が力を入れている取り組んでいる分野でもあります。

商社で働くと職種は営業職になるでしょう。

自社で発注した林業作業の進捗管理をしたり、元請けとして工事責任者をすることもあります。

林業関係の会社で、特に年収が高いと言われている某有名商社の平均年収は750万円前後です。

他の商社を加味して全体で見ても、木材関係の商社の平均年収は500万円以上になると思います。

当然ですが、名の通った商社であれば入社するのは簡単ではなく、大学卒業、就職活動を経て入社するのが一般的なルートになります。

製材会社、製紙会社などで働く場合の年収

製材会社や製紙会社のようなメーカーで働く人の大半は、林業と直接関わることはありません。

商社を経由して原材料を調達するメーカーであれば尚更です。

しかし、原材料を自社で調達する会社の部署や担当者は、林業と深く関わって仕事をする必要があります。

自社で原材料を調達する場合は、原木市場で購入したり、森林組合や山林経営者、林業作業会社などから直接買取をします。

ある程度規模のある企業であれば自社山林を所有していることもあり、そこから伐り出して調達することもあります。

自社林から伐り出すにも素材生産の作業が当然必要です。

また、それ以前に森林を育てる作業(植え付け、下刈り、除伐、間伐など)を何十年間も続けていかなければいけません。

森林組合などに外注するケースが多いようですが、中には自社で作業班を構えている会社もあります。

その場合には、製材会社や製紙会社の社員として森林組合の作業員と同じように林業作業に従事することになります。

製材会社や製紙会社で働く場合の平均年収は460万円前後です。

林業全体の平均年収と比較すると高めの水準になっていますが、林業と関わりのない部署も合わせた平均値になります。

国家公務員で働く場合の年収

国家公務員の林業の仕事で、代表的なのものに「森林官」という職種があります。

森林官は、林業や森林に関する専門的な知識を備えたプロフェッショナルとして国有林などを管理運営する国家公務員です。

主な業務内容は国有林を健全に維持するための企画策定。

例えば森林伐採計画や植林計画の策定、林道の建設などです。

他にも、森林窃盗や不法投棄、植物の不法採取などの取り締まり、国有林内にあるキャンプ場やレクリエーション施設の管理など幅広く活動します。

林業に関する国家公務員ですが、平均年収は国家公務員全体の平均と変わりはありません。

最新のデータによると、国家公務員の平均年収は680万円前後とされています。

地方公務員で働く場合の年収

林業関係の地方公務員は県や市町の林業専門職員として働くことになります。

国家公務員が国有林を管理しているのに対して、地方公務員は民有林の管理などを担当しています。

自治体が所有している山林管理のほかに、管轄地域の林業を活性化させ、発展させていくための様々な取り組みを行っています。

また、山崩れの復旧や土石流により荒廃した渓流の整備や、山地災害の未然防止など、安全性の確保に努める業務もあります。

年収は国家公務員と同様に、林業系の職員であっても地方公務員全体の平均年収と変わりません。

最新のデータによると、地方公務員の平均年収は630万円前後とされています。

地方公務員や国家公務員として働く場合は、公務員採用試験に合格する必要があります。

公務員採用試験は競争率が非常に高く、合格して公務員として働くためにはそれなりの努力と時間が必要になります。

近年、都道府県の林業課などにおいては、社会人経験者の採用を積極的に行っています。

民間の林業会社で社会人経験を積んだ後に、公務員の道にチャレンジするのも一つの選択肢です。

原木運搬専門の運送会社で働く場合の年収

山で伐採した原木は山林内や山土場で丸太に加工されます。

加工された丸太はトラックに乗せられて、原木市場や製材工場などに運ばれていきます。

伐採業者が運搬するケースもありますが、ほとんどは専門の運送会社の仕事になっています。

4トン車、10トン車、大型トレーラーなど、通行する道幅や運搬する原木の形状に合わせて様々な車両を使用します。

グラップル(原木を掴むためのアーム)が付いている車両もあり、それを操作して運転手自らが原木を積み降ろしこともあります。

年収は運転手さんの働き方によって大きく変わってきます。

毎日決まったところへ決まった便数運んで終わりの人もいれば、自宅にほとんど戻ることなく、車中泊をしてあちこち走り周る人もいます。

仕事がある限りやった分だけ収入を増やすことができるため、通常の林業作業と比較すると平均年収は高くなります。

正確なデータはありませんが、平均450万円以上は稼ぐことができると思います。

林業の年収の決まり方や、年収が高い人の条件・スキル・特徴は?

