30歳、31歳、32歳、33歳の平均年収。手取り・中央値・男性女性別・大卒高卒など学齢別にも解説


30代前半の年収について、年齢ごとの平均年収や中央値、年収分布、都道府県別ランキング、雇用形態別・学歴別・職種別平均年収、生活レベル、年収アップの方法、年収の高い企業などをご紹介します。

目次

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  1. 30歳、31歳、32歳、33歳の平均年収と手取りは、それぞれいくら?
  2. 年齢ごとの平均年収
  3. 年齢ごとの手取り額
  4. 30歳、31歳、32歳、33歳の年収の中央値はどのくらい?
  5. 30歳、31歳、32歳、33歳の年収中央値
  6. 30歳、31歳、32歳、33歳の年収分布
  7. 30歳、31歳、32歳、33歳で、年収700万円以上・年収1000万円以上はどのくらいいる?
  8. 男女ごとの30歳、31歳、32歳、33歳の平均年収。性別で年収に差は出る?
  9. 年齢ごとの男性の平均年収
  10. 年齢ごとの女性の平均年収
  11. 都道府県別に見る30歳、31歳、32歳、33歳の平均年収。地域で年収に差は出る?
  12. 30歳、31歳、32歳、33歳の平均年収が高い都道府県トップ10
  13. 最下位は秋田県の314万円
  14. 1位と最下位では192万円も差がつく
  15. 雇用形態別に見る30歳、31歳、32歳、33歳の平均年収
  16. 正社員の30代前半の平均年収
  17. 契約社員の30代前半の平均年収
  18. 派遣社員の30代前半の平均年収
  19. アルバイト・パートの30代前半の平均年収
  20. 学歴別に見る30歳、31歳、32歳、33歳の平均年収
  21. 大卒30歳、31歳、32歳、33歳の平均年収
  22. 高卒30歳、31歳、32歳、33歳の平均年収
  23. 中卒30歳、31歳、32歳、33歳の平均年収
  24. 専門学校卒30歳、31歳、32歳、33歳の平均年収
  25. 業界別の30歳、31歳、32歳、33歳の平均年収
  26. 最下位は宿泊業・サービス業の282.7万円
  27. 1位と最下位では350万円も差がつく
  28. 職業別の30歳、31歳、32歳、33歳の平均年収
  29. 30歳、31歳、32歳、33歳の生活レベル
  30. 30歳、31歳、32歳、33歳の既婚率はそれぞれどのくらい?
  31. 30歳、31歳、32歳、33歳の貯蓄額の平均はそれぞれどのくらい?
  32. 30歳、31歳、32歳、33歳のマイホーム所有率はそれぞれどのくらい?
  33. 30歳、31歳、32歳、33歳のマイカー所有率はそれぞれどのくらい?
  34. 30歳、31歳、32歳、33歳からの年収アップを目指すなら?
  35. 30歳、31歳、32歳、33歳で高年収を期待できる企業例
  36. 年収上位の事業内容とは?
  37. まとめ

30歳、31歳、32歳、33歳の平均年収と手取りは、それぞれいくら?

30歳~33歳の年齢ごとの平均年収と手取り額をご紹介します。

この項目では、大手転職・求人サイトのdodaの「平均年収ランキング 最新版【年齢別】」を参考にしています。

年齢ごとの平均年収

年齢ごとの平均年収は以下の通りです。

  • 30歳の平均年収:414万円
  • 31歳の平均年収:429万円
  • 32歳の平均年収:439万円
  • 33歳の平均年収:451万円

※なお、賃金構造基本統計調査を参考にすると、30歳の平均年収は414万円より若干低くなります。

年齢ごとの手取り額

年齢ごとの手取り額は以下の通りです。

  • 30歳の手取り額:331万円/年
  • 31歳の手取り額:343万円/年
  • 32歳の手取り額:351万円/年
  • 33歳の手取り額:361万円/年

30歳、31歳、32歳、33歳の年収の中央値はどのくらい?

