本記事では、総合精密部品メーカーとしてグローバル規模で多角的な事業を手掛ける「ミネベアミツミ株式会社」の転職情報についてご紹介します。
部品メーカーなので広く知られているわけではありませんが、実は日本を代表するリーディングカンパニーの一つです。
今回はミネベアミツミについて、会社概要だけでなく、転職志望者の方が気になるような年収や福利厚生、採用情報などをお伝えします。
転職を検討している方は是非参考にしてみてください。
目次
閉じる1951年設立、従業員数8万人を超える東証一部上場企業です。
私達の生活に欠かせない製品の根幹となる部品を製作する総合精密部品メーカーとして、グローバル規模で事業を展開しています。
具体的な事業内容としては、自動車や飛行機、家電やスマホなどに使われる小さな部品を製作しており、世界トップクラスの技術を誇っています(外形22mm以下のミニチュア・小径ボールベアリングは世界シェア60%、ハードディスク用部品ピボットアッセンブリーは世界シェア80%)。
ミネベアミツミでは現在多様な職種を拠点ごとに募集しています。
以下拠点ごとの募集職種のご紹介です。
2020年の平均年収は約726万円となっており、非常に高水準の金額です。
過去5年間の平均年収も上昇傾向で、今後更なる上昇も期待できます。
福利厚生については充実しており、定年まで長く働きやすい環境が整っています。
具体的な内容としては以下のような制度が設けられています。
中でも独身寮については光熱費込みで5,000円で住めるということで、金銭面において非常に余裕のある暮らしを送ることができます。
ミネベアミツミが求める人物像は以下3点の要素を持ち合わせている方です。
同社の事業は多角化しているだけでなくグローバル規模で展開していることもあり、上記のような要素を兼ね備えている人材が必要とされています。
職種によっては専門的な知識や経験が必要とされる場合もありますので、希望職種の応募要項を確認することを怠らないようにしましょう。
数々の製品で世界トップシェアを誇る東証一部上場のメーカーなので、求められる素養は高く、転職難易度は決して低くありません。
そのため、入念な準備を行った上で面接に臨むことをおすすめします。
面接前に知っておくべきポイントは以下の通りです。
同社は直近の10年間で17社のM&Aを行い、売上金額のおおよそ50%程度は買収した企業の売上で担うと公表しています。
つまりM&Aはミネベアミツミの成長戦略に欠かせないものです。
積極的なM&Aを行うことで様々なバックグラウンドを持つ人が多く、ダイバーシティに富んでいます。
こうした社風を理解した上でカルチャーフィットするかという点を、面接では見られます。
どの企業の面接を受ける上でも大事な要素ですが、中でもミネベアミツミではしっかり自己分析ができているかという点が重要視されています。
「なぜミネベアミツミか」「この人は何をやりたいのか」「前職の経験や卒論」などが訊かれる傾向となっています。
企業研究と自己分析、面接対策を入念に行い準備をすることが、転職を成功させるために一番大事なことです。
それでも他にもできることをしたいと考える方、自分一人で準備をすることに不安を感じる方は、転職エージェントを活用することをおすすめします。
転職エージェントとの面談では、客観的なプロの意見を基に自己分析を深めることや面接のスキルアップなどを行うことができます。
ミネベアミツミへの応募方法の一つ目に、求人サイトを活用した応募方法が挙げられます。
本日時点(2020年10月24日)でミネベアミツミが掲載されている求人サイトはこちらになります。※一部抜粋
ミネベアミツミへの応募方法の二つ目にご紹介するのが、転職エージェントを活用した方法です。
転職エージェントでは、数ある職種の中から適性に合った職種の紹介を受けることができるだけでなく、自己分析や面接の練習など転職にまつわる総合サポートを受けることができます。
本日時点(2020年10月24日)でミネベアミツミの紹介を受けることができる転職エージェントを一部抜粋してご紹介します。※一部抜粋
応募方法として最後にご紹介するのが、公式HPから直接応募する方法です。
同社は非常に多くの職種の募集があり、職種によって必要とされるスキルや経験も多岐にわたります。
自己分析が充分に進んでおり、且つ自分のやりたいことが明確になっている方は、公式HPから応募することをおすすめします。
ミネベアミツミの中途採用公式HPはこちら。
https://js01.jposting.net/minebea/u/job.phtml
ミネベアミツミ応募後の流れは、書類選考を経た後に面接を2回~3回行い、内定となります。