林業も他の産業と同様に、個人の働く条件やスキルによって年収に差が出てきます。

いくつか紹介するので参考にしてみてください。

コンピューター・エンジニアなどのスキル・経験がある

自然を相手にする林業の仕事においても、最近はITの活用が進められています。

最新のテクノロジーを駆使して業界を活性化させる「スマート林業」という取り組みもその中の一つです。

「スマート林業」とは、IT技術を活用して森林の管理を効率化、情報化する取り組みのことです。

例えば、これまで人海戦術で行っていた森林の調査や測量を、人の代わりにドローンを使用することが推奨されてきています。

また、森林の状態を調査した結果をデータ化したり、木材の直径や長さを機械で読み取って木材の在庫管理に生かすなどの取組みも、徐々に広がりを見せています。

「スマート林業」が推進されている背景には、全国的な林業就業者の人手不足が関係しています。

全国各地で林業を行う人が減っており、人材育成だけでなく作業の効率化とコスト削減も同時に求められるようになっているからです。

これまでIT化が遅れ気味であった林業だからこそ、急ピッチでITの活用が求められるようになっているのです。

コンピューターやエンジニアなどのスキル・経験があれば専門的な仕事を担うことができ、年収も高くなるでしょう。

営業職・企画職などのスキル・経験がある

林業とは、木を育て、森を作り、育った木を切って売る産業です。

しかし、実際に林業で働いている人の多くは、この「売る」仕事が得意ではないように思います。

近年は国や都道府県の補助制度もあり、大型の製材工場や加工施設が全国各地に新設されています。

バイオマス発電施設もかなりの数が建設され、国産材の需要が数十年ぶりに大きく高まっています。

しかし、本来は並行して木材の素材生産量を増やさないといけなのですが、人手不足やインフラ整備の問題で原材料の供給が追い付いていない状況にあります。

製材会社や木質チップの製造会社は、必要な原材料を安定的に集めることができずに困っています。

林業従事者からすると、売り手市場の今こそ売り上げや収益を上げるチャンスです。

しかし、需要が高まっている割には、あまり高い金額で売れていないことがよくあります。

せっかく沢山伐採しても、樹種や長さ、品質などが、製材工場が求めているものと違うことが一つの要因です。

木材製品(需要)のトレンドは、想像以上に短いスパンで変わります。

需要側としっかりとコミュニケーションをとり、正確な需要を把握してそれに答えるための素材生産を実施することが必要です。

また、林業の仕事は国の政策が大きく影響するため、木材流通の道筋がある程度決められています。

林業を活性化させるための政策なので、これに乗っかることももちろん大切ですが、収益を増やし自らの年収を上げるためには新しい独自の取り組みも必要になります。

林業の業界ではこのような営業力、企画力のある人材が求められています。

経営者としてのスキルがある

林業の平均年収は350万円前後だと紹介しました。

森林組合や林業作業会社で雇われながら現場作業者として働くのでは、この平均年収を大きく上回ることは難しいと思います。

自分の力で年収を増やしたい場合は、独立起業するのも一つの方法でしょう。

会社を起業すると自分で仕事を取ってこなければいけません。

伐採などの作業請負を専門にするならば森林組合や関連事業体への営業活動が必須です。

もっと稼ぐことを意識するのならば、自分で山林や立木を購入して、切った伐採した木を自分で販売していくのも良いでしょう。

その場合、山林や立木を査定する能力、利益の出る価格で購入するための交渉力が必要になります。

高く販売するために売り先の開拓もしなければいけません。

他にも経理や労務など、やらなければいけないことは沢山あります。

しかし、経営者としてのスキルが備わっていれば、雇われて働くよりも年収を高められる可能性はあるでしょう。

1人親方(個人事業主)であればチェーンソーや刈り払い機があれば良いですが、会社を立ち上げる場合は重機等を揃える必要も出てきます。

重機一式を揃えると億単位の費用が必要になります。

しかし、林業は全国的に人手不足の状態です。

新規参入者に対しては国の助成度が充実しています。