中央値とは全体のデータを順に並べた際にちょうど真ん中にくる値の事です。

30歳、31歳、32歳、33歳の年収中央値

  • 30歳の年収中央値:300万円~360万円
  • 31歳の年収中央値:310万円~370万円
  • 32歳の年収中央値:320万円~380万円
  • 33歳の年収中央値:330万円~390万円

30歳、31歳、32歳、33歳の年収分布

「平成29年就業構造基本調査」をもとに、30代前半の年収分布をご紹介します。

働いている男女のデータを使用しています。

50万円未満:2.75%

50~99万円:6.25%

100~149万円:7.51%

150~199万円:6.78%

200~249万円:11.59%

250~299万円:9.90%

300~399万円:20.25%

400~499万円:15.25%

500~599万円:9.23%

600~699万円:4.46%

700~799万円:1.94%

800~899万円:0.74%

900~999万円:0.43%

1000~1249万円:0.68%

1250~1499万円:0.14%

1500万円以上:0.12%

30歳、31歳、32歳、33歳で、年収700万円以上・年収1000万円以上はどのくらいいる?

30代前半で年収700万円以上・年収1000万円以上の割合は以下の通りです。

  • 年収700万円以上の割合:4.05%
  • 年収1000万円以上の割合:0.94%

男女ごとの30歳、31歳、32歳、33歳の平均年収。性別で年収に差は出る?

男女では平均年収がどのくらい違ってくるのでしょうか。

年齢ごとの男性の平均年収

男性の平均年収です。

1歳上がるごとに、10万円~18万円アップしています。

  • 30歳男性の平均年収:439万円
  • 31歳男性の平均年収:457万円
  • 32歳男性の平均年収:467万円
  • 33歳男性の平均年収:483万円

年齢ごとの女性の平均年収

女性の平均年収です。

結婚や出産を機に退職する人や働き方を変える人が多くなる時期で、男性との差は、33歳で96万円にもなります。

  • 30歳女性の平均年収:367万円
  • 31歳女性の平均年収:375万円
  • 32歳女性の平均年収:382万円
  • 33歳女性の平均年収:387万円

都道府県別に見る30歳、31歳、32歳、33歳の平均年収。地域で年収に差は出る?

都道府県別に見ると、どのような差があるのでしょうか。

30歳、31歳、32歳、33歳の平均年収が高い都道府県トップ10

以下のランキングは、2018年調査の賃金基本統計調査を元にしています。

従業員数100名~999名の会社に勤務している30歳~34歳で、年収が高い順番に並べています。

また、年齢ごとの年収は、男性の平均年収を記載していますので、都道府県別のランキングとは差があります。

1位:東京都  506万円(30歳:528万円、31歳:551万円、32歳:575万円、33歳:595万円)

2位:神奈川県 464万円(30歳:481万円、31歳:497万円、32歳:512万円、33歳:528万円)

3位:大阪府  460万円(30歳:481万円、31歳:498万円、32歳:515万円、33歳:529万円)

4位:埼玉県  454万円(30歳:452万円、31歳:464万円、32歳:476万円、33歳:487万円)

5位:千葉県  453万円(30歳:453万円、31歳:467万円、32歳:482万円、33歳:493万円)

6位:三重県  450万円(30歳:470万円、31歳:485万円、32歳:500万円、33歳:512万円)

7位:愛知県  445万円(30歳:505万円、31歳:522万円、32歳:540万円、33歳:555万円)

8位:広島県  440万円(30歳:453万円、31歳:467万円、32歳:480万円、33歳:493万円)

9位:兵庫県  436万円(30歳:453万円、31歳:468万円、32歳:484万円、33歳:498万円)

10位:滋賀県  435万円(30歳:459万円、31歳:473万円、32歳:487万円、33歳:500万円)

