パチプロの年収を徹底解説|年収が高い人のスキルや特徴・年収アップのコツなどを紹介
駅前や郊外のパチンコ店の前で沢山の客が並んでいる姿を見かけたりします。
市場規模が20兆円とも言われる巨大な娯楽産業であるパチンコですが、ギャンブル、ストレス発散の遊びなど、様々な目的で客はパチンコ店に出かけているのだと思います。
その目的の中で、お金を稼ぐことを目的としてパチンコ店に行き、継続して利益を上げていくのがパチプロです。
パチプロの定義というもの特にありません。
ざっくりした表現だとパチンコ、パチスロで稼いで生活できる人のことをパチプロと呼びます。
さて、パチプロはどれくらい稼ぐことができるのでしょうか。
こちらの記事では、パチプロの年収についてご紹介していきます。
パチプロの平均年収は350万円~450万円が相場
パチンコ店にはパチンコ玉を出すパチンコと、スロット台でメダルを出すパチスロの2種類の機械があり、どちらにもプロがいます。
パチンコで稼ぐ人をパチプロ、スロットで稼ぐ人をスロプロと呼んだりします。(ここでは両方あわせてパチプロと書きます)
また、プロの中にも1人で行動する人、複数で行動する人、チームで行動する人など沢山のプロがいるのです。
パチプロの年収は行動スタイル、技量の大小によって大きく変わってきます。
専業としてパチプロをしている人、会社勤め、アルバイトで働きながら兼業でパチプロをしている人、プロにも様々なスタイルがあります。
パチプロの年収は100万円~1000万円くらいとかなり幅広いです。
現在のパチンコ、パチスロの状況だと、平均年収は大体350万円~450万円くらいではないでしょうか。
1ヶ月で30万円~35万円ほどの収入です。
パチプロで稼いだお金は社会保険料などが引かれることはないので、まるまる手元に入ります。
新入社員の時やアルバイトの給料よりは高いですが、毎月安定した稼ぎを得ることができるわけではありません。
パチンコを打っても必ず毎日出るわけではないので、どうしても収入にムラが出る傾向がありあす。
パチプロの収入の構成要素
パチプロには、パチンコ店で朝の開店から勝てると思われる台に座って、その根拠が揺るがない限りは打ち続けて期待値を稼いでいく人がいます。
良い台を1日ずっと打ち続けるという単純な作業となりますが、単純なだけに実力差がとてもハッキリして収入の差に出てきます。
今日パチンコで10,000発出したとか、パチスロで2,000枚出たということの繰り返しになります。
また、パチンコ、パチスロライターとしてパチンコ雑誌で原稿を書いたり、パチンコ店にイベントで出張して稼いで行く人もいます。
主な収入はパチンコ、パチスロで沢山出して収入を稼ぐことです。
パチプロは、最高でどれくらいの年収まで目指せるか?
以前借金をしてパチンコ店に行くパチンコ中毒になる人が社会問題になった時もあり、それらをきっかけとしてギャンブル性の強い機種を発売できない規制が沢山出てきています。
もちろん、規制に伴ってパチプロが稼ぐことのできる金額も減ってきています。
現在のパチンコの基準では、年間1000万円稼ぐのが最高水準です。
年収1000万円というと大企業の管理職くらいの収入になります。
頑張れば結構稼ぐこともできます。
しかし、これくらい稼ぐことができるのはほんの一握りのプロです。
ほとんどのプロはそれよりもずっと少ない収入になっているのが現状です。
パチプロの年収が高い人の条件・スキル・特徴は?