ある程度別の会社で経験を積んだ後に、補助制度などを活用して独立起業してみてはいかがでしょうか。

特殊伐採のスキルを持っている

「特殊伐採」という言葉、聞いたことがある人は少ないと思います。

特殊伐採とは、簡単に言えば立ち木を倒さないで伐採する方法です。

建物の近くや電線の近くで木を倒して伐採してしまうと、建物に損傷を与えたり電線が切れてしまったりする可能性があります。

これを防ぐため、ロープなどを使って樹上に上がり、枝などを落としながらゆっくりと伐採していく方法のことを言います。

最近は需要が高まり、サービスを提供するところも増え、それに特化した事業体も出てきました。

しかし、特殊伐採はかなり高度で洗練された技術を必要とします。

安全に計画通りに作業を完了するには、相応の訓練と沢山の経験値が必要になります。

その代わり特殊伐採での仕事単価は高く、1日に複数の仕事をこなす人には年収1,000万円を稼ぐ人もいます。

特殊伐採の専門家として仕事をするには、常に需要のある地域で暮らす必要があります。

林業作業者をしながら特殊伐採の技術を習得して、副業として取り組むことで年収を上げることも可能です。

樹木医の資格を持っている

樹木医とは、病気になった樹を治療する樹木のお医者さんです。

国家資格ではありませんが、樹木医を名乗って仕事をするには資格試験に合格する必要があります。

現状では樹木医1本で食べていけるだけの需要はありませんが、副業として活動すれば年収を上げることができます。

林業で年収をアップさせたい人がやってほしい3個のこと

林業は、働いた期間に応じて右肩上がりに年収がアップしていくような業界ではありません。

年収をアップさせたければ、特別なスキルを身につけるか、新しいことにチャレンジしていく必要があります。

業界、社会全体に広く目をむける

何も意識せずに林業作業者として山の中で仕事をしていると、いつの間にか視野が狭くなり世の中の流れから取り残されてしまいます。

ゆったりと時間が流れる空間で仕事ができることが林業の魅力の一つですが、年収をアップさせるにはそればかりではいけません。

まずは自分たちが育て収穫した原木を購入して使用する側のことを勉強しましょう。

原木市場に行って木材のトレンドを確認し、製材工場の人たちに直近の需要や木材流通状況を教えてもらいましょう。

デイリー、ウィークリーで発刊される木材専用の新聞もあるので、それを購読するのも良いでしょう。

業界の最新状況を知ることで、それに応じた造材、販売をすることができ、木材収入のアップに繋がります。

また、業界の中だけを見ていては、これまでの林業を覆すような新しいアイデアは生まれません。

年収をアップさせたければ、都会で活躍している会社員と同じようにアンテナを張って世の中の変化に敏感になることが必要です。

資格の取得、特殊なスキルを身につける

林業に関する資格や免許は沢山存在します。

仕事をする上で欠かせない資格はみんなが持っていますが、ニッチな資格を持っていれば年収アップに繋がります。

土木関係や建設関係の資格を持っていれば、山に道を入れる工事や簡易事務所建設の時に活躍ができます。

機械整備の資格があれば、他の作業班や他社の林業機械の整備も頼まれるようになるかもしれません。

資格を持っていても現職の事業体では手当が少し貰えるだけかもしれません。

しかし、もっとニーズの高い事業体があれば、転職することで収入をアップさせることも可能になります。

働きながら特殊伐採や樹木医のような特殊なスキルを身につけることにも取り組んでほしいと思います。

副業をする

年収をアップさせるために副業というのはおかしな話ですが、林業で副業をするのは割と一般的なことです。

林業は残業がなく、時間に融通がききます。

雨や雪が降ると仕事は休みになるし、日給月給制なので比較的自由に休みも取得できます。

空いた時間を利用して伐採後の不要な原木でしいたけを栽培したり、特殊伐採の仕事を請け負ったり、庭木の剪定やハチの巣駆除などをしている人もいます。

副業と言ってもコンビニのレジ打ちやチラシ配りなどではなく、林業と関わりのあることが多いのです。

近年はインターネット上でも仕事ができる環境が整っています。