最下位は秋田県の314万円

一番年収が低いのは、東北地方の秋田県で、年収314万円でした。

1位と最下位では192万円も差がつく

1位の東京都は506万円で、最下位の秋田県は314万円です。

その差は192万円です。

1ヶ月にすると、16万円の差があります。

雇用形態別に見る30歳、31歳、32歳、33歳の平均年収

雇用形態別に見ると、平均年収はどう変わってくるでしょうか。

正社員の30代前半の平均年収

2018年の賃金構造基本統計調査によると、30歳~34歳の正社員の平均年収は、453万円です。

契約社員の30代前半の平均年収

2018年の賃金構造基本統計調査によると、30歳~34歳の有期契約社員の平均年収は、291万円です。

派遣社員の30代前半の平均年収

「平均年収.jp」のサイトによると、30歳~34歳の派遣社員の平均年収は、321万円です。

アルバイト・パートの30代前半の平均年収

アルバイト・パートは、詳細なデータがないため、この範囲の年収の人が多いというお伝えになります。

平成29年就業構造基本調査によると、30歳~34歳のアルバイトの場合、50万円~150万円の年収が49%を占めています。

また、50万円未満は12%、150万円~250万円は31%です。

パートの場合、50万円~150万円が68%で、多くを占めています。

次いで、150万円~199万円が14%となっています。

学歴別に見る30歳、31歳、32歳、33歳の平均年収

大卒30歳、31歳、32歳、33歳の平均年収

2018年の賃金構造基本統計調査によると、30歳~34歳の正社員で大卒者の平均年収は、495万円です。

高卒30歳、31歳、32歳、33歳の平均年収

2018年の賃金構造基本統計調査によると、30歳~34歳の正社員で高卒者の平均年収は、410万円です。

中卒30歳、31歳、32歳、33歳の平均年収

2018年の賃金構造基本統計調査によると、30歳~34歳の正社員で中卒者の平均年収は、408万円です。

専門学校卒30歳、31歳、32歳、33歳の平均年収

2018年の賃金構造基本統計調査によると、30歳~34歳の正社員で専門学校・短大卒者の平均年収は、419万円です。

中卒と高卒より、やや上回っています。

業界別の30歳、31歳、32歳、33歳の平均年収

以下のランキングは、業種別の30代前半(30歳~34歳)の給与額をもとにしています。

1位:電気・ガス・熱供給・水道業           633.5万円

2位:金融業・保険業                 596.2万円

3位:情報通信業                   482.6万円

4位:製造業                     453.8万円

5位:建築業                     453.3万円

6位:不動産業・物品賃貸業                448.5万円

7位:学術研究・専門・技術サービス、教育・学習支援業 448.1万円

8位:運輸業・郵便業                   429.6万円

9位:医療・福祉                   362.9万円

10位:卸売業・小売業                 358.8万円

最下位は宿泊業・サービス業の282.7万円

業界別年収の30歳~34歳で最も低かったのは、宿泊業・サービス業の282.7万円でした。

1位と最下位では350万円も差がつく

1位は633.5万円で最下位が282.7万円でしたので、その差は350.8万円です。

業界によって大きな差が出ることが分かります。

職業別の30歳、31歳、32歳、33歳の平均年収

以下は、「年収ガイド」のサイトを参照して、30代前半の平均年収が高い順番に、20位まで掲載しています。

1位:パイロット(男)    1100万7400円

2位:医師(男)         1036万7300円

3位:医師(女)         934万3800円

4位:公認会計士(男)      821万7300円

5位:税理士(男)        821万7300円

6位:歯科医師(男)       789万9200円

7位:弁護士(女)        786万3000円

8位:歯科医師(女)       770万8500円

9位:大学准教授(男)      758万8300円

10位:記者(男)       733万4700円

11位:弁護士(男)        690万6200円

12位:大学教授(男)     671万1900円

13位:一級建築士      643万3400円

14位:公認会計士(女)      620万2500円

15位:税理士(女)      620万2500円

16位:自然科学系研究者(男) 607万2800円

17位:電車運転士(男)    600万1700円

18位:大学講師(男)     575万8900円

19位:薬剤師(男)      575万6100円

20位:掘削・発破工(男)   565万5400円

30歳、31歳、32歳、33歳の生活レベル

30歳~33歳までの生活レベルについてです。

30歳、31歳、32歳、33歳の既婚率はそれぞれどのくらい?

「国勢調査人口等基本集計」によると、30歳~34歳の既婚率は、男性が50.8%、女性が60.9%です。

おおよそ半分が結婚しています。

25歳~29歳では男性が26.3%、女性が36.3%ですので、30歳~34歳の間に2割~3割の人が結婚していることになります。

30歳、31歳、32歳、33歳の貯蓄額の平均はそれぞれどのくらい?

