カフェ店長年収の給料を徹底解説|給料・初任給手取り・賞与(ボーナス)・各種手当
素敵なインテリアに囲まれて、美味しい料理を味わえるカフェ。
チェーン店からこだわりの詰まった個人店までその業態も様々ですが、どのお店も一人でも入りやすく、しっかり食事を取る際にも、ちょっとお茶をしたい時にも使えて便利ですよね。
おしゃれなカフェで働く素敵な店員に憧れている方、もしくは将来はこんなカフェを開きたい!と思っている方は多いのではないでしょうか。
おしゃれで素敵な仕事であることは間違いありませんが、気になるのはそのお財布事情。
カフェ店員さん、特に店長ともなるとどのくらいのお給料を貰っているのでしょうか。
今回はカフェ店長のお給料に迫ってみましょう。
カフェ店長の平均年収は270万円が相場
カフェ店長の平均年収は、もちろんお店によって差があります。
全国展開をしているチェーン店と個人のお店ではお給料にかなりの差が出ると思って間違いありません。
が、おおよその平均年収は270万円~330万円といったところでしょう。
月給は22万円ほどが平均値のようです。
カフェ店長の年収・給料の構成要素
カフェ店長の年収・お給料を構成するのは「基本給」「職務手当」「残業代」「能力給」「ボーナス」の場合が多いでしょう。
細かく内訳を見ていきましょう。
基本給・能力給・職務手当・残業代はどれくらい?
カフェ店長の基本給は16万円前後というのが相場のようです。
店長として働くようになれば、職務手当として1万円ほどが付与されることも。
カフェ店長のお給料は働くお店によってまちまちですので、職務手当も残業代もつかないと言うところも珍しくありません。
カフェのお仕事は素敵な仕事ですが、「稼げるか」「稼げないか」で考えると、正直言って稼げる仕事ではありません。
しかし、独立をして自分のお店を持つとなると話は別です。
流行りのお店を作ることができれば、年収もぐっと上向きます。
賞与(ボーナス)はどれくらい?
賞与も出ないことが多いですね。
しかし、チェーン展開をしているカフェであれば、年に2度、きとんと賞与がいただけるところも多いでしょう。
賞与の金額に関しても、3ヶ月分などとしっかり決められているところは少なく、売上に左右されることも。
10万円~20万円もあれば良い方だと思います。
各種手当はどういったものがある?
母体の会社がしっかりとしているカフェであれば、住宅手当や通勤手当、家族手当など各種手当が支給されるでしょう。
しかし、個人店では手当をいただけることは少ないと思って間違いありません。
カフェ店長の年収を新卒や雇用形態別に見る
カフェ店長の年収は、雇用形態や経験によって異なってくるのでしょうか。
みなさんの働き方や経験を当てはめて考えてみてください。
新卒の場合の年収
新卒でカフェの正社員になった場合、学歴に関係なく同じお給料からスタートする場合が多いでしょう。
新人時代は月給18万円ほどからスタートです。
店長に昇格するスピードはお店にもよりますし、能力にもよります。
店長になったなら役職手当がついたり基本給が上がったりするので、月給は22万円程になるでしょう。
社会人が転職する場合の年収(正社員)
続いて中途採用の場合です。
同じ飲食業界からの転職・中途採用である場合、前職のお給料を保証してくれるお店もあるにはあります。
しかし、あまりよく見かける条件ではありません。
社会人が転職する場合でも、最初から高いお給料をいただけるところは多くありません。
新入社員よりは少しだけ高い20万円前後からのスタートとなるでしょう。
パート・アルバイトの場合の年収
店長ではなくパート・アルバイトとして働く場合は、お給料はすべて時給で決められます。
カフェの時給は決して高くなく、1,000円前後が平均と言えるでしょう。
パート・アルバイトで年収換算すると決して高くはありませんが、自由に働く日数や時間を選べるのでダブルワークなどにおすすめです。
カフェ店長では、最高でどれくらいの年収まで目指せるか?
カフェ店長で目指せる年収は、雇われである場合は400万円ほどが最高となるでしょう。
独立して自分のお店を持つことができれば年収は上がって行く可能性があります。
もちろん、お店が上手くいかず閉店してしまう場合もありますので、全ては腕次第です。
カフェ店長ではどういった勤務先だと年収が高くなるか?
続いてカフェ店長の仕事をしながら年収を上げるためにはどのような職場で働けば良いのでしょうか。
ご紹介していきましょう。
チェーン展開しているカフェで働く場合の年収
全国展開しているカフェで働けば、おそらくカフェ店員の中で一番高い給与相場となります。
賞与や交通費もしっかりと支給されるので、家族を養わなければならない男性の方でも安心して働けます。
月収は22万円~、店長クラスになると30万円を超えるお店も。
賞与もしっかりいただけるので、年収は400万円前後となるでしょう。
母体が別業種のカフェで働く場合の年収
カフェを経営している会社は、飲食業がメインではない場合がかなりあります。
インテリア会社、雑貨屋、食器屋、花屋などなど、メインの業種を持ち、カフェと組み合わせて経営しているお店が少なくありません。
このような会社の経営するカフェで働く場合の年収はおおよそ350万円前後になるでしょう。
カフェのみで経営をしているわけではないので会社の財政は安定していますが、カフェに割く予算には上限が設けられているはずです。
人件費はなるべく抑えたいというのが本音でしょう。
個人経営のカフェで働く場合の年収
個人経営のカフェの場合、そもそも正社員になることがあまり簡単なことではありません。
全国展開とまではいかなくとも何店舗か経営をしているカフェであれば正社員の募集も見かけますが、完全な個人経営ではオーナーが店長を兼ねる場合がほとんどです。
パート・アルバイトとしての働き方がメインとなるでしょう。
最後に
今回はカフェ店長のお給料についてご紹介しました。
カフェの仕事は決して儲かる仕事ではありません。
その代わり、おしゃれな空間で楽しく働けたり、自分の作った料理をお客様に提供できると言ったメリットがいくつもあります。
明るく楽しく働きたい、そんな方はカフェでの仕事を視野に入れてみてはいかがでしょうか。
最終更新日:2019年7月29日