林業や田舎暮らしについてのブログを作成したり、山で採集した葉っぱや木の実をインターネット上で販売するような副業もあります。

林業作業だけで年収を上げることはなかなか難しいかもしれませんが、副業も合わせてトータルで収入をアップさせることも検討してみてください。

これから林業に就く人へのアドバイス

日本は国土面積の約70%を森林が占めており、先進国の中では有数の森林大国です。

戦後に植林された人工林が成熟期を迎え、ようやく伐って使う時代に突入しました。

林業を成長産業化させようと、国の政策や取り組みにも力が入っています。

林業で多くの収入を得ている人はまだ少ないですが、やり方次第で充分稼ぐことができる仕事だと思います。

林業には多くのチャンスが眠っているのです。

林業の現状をしっかり把握し、将来的にどうやって収入を増やしていくのか明確なビジョンを持って林業を始めてほしいと思います。

ビジョンがあればチャンスは味方するでしょう。

さいごに

林業の給与や年収について解説しましたが、いかがだったでしょうか。

皆さんの林業就業に役立つことができていれば幸いです。

最終更新日:2019年11月8日

関連記事

官僚の年収を徹底解説|給料・初任給手取り・賞与(ボーナス)・各種手当

日本には「官僚」という職務が存在します。国として、日本を維持するために必要な仕事です。つまりは、「高度なスキルを持った国家公務員」と言うことができるでしょう。不景気が続く現在の日本では、「官僚」になって多くの賃金を貰うことが成功者への大きなルートになることは間違いないでしょう。今回は、その「官僚」がどれくらいの給料を貰っているのか?を徹底的に見ていこうと思います。結論としては、「官僚になって出世を繰り返せば間違いなく将来安泰な給料を貰えます」ということです。その為には様々な必要なスキルがありますので、その辺りもご紹介していきましょう。官僚の平均年収は350万円~1400万円が相場官僚の平均年収

内閣総理大臣の年収を徹底解説|給料・賞与(ボーナス)・各種手当

「三権分立」の原則を定めている日本国憲法では、国会(立法)、内閣(行政)、裁判所(司法)という三つの機関が互いに抑制し合ってバランスを保っています。中でも国民から最も注目されるポストにあるのが、内閣の首長として行政各部を指揮監督する内閣総理大臣です。日本国民の皆さん。内閣総理大臣の年収が一体いくらくらいあるのかご存じですか?手取りやボーナス、手当はどれくらいもらっているのでしょう?今回は、私たちが最も気になる内閣総理大臣の懐事情を徹底的にご紹介します!内閣総理大臣の平均年収は総額約4049万円以上です結論からズバリご紹介します。内閣総理大臣の平均年収は約4049万円以上(非課税分を含めると約5

ファンドマネージャーの年収を徹底解説|給料・賞与(ボーナス)・各種手当

ファンドマネージャーとは、投資信託や年金の運用を行う専門家です。一般的に運用会社に所属して業務を行っています。投資家から預かった資産を運用するために、アナリストやトレーダーと連携し、投資家の期待に沿ったパフォーマンスを積み上げていきます。巨額の資金を運用することもあるので精神的なプレッシャーが大きくのしかかる一方で、実績を積み上げれば高い年収も望める職業です。この記事では、ファンドマネージャーの年収について詳しく解説していきます。ファンドマネージャーの平均年収は720万円が相場DODAの平均年収ランキング2019年のファンドマネージャー/ディーラー部門の平均年収は720万円です。年収はファンド

プロデューサーの年収を徹底解説|給料・初任給手取り・賞与(ボーナス)・各種手当

現場全体を格好良く仕切り、華やかなイメージを持たれることの多いプロデューサー。皆さんの中には、そんなプロデューサーに憧れて、自分もやってみたいと思っている人もいらっしゃるのではないでしょうか。「プロデューサーって高年収のイメージがあるけど、実際はいくら貰っているの?どんな人が向いている?」あなたのプロデューサーに対するそんな疑問を、この記事が解決します。この記事を読めば、プロデューサーの実際の年収はもちろん、プロデューサーに必要なスキルまで詳しくなっているはずです。ぜひ参考にしてみてください。プロデューサーの平均年収は500万円が相場プロデューサーの平均年収は約500万円が相場です。これは、他