パチプロは完全実力主義の世界です。
沢山稼げる人と全く稼ぐことができない人とでは雲泥の差があります。
もしかしたら、月収、年収がマイナスになる可能性もあります。
結果が収入としてハッキリと現れるので、ある意味厳しい世界かもしれません。
ここでは、年収が高い人の条件、スキルなどを紹介します。
1.心身共に健康である
365日全ての日でパチプロとしてパチンコ店で稼働することができます。
朝の開店から良い台に座れた場合には、夜遅くの閉店まで10時間以上打ち続けることも少なくありません。
ずっと座り続けると腰がとても痛くなりますし、パチンコ台のハンドルを握っていれば腱鞘炎になる場合もあります。
また、パチスロを打っていたら肩が上がらなくなるくらい痛くなるときもあり、体力勝負にもなります。
結果が伴わずマイナスが続いたりすると、精神的にも辛くなってきます。
良い判断やマネジメントするには冷静な心が必要です。
これらのことを考えると、パチプロという仕事は心身が健康であることがとても大事になってきます。
2.冷静に台の取捨を選択する判断力がある
パチンコメーカーは客に長い時間打ってもらうために、色々と煽る演出をする台を販売しています。
当然、パチンコ店も沢山の客が長時間の稼働をしてくれることが利益になります。
パチンコであれば、どれくらい回るのかを見極めて期待値がより高い台を見つけて打たなければいけません。
また、同じ台でも回り方にムラが出る台も多いので、その判断についても冷静にします。
パチスロならば、高設定の台かどうかを見極めるのがとても重要になってきます。
主に子役の出現率、ボーナス出現率等で判断をします。
面白い台が沢山あるのでダラダラと打ちたくなってしまうのですが、ゾーンを抜けたり、子役出現率が高設定の台の平均を下回ったり、メダルの出方がおかしいと思った時には、プラス域でもスパッと打つのを止めたりする冷静な判断が必要になります。
3.稼働できる時間が沢山ある人
地域にもよりますが、パチンコ店は9:00~23:00の間営業しています。
もちろん年中無休で開いています。専業のパチプロは期待値が高い台で長い時間打ち続けます。
理屈では、良い台で打てば勝てるのがパチンコ、パチスロです。
その良い台をゲットすることができた時には、ご飯を食べる時間を割いてでも打つ必要があります。
4.コミニュケーション能力がある人
パチプロには様々なスタイルで活動している人がいます。
新台入れ替えの情報、イベントの情報、最近の店の出し方の情報などはパチプロで収入を得るには大事な情報です。
それを全て一人で把握するにはとても労力がかかってきます。
その情報を他のプロの人と共有したり、そのお店ごとの常連さんと仲良くなったりと、コミニュケーションをとることが得意な人は、パチプロとして有利に収入を得ることができるようになります。
パチプロとして年収をアップさせたい人がやってほしい5個のこと
パチプロはただ漠然と遊技をしているわけではありません。
細かく地道なことをコツコツ実践しているからこそ、一般の客とは明らかに違う収入を稼ぐことができるのです。
ここでは、年収をアップさせるためにやってほしいことを紹介します。
期待値を頭に入れる
パチンコは回転率、パチスロは機械割が良ければ良いほど期待値が高くなります。
それは機械ごとに変わっているので、その機種ごとに把握しておき、暗算、スマホの電卓で計算して瞬時に頭で冷静に判断できる能力をつけましょう。
マイホールと呼べる行きつけの店を沢山つくる
店によって出玉の出し方にも様々な特徴があります。
そのような特徴、イベントなどを複数店舗分を把握しておけば、その日、その週の一番稼げる可能性が高い立ち回りをすることができるようになります。
子役カウンターを使う
スロプロは子役カウンターという道具を持っています。
子役カウンターは、パチスロで通常プレイ中に当たる子役の出現率をそれぞれ確認するために使います。
大まかな設定の判別に利用し高設定なら粘って打つ、そうでなければやめるという判断材料の一つとして使用します。
地味ですが大事な要素になります。
高設定示唆の演出を覚える
今新しく出ているパチンコ、パチスロには設定というものがあります。
設定が良ければ勝ちやすいのですが、それぞれに大当たり中や演出で高設定を示唆してくれる演出があります。
それを自分の台で見たり、またはほかの客の台で演出を見て台が空いたら移動するなどの予備知識が役に立ってきます。
仲間を作って情報を共有する
例えば、良い台が複数あるのに単独で行動していると、良い台を逃してしまうこともあります。
そういう時にパチプロ仲間を作っておくと、「ノリ打ち」のような複数人で打って利益を分けるという戦術を使うことができます。
それ以外にも様々な店の情報を交換することができるので、とても大事な存在です。
これからパチプロになる人へのアドバイス
パチプロは、会社などの組織に属するのが苦手な人や若い内に沢山お金を貯めて事業を始めたい人、会社勤めをしながら補完的に兼業で収入を補いたい人たちなどにはとてもオススメです。
パチプロは以前と比べると稼げる金額も人数も大幅に減ってきています。
しかし、まだまだやり方によっては充分に収入を得ることができるでしょう。
会社員などの安定的な収入が保障されているわけではないので、良いときには開店から閉店まで打ち続けたり、昼ごはんを抜いてでも打ち続けたり、結構シビアな面もあります。
稼働実働時間と通常の8時間勤務の仕事と比べると、月によっては収入も大幅に減ってしまう時もあります。
安易に勝つことは難しく、パチプロは地道にコツコツと収益を積み上げていくことが大事です。
さいごに
世間的にはなかなか認知してもらうことができないパチプロですが、お金を稼ぐために努力することはどんな仕事でも同じで沢山あります。
好きなパチンコ、パチスロで稼ぐことを仕事としてできるのならば、こんな素晴らしいことはないですよね。
興味を持ったなら、まずは地域のパチンコ店のこと、パチンコ、パチスロの機種の特徴などをよく調べてみて、期待値を上回る台を打ち続けることに徹底してみてくださいね。
最終更新日:2020年7月2日