34歳・35歳・36歳の平均年収。手取り・中央値・男性女性別・大卒高卒など学齢別にも解説
社会人になって、がむしゃらに仕事をこなし気づけば30代半ば。
同年代はどのくらいの収入があるのか、自分の収入は平均と比べ高いのか低いのか気になりませんか?
今回は、34歳・35歳・36歳の平均年収から手取り額、収入の中央値や男性女性別、大卒高卒など学齢別まで徹底的に解説していきたいと思います。
34歳・35歳・36歳の平均年収と手取りは、それぞれいくら?
まず、34歳のモデル平均年収は459万円で、 35歳のモデル平均年収は465万円、36歳のモデル平均年収は474万円です。
それぞれの手取り額を計算すると34歳の年収手取り額は約361万円、35歳の年収手取り額は約365万円、36歳の年収手取り額は約373万円となります。
(あくまで試算であって、同じ年収でも個人によって手取り金額が異なることがあります。)
年齢ごとの平均年収
年齢ごとの平均年収を見やすく以下にまとめました。
- 34歳の平均年収:459万円
- 35歳の平均年収:465万円
- 36歳の平均年収:474万円
年齢ごとの手取り額
年齢ごとの手取り額も見やすく以下にまとめました。
- 34歳の手取り額:約361万円/年
- 35歳の手取り額:365万円/年
- 36歳の手取り額:373万円/年
34歳・35歳・36歳の年収の中央値はどのくらい?
中央値とは全体の年収データを順に並べた際にちょうど中央にくる値の事です。
先程は、平均値でしたが、34歳・35歳・36歳の年収の中央値はどのくらいでしょうか。
34歳・35歳・36歳の年収中央値
34歳の年収中央値は430万円、35歳の年収中央値は450万円、36歳の年収中央値は450万円です。
34歳の35歳の間には年収中央値に差がありますが、35歳と36歳の間では年収中央値に差がありませんでした。
34歳・35歳・36歳の年収分布
3年齢ごとに絞った年収分布は残念ながらありませんが、30代全体の年収分布は以下のようになります。
年収300万円未満:13.8%
年収300万円~400万円:26.4%
年収400万円~500万円:24.9%
年収500万円~600万円:16.1%
年収600万円~700万円:9.3%
年収700万円~800万円:4.5%
年収800万円~900万円:2.4%
年収900万円~1000万円:1.0%
年収1000万円以上:1.5%
年収300万円~400万円が一番多く、年収900万円~1000万円が一番少ないようです。
34歳・35歳・36歳で、年収700万円以上・年収1000万円以上はどのくらいいる?
では34歳から36歳で年収700万円以上の人や、その中でも年収1000万円以上の人はどれくらいいるのでしょうか。
以下にまとめました。
- 年収700万円以上の割合:9.4%
- 年収1000万円以上の割合:1.5%
男女ごとの34歳・35歳・36歳の平均年収。性別で年収に差は出る?
では男女ごとで平均年収に差はあるのでしょうか?
詳しく見て行きたいと思います。
年齢ごとの男性の平均年収
年齢ごとの男性平均年収を以下にまとめました。
- 34歳男性の平均年収:497万円
- 35歳男性の平均年収:502万円
- 36歳男性の平均年収:512万円
年齢ごとの女性の平均年収
年齢ごとの女性平均年収を以下にまとめました。
- 34歳女性の平均年収:381万円
- 35歳女性の平均年収:387万円
- 36歳女性の平均年収:392万円
やはり、全体的に見ても女性より男性の方が平均年収が高いという結果となりました。
都道府県別に見る34歳・35歳・36歳の平均年収。地域で年収に差は出る?
先程は男女別平均年収の差を見ました。
では都道府県別に見ても34歳・35歳・36歳の平均年収に差はあるのでしょうか。
以下にまとめました。
34歳・35歳・36歳の平均年収が高い都道府県トップ10
34歳・35歳・36歳の平均年収が高い都道府県をピックアップしました。
ではさっそく見て行きましょう!
(以下のランキングでは、34歳・35歳・36歳のそれぞれの平均年収も記載してますが、35歳の平均年収を元に順番に並べています。)
1位:東京都(34歳:男性610万円、女性465万円、35歳:男性625万円、女性470万円、36歳:男性640万円、女性476万円)
2位:愛知県(34歳:男性569万円、女性405万円、35歳:男性583万円、女性405万円、36歳:男性597万円、女性405万円)
3位:神奈川県(34歳:男性543万円、女性428万円、35歳:男性557万円、女性433万円、36歳:男性572万円、女性438万円)
4位:大阪府(34歳:男性541万円、女性421万円、35歳:男性553万円、女性423万円、36歳:男性564万円、女性426万円)
5位:茨城県(34歳:男性510万円、女性371万円、35歳:男性522万円、女性373万円、36歳:男性534万円、女性374万円)
6位:三重県(34歳:男性523万円、女性370万円、35歳:男性533万円、女性370万円、36歳:男性543万円、女性370万円)
7位:滋賀県(34歳:男性513万円、女性363万円、35歳:男性525万円、女性364万円、36歳:男性538万円、女性365万円)
8位:兵庫県(34歳:男性511万円、女性379万円、35歳:男性523万円、女性382万円、36歳:男性535万円、女性386万円)
9位:栃木県(34歳:男性500万円、女性360万円、35歳:男性514万円、女性364万円、36歳:男性527万円、女性369万円)
10位:千葉県(34歳:男性501万円、女性386万円、35歳:男性508万円、女性391万円、36歳:男性516万円、女性396万円)
最下位は宮崎県
都道府県別平均年収の最下位は宮崎県でした。
宮崎県の平均年収は34歳:男性395万円、女性300万円、35歳:男性408万円、女性299万円、36歳:男性422万円、女性299万円です。
1位と最下位では最大218万円も差がつく
1位東京都の平均年収は34歳:男性610万円、女性465万円、35歳:男性625万円、女性470万円、36歳:男性640万円、女性476万円です。
一方最下位の宮崎県の平均年収は34歳:男性395万円、女性300万円、35歳:男性408万円、女性299万円、36歳:男性422万円、女性299万円です。
これらを比較すると34歳:男性215万円、女性165万円、35歳:男性217万円、女性171万円、36歳:男性218万円、女性177万円もの差額があります。
働く地域によってこんなにも差があるとは、驚きますね。
学歴別に見る34歳・35歳・36歳の平均年収
学歴別に34歳・35歳・36歳の平均年収をまとめました。
それでは早速見て行きましょう!