マーケターの年収を徹底解説|給料・賞与(ボーナス)・各種手当

就職活動における人気の職業の一つに、マーケターも挙がると思います。商品を売るために、どんなマーケティングをすれば売れるのかをリサーチするのが、マーケターの仕事です。そんなマーケターは花形職業のイメージがあるので、なんだか年収も高そうなイメージを持ちますよね。実際マーケターはどれくらいの年収を得られるのでしょうか?今回はマーケターの年収についてお伝えしたいと思います。マーケターの平均年収は700万円が相場マーケターの平均年収はなんと700万円です。日本の平均年収が400万円程度ですので、もう少しお給料がアップすれば、単純に平均年収の2倍程のお給料を貰えるという計算になりますよね。会社の売り上げを

ボイラー技士の年収を徹底解説|給料・賞与(ボーナス)・各種手当

ボイラーは、様々な建物に設置されています。その管理ができるのがボイラー技士。国家資格を取得する必要のあるボイラー技士の年収はどのくらいなのかを解説していきます。ボイラー技士の平均年収は400万円前後が相場厚生労働省の賃金構造基本統計調査の結果によると、ボイラー技師の平均年収はおおよそ400万円程が相場となります。ボイラー技士は技術職のため、資格の取得だけでなく経験や年齢によっても年収に差が出てきます。ボイラー技士の年収・給料の構成要素ボイラー技士の年収は、「基本給」「能力給」「ボーナス」及び各種手当て(通勤手当、家族手当、社会保険等)の構成になっている場合が多くあります。基本給・能力給などはど

研究者の年収を徹底解説|給料・初任給手取り・賞与(ボーナス)・各種手当

研究者は、自分の好きなことを追求する、これまでにないものを開発するなど、夢がある職業の一つです。幼い頃、将来は研究者になりたい!と言っていた人もいるのではないでしょうか。研究者になることを目標に、高校や大学受験を頑張ってきた人もいると思います。研究者と一言で言っても、研究分野や就職先となる大学や研究機関により収入は変わってくるのですが、実際にどのくらいのお給料を貰えるのか、あまり情報が流れていないというのが現状です。そこでこの記事では、研究者の年収について様々な視点から徹底解説します。研究者の平均年収は450万円~500万円が相場研究者は、職位により待遇が異なります。大学院の博士課程を修了した

労働基準監督官の年収を徹底解説|給料・初任給手取り・賞与(ボーナス)・各種手当

長時間労働やブラック企業、パワハラやセクハラなど労働環境を巡る問題が最近多く取り上げられています。そんな中、労働者の健康や権利を守り、労働環境を改善していくために働いているのが「労働基準監督官」です。労働Gメンと呼ばれる労働基準監督官の年収を、能力や仕事内容と併せて解説していきたいと思います。労働基準監督官の平均年収は約660万円が相場労働基準監督官の平均年収はどれくらいになるのでしょうか?そもそも、労働基準監督官は国家公務員ですので、その給与や手当に関しては国家公務員の給与を定めた「一般職の職員の給与に関する法律」という法律で規定されています。それを基に算出すると、労働基準監督官の平均年収は

アパレル店員の年収を徹底解説|給料・初任給手取り・賞与(ボーナス)・各種手当

アパレル店員の年収はあまり高くない…というイメージをお持ちの方も多いと思います。そこで今回は、実際のアパレル店員の年収を徹底的に解説します。アパレル店員の給料事情やボーナス、手当、年収UPの特徴などをまとめて紹介していきたいと思います。アパレル店員の平均年収は320万円前後が相場有名転職サイトの各社データを参考にアパレル店員の平均年収を算出すると、おおよそ320万円前後であることが分かりました。一般的なアパレル店員から店長に昇給することで年収が上がることはもちろんですが、性別によっても年収に大きく差があります。またアパレル業界の年収は、地方の店舗よりも都市部が高い傾向にあり、年齢やキャリアだけ