総務省統計局の「家計調査報告」によると、40歳未満で負債がある場合の平均貯蓄額は、585万円となっています。

また家計の金融行動に関する世論調査によると、30代の単身世帯の預貯金額は168万円で、株式や生命保険などを加えた金融資産を含めると317万円という結果が出ています。

また、2人以上の世帯の場合の預貯金額は144万円で、金融資産を含めると382万円です。

30歳、31歳、32歳、33歳のマイホーム所有率はそれぞれどのくらい?

「家計の金融行動に関する世論調査」によると、30代の単身者で、持ち家に住んでいる割合は10.1%、2人以上の世帯の場合、56.5%です。

単身者のマイホーム所有率は少ないですが、2人以上の世帯は半数以上になります。

30歳、31歳、32歳、33歳のマイカー所有率はそれぞれどのくらい?

「乗用車普及率」を見ると、2人以上の世帯で29歳以下だと53.1%、30代になると61%が車を所有しています。

単身世帯の場合は29歳以下が61%、30代になると84.2%となっています。

30歳、31歳、32歳、33歳からの年収アップを目指すなら?

30歳前半になると、結婚することでお金の必要性を感じたり、付き合いでお金がかかる場面が出てきたりすることと思います。

そこで、年収アップを叶える4つの方法をご紹介します。

①今の職場で出世する

役職に就くことで年収アップが見込める場合、一生懸命働いて会社にとって必要な人間になりましょう。

②副業によって稼ぐ

本職とは別の方法でお金を稼ぐため勉強が必要となりますが、自分の能力が生かせることを模索してみましょう。

③自分で独立して起業する

今の会社から独立して起業したり、副業の経験を積んで起業する方法があります。

④転職して、年収アップを狙う

今の職場よりも年収が上がる会社に転職することで、初めは大変かもしれませんが、年収アップを叶えることができます。

30歳、31歳、32歳、33歳で高年収を期待できる企業例

では、30歳の年収相場が高い企業を幾つか見てみましょう。

以下は、東洋経済オンラインより、2018年に公開された30歳年収「全国トップ500社」ランキングの上位です。

年収は、30代の推定金額です。

1位:M&Aキャピタルパートナーズ      2872万円

2位:キーエンス            1848万円

3位:ストライク            1583万円

4位:GCA              1332万円

5位:ヒューリック           1203万円

6位:マーキュリアインベストメント   1188万円

7位:三菱商事             1169万円

8位:日本M&Aセンター         1160万円

9位:伊藤忠商事            1129万円

10位:ファナック            1090万円

年収上位の事業内容とは?

年収上位10位の事業内容を見ていきましょう。

「M&Aキャピタルパートナーズ」と「日本M&Aセンター」は、日本の中堅・中小企業を対象にM&A仲介事業をしています。

「キーエンス」は、センサを始めとする機械製品のメーカーです。

「ストライク」は、M&Aやコンサルティングを行っています。

「GCA」は、日本・米国・欧州を中心に活動するグローバルM&Aアドバイザー会社です。

「ヒューリック」は、都心の駅近にオフィスビルや賃貸マンションを持つ不動産業です。

「マーキュリアインベストメント」は、投資助言業・投資運用業をしている企業です。

「三菱商事」と「伊藤忠商事」は、大手総合商社です。

「ファナック」は、日本の電気機器メーカーです。

まとめ

30代前半の年収について、様々な角度からご紹介してきました。

年齢が上がるにつれて、平均年収も少しずつ上がっていきますが、男女の差が大きく出始める時期です。

また、地域や学歴、雇用形態、選ぶ業界や職業、会社によって、大なり小なり年収に影響を与えていることが分かります。

給料が貰えただけで嬉しい時期は過ぎ、このまま勤めていくとどうなるのか、年収を上げるにはどうすべきか、プライベートの将来設計はどうするのか、具体的に考えるのがこの30代前半の時期だと思います。

それぞれが置かれている状態から、可能な限りベストな選択ができると良いですね。

最終更新日:2019年10月28日

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