大卒・大学院卒34歳・35歳・36歳の平均年収
大卒・大学院卒の平均年収はいくらでしょうか?
男女別に見てみましょう。
- 大卒・大学院卒34歳の平均年収:男性585万円、女性461万円
- 大卒・大学院卒35歳の平均年収:男性602万円、女性468万円
- 大卒・大学院卒36歳の平均年収:男性619万円、女性476万円
同じ大卒、大学院卒でも男性の方が女性よりも平均年収が高いことが分かります。
また年齢ごとに見る平均年収の上り幅も男性の方が女性よりも高い傾向にあります。
高専・短大卒34歳・35歳・36歳の平均年収
高専・短大卒の34歳・35歳・36歳の平均年収はどのくらいでしょうか?
男女別に見て行きたいと思います。
- 高専・短大卒34歳の平均年収:男性455万円、女性381万円
- 高専・短大卒35歳の平均年収:男性465万円、女性386万円
- 高専・短大卒36歳の平均年収:男性475万円、女性391万円
こちらも、同じ高専・短大卒でも男性の方が女性よりも平均年収が高くなっています。
また大卒・大学院卒の平均年収と比べると高専・短大卒の方が平均年収が低い傾向にあります。
高卒34歳・35歳・36歳の平均年収
高卒の平均年収はいくらでしょうか?
こちらも男女別に見てみましょう。
- 高卒34歳の平均年収:男性443万円、女性302万円
- 高卒35歳の平均年収:男性452万円、女性305万円
- 高卒36歳の平均年収:男性461万円、女性307万円
こちらも、同じ高卒でも男性の方が女性よりも平均年収が高いことが分かります。
また大卒・大学院卒の平均年収や高専・短大卒などと比べると、高卒の方が平均年収が低い傾向にあります。
中卒34歳・35歳・36歳の平均年収
では中卒の平均年収はいくらでしょうか?
こちらも男女別にまとめてみました。
- 中卒34歳の平均年収:男性414万円、女性287万円
- 中卒35歳の平均年収:男性422万円、女性291万円
- 中卒36歳の平均年収:男性430万円、女性294万円
やはり中卒も他の学歴同様、男性と女性では男性の方が平均年収が高い結果となりました。
また、大卒大学院卒が男女共に一番平均年収が高く、中卒が一番平均年収が低い結果となりました。
学歴ごとに見る平均年収の上り幅は、大卒大学院卒とその他学歴で一部100万円以上と大きく差が付きましたが、その他学歴では数十万円の差に留まりました。
34歳・35歳・36歳の生活レベル
では34歳・35歳・36歳の生活レベルはどのくらいでしょうか。
各項目ごとに詳しく見て行きましょう。
34歳・35歳・36歳の既婚率はそれぞれどのくらい?
34歳・35歳・36歳の既婚率はそれぞれどのくらいでしょうか。
男女別にみてみると女性34歳66%、35歳67.8%、36歳69.0%、男性34歳56.6%、35歳58.8%、36歳60.6%となっています。
既婚率は、女性の方が高く男性の方が低い傾向にあるようです。
34歳・35歳・36歳の貯蓄額の平均と中央値はそれぞれどのくらい?
では34歳・35歳・36歳の貯蓄額の平均と中央値はそれぞれどれくらいでしょうか。
見て行きましょう。
34歳 平均貯蓄額は464万円、中央値 は130万円です。
35歳男性での平均貯金額は500万円弱、中央値は300万円弱です。
36歳 平均貯蓄額は610万円、中央値は150万円です。
この結果を見ると平均貯蓄額は500万円前後、中央値は130万円から300万円であることが分かります。
(中央値とはデータを小さい順に並べたとき中央に位置する値のことです。)
平均貯蓄額は500万円前後ですが、半数以上の人は貯蓄額は500万円にも満たないということになります。
34歳・35歳・36歳からの年収アップを目指すなら?
30代半ばともなると、経験や会社への貢献度などに伴い役職が付く方も出てくるかと思います。
役職に就くと年収アップが目指せるかと思いますが、誰もがなれるものでもありません。
今の会社に在籍しても収入アップを望めない場合は、ずばり転職か起業するしか道はないでしょう。
一つの分野で経験を積んだ人や専門分野の資格保持者であれば、転職して会社を変えることで収入アップが望めることがあります。
まだ自分の働きたい分野が定まっていない人は、思い切って高収入が望める資格取得も良いかもしれません。
固定観念に囚われず行動することが収入アップへの道であると感じます。
まとめ
今回、34歳・35歳・36歳の平均年収や手取り・中央値・男性女性別・大卒高卒などを詳しく解説しましたが、いかがでしたか?
地域による収入の差が思っていたよりも大きいと感じたり、34歳・35歳・36歳の貯蓄額が意外にも少ないと感じたり方も多いのではないでしょうか。
34歳・35歳・36歳の平均年収や各種データを元に、筆者も自分を見つめ直す良い機会となりました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
最終更新日:2019年10月29日