ファイナンシャルプランナーの年収を徹底解説|給料・賞与(ボーナス)・各種手当

ファイナンシャルプランナーと言えば、基本的に資格が必要であり年収が高いイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか。「ファイナンシャルプランナーの年収は高い?」「資格は必要なのか」など、気になる方も多いと思います。今回は、ファイナンシャルプランナーの年収や年収の上げ方について紹介します。ファイナンシャルプランナーの平均年収は300万円~400万円が相場ファイナンシャルプランナーの平均年収は、約300万円〜400万円です。しかし、ファイナンシャルプランナーの年収は雇用形態や勤務地によって大幅に異なります。そのため、年収が300万円以下の人もいれば1000万円を超える人もいます。平均年収は300

建設コンサルタントの年収を徹底解説|給料・初任給手取り・賞与(ボーナス)・各種手当

建設コンサルタントは、国や自治体などが行うインフラ整備事業(道路や鉄道などの交通関連、通信回線や上下水道などのライフライン関連、河川ダムや廃棄物処理など環境関連)の計画や設計をコンサルティングする仕事です(そこから先の実際の施工業務は建設業が担当)。官公庁や企業を顧客と位置づけ、関連する建設業の業務とも連携しながら、インフラ整備事業全般をマネジメントする役割とも言えます。そんな大きな役割を担う建設コンサルタントに興味をお持ちの方もいるでしょう。また、どれくらいの給料が貰えるのか、気になるところですよね。今回は、建設コンサルタントの収入について調査しました。平均年収や雇用形態別の収入の違い、どれ

力士の年収。横綱・大関・関脇・小結・十両・幕下をそれぞれ解説

相撲は日本の国技であり、相撲を好きな方も多いのではないでしょうか?私自身も、祖母や祖父が真剣に、時には声援をあげながら楽しそうに見ていたのを思い出します。それを横目に私は「力士ってどれくらいのお金を貰っているのだろうか?」とよく思っていたものです。力士の年収事情を知りたい方は、沢山いるのではないでしょうか。この記事では、横綱と大関、関脇・小結、そして十両・幕下のそれぞれの年収をご紹介していきたいと思います。力士の平均年収は2350万円が相場まずは、力士っていくらくらい貰える職業なのか?が気になるところなので、年収の平均額について確認していきましょう。相場を調べてみた結果、力士の平均年収は235

刑務官の年収を徹底解説|給料・初任給手取り・賞与(ボーナス)・各種手当

法務省に属し、法務官管轄の刑事施設(主に刑務所)で働く刑務官。受刑者の刑務作業や私生活を指導し時には監視する業務が主となる刑務官は、受刑者の社会復帰のサポートをするという大きな責任が伴います。また、日常の受刑者の様々な変化などを日誌や報告書にまとめる事務作業も存在します。一般的に刑務所内での業務となるため閉鎖された空間での仕事で、心身共に忍耐が必要な刑務官は、一体どれくらいの給料で働いているのでしょうか。今回は、刑務官の収入について詳しく解説していきます。刑務官の平均年収は600万円が相場刑務官の平均年収は600万円です。月給の平均がおおよそ38万円です。平均年齢は41.4歳です。この平均値に

自衛隊の年収を徹底解説|給料・賞与(ボーナス)・各種手当

皆さんは、自衛隊っていくらぐらい給料を貰っているんだろう?と気になったことはありませんか?この記事では、陸上自衛隊経験のある筆者が、自衛隊員の年収や給料、ボーナスはどのように決まっているのか?を中心にご紹介していきます。少しでも多くの方の参考になれば幸いです。自衛隊の平均年収は640万円が相場自衛隊で自衛官として勤務に従事する場合、雇用形態は全て「特別国家公務員」となります。自衛隊の平均年収は「640万円」が相場となっています。次に、平均年収の構成要素について見ていきましょう。自衛隊の年収・給料の構成要素まずはじめに、自衛隊には大きく分けて「陸上自衛隊」「航空自衛隊」「海上自衛隊」の三つがあり

セラピストの年収を徹底解説|給料・初任給手取り・賞与(ボーナス)・各種手当

年々需要が拡大しているセラピスト。そんなセラピストに憧れていても、セラピストは稼げるの?年収はどのくらい?などの疑問を抱えている方もいらっしゃると思います。そこで今回は、セラピストの年収・給料・ボーナスなどに関して徹底解説します!セラピストに興味がある人、目指してみたい人は、ぜひ参考にしてみてください。セラピストの平均年収は200万円~300万円が相場セラピストの平均年収は200万円~300万円が相場だと言われています。月収で換算してみると、おおよそ16万円~22万円になります。平均年収や月収だけ見ると、日本全体の平均年収よりもやや低い印象を受けます。しかしセラピストという職業柄からして、スキ

アロマセラピストの年収を徹底解説|給料・賞与(ボーナス)・各種手当

アロマセラピストとして働いてみたいと考えている方にとって、アロマセラピストの給料はどのぐらいなのか、アロマセラピストとして働く上でどうすれば年収が上がるのか、気になるところですよね。そこで今回は、アロマセラピストの平均年収や、年収の上げ方について紹介します。アロマセラピストの平均年収は250万円~300万円が相場アロマセラピストの平均年収は、250万円〜300万円が相場です。その他の業種と比較すると少し低いと感じる方も多いですが、あなた自身のスキルや経験を身につけることで、年収を上げることも可能です。基本的にはサロン勤務などが多いですが、中にはホテルでの派遣などで働いている方も多いです。しかし

海上保安官の年収を徹底解説|給料・初任給手取り・賞与(ボーナス)・各種手当

巡視船艇や航空機等に勤め「海の警察官」と呼ばれる海上保安官は、名前は知っているけど実態はよく分からないというような職業です。海の安全を守り、時には人命を守ることもある海上保安官という仕事は、一体どれくらいの年収なのでしょうか。金銭面が意外と知られていない海上保安官について、今回は解説していきます。この記事を読み海上保安官の収入について知ることで、海上保安官への興味関心が増すでしょう。海上保安官の平均年収は655万円が相場海上保安官の年収の相場の平均は655万円です。海上保安官は比較的業務が忙しく、また時には海難事故の救助など人命に関わる国家公務員のため、サラリーマンや他の業種に比べると年収は高

気象予報士の年収を徹底解説|給料・初任給手取り・賞与(ボーナス)・各種手当

気象予報士は、どの程度年収が貰える仕事なのでしょうか。また、どのような企業に入社すれば高い年収を貰えるのでしょうか。これから気象予報士を目指そうとしている方や、現在の自分の年収が気象予報士の平均年収と比べてどの程度なのかを知りたい現役気象予報士の方は、ぜひ参考にしてみてください。年収・月給・ボーナスについては、独自に計算して算出しています。目安としてご参考にしてください。気象予報士の平均年収は約500万円が相場気象予報士の平均年収は、約500万円が相場です。日本の平均年収が約440万円ですので、平均よりも多く稼げる仕事と思って良いでしょう。しかしながら、気象予報士になるためには合格率約5%の国

心理カウンセラーの年収を徹底解説|給料・初任給手取り・賞与(ボーナス)・各種手当

心理カウンセラーはストレスや悩みを抱えた人の相談を聞くお仕事で、ストレス社会と言われている現代においてとても重要な仕事です。心理カウンセラーと一口に言っても、実は様々な資格や種類があるのをご存知でしょうか。国家資格である公認心理師、教育関係で活躍する臨床心理士、職場で活躍する産業カウンセラーなど様々な種類があります。これらを総称して一般的に心理カウンセラーと呼びますが、心理カウンセラーの年収はどのくらいなのでしょうか。将来、心理カウンセラーになりたい人、お給料アップを目指している人は、ぜひ参考にしてくださいね。心理カウンセラーの平均年収は430万円が相場心理カウンセラーの平均年収は、430万円

お笑い芸人の年収を徹底解説|年収相場や主な4つの収入源

今や「将来就きたい職業」のランキング上位常連となった「お笑い芸人」。活躍の場は劇場公演やお笑いライブに留まらず、テレビでお笑い芸人を見ない日はありません。そんなお笑い芸人の年収はどのくらいなのか、また、どんなことが収入に繋がっているのか、今回はお笑い芸人のお金事情について徹底解説します。 お笑い芸人の平均年収の相場は? お笑い芸人と一口に言っても所属事務所によって年収は大幅に異なるため、ひとくくりで平均年収を挙げることは意外と困難です。というのも、仮に同じ事務所に所属している芸人でも、営業先がテレビやラジオといったメディアなのか、お笑いライブなどのオフラインの場はがメインなのかによって年収は大

表示準備中