職種が多様にあるので若干フローが異なる場合もありますが、いずれの職種も人事部面接を通過した場合に担当部署の面接を行う流れとなっています。
応募職種によっては、機械や情報系の専門知識や英語などの言語能力を要件とする職種もあります。
事前にご自身のスキルと照らし合わせてから応募されると良いでしょう。
現役社員の方や元社員の口コミを紹介します。
口コミサイトopen workからの引用となりますが、口コミ件数は総数667件確認できました。
下記にて詳細をご紹介します。
M&Aを繰り返し行い成長し続けているため様々なバックグラウンドを持った人が多く、また海外展開も積極的に行い、20代で海外駐在する人は8割を超えるそうです。
文化や国籍が異なる人が一緒に働いており、ダイバーシティに富んでいる社風となっているようです。
昔は不夜城と言われており残業時間が並大抵ではなかったそうですが、今は働き方改革も進み、8時まで残業をしている人はほとんどいないそうです。
実際に、平均残業時間も24.2h(月)となっています。
ワークライフバランスについての口コミは、非常に好印象な内容が多く見受けられました。
休日出勤をした場合は必ず代休を取ることもでき、有給休暇の取得についても上層部が積極的に部下に対して取得するよう推進しているため、有給所得率は51.5%と高水準な割合です。
月末は残業に追われることもあるようですが基本的には一日2時間未満程度の残業で、プライベートを充実させながら働いている方が多く見受けられました。
基本的には若手の内に海外で5年程度駐在を経た後に帰国し、日本で管理職を担うキャリアとなります。
同社の生産の7割以上は海外での割合を占めており、現地で経験を積むことが非常に重要となっています。
海外の経験を活かして日本から海外支部や向上のマネジメントを行ったり、国内で専門職としてキャリアを築いていく流れが一般的です。
ミネベアミツミは知名度はそう高くはないものの精密部品メーカーとして業界の中でもトップクラスの規模を誇る会社なので、同業界の「オリンパス」「ニコン」「島津製作所」などといった会社へ転職するケースが多く見受けられました。
ミネベアミツミへの転職にあたって、多く訊かれる質問と回答についてご紹介します。
A)面接でご本人の携わりたい職種・製品分野について希望を聞いた上で、同社の採用計画やニーズと照らし合わせつつできるだけ一致する方向で選考を進めていくので、希望から大きく逸れた職種や勤務地に配属されることは少ないです。
A)海外勤務の可能性は非常に高いです。
早い場合、入社3年目から駐在の可能性もあります。
駐在については、3年以上を目安に勤務した後に、本人の希望があれば5年以上海外勤務を続けることも可能です。
世界No.1シェアを誇る精密部品メーカーとして事業を多角展開し、グローバル規模で活躍しているミネベアミツミに興味がある方にオススメの企業を3社ご紹介します。
それぞれ、「総合精密部品メーカー」「事業規模の大きさ」「グローバル展開」といった三つの切り口からお伝えします。
ミネベアミツミと同じく精密機器を軸とし、分析計測機器・医用機器・航空機器・産業機器といった幅広い事業を展開しているメーカーです。
創業140年を経ている日本を代表する老舗メーカーとなっており、「SHIMADZU」ブランドを聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
ミネベアミツミと比較して事業展開は少なく、国内を基点として展開をしているので、特定の分野で専門的に技術を磨き国内に身を置いてものづくりに関わりたいと考える方は島津製作所も受けてみてはいかがでしょうか。
日本を代表する広告代理店の一つである「株式会社電通」の売上規模は実はミネベアミツミとほぼ同額となっており、事業規模の大きさという観点からは通ずる点かあるのではないでしょうか。
同社のスローガンとして「Good Innovation.」(グッド・イノベーション)という言葉があります。
このスローガンの目的としては、誰もが想像できないようなアイデアや技術、企業家精神を発揮してイノベーションを起こし続けることです。
ミネベアミツミもM&Aを積極的に手掛け新分野での事業開発も進んでいることから、新しい価値の創出に取り組んでみたいと考える方には電通も向いていると思います。
日本を代表する7大商社の一角「豊田通商株式会社」。
総合商社としてグローバルビジネスを展開する同社は、約120カ国にもおよぶグローバルネットワークと、約1,000社のグループ会社と共ビジネスを展開しています。
グローバル規模で働きたいと考える方にはおすすめです。
以上、総合精密部品メーカーとしてグローバル規模で事業を展開するミネベアミツミの転職情報についてご紹介しました。
是非本記事を繰り返し読んで頂き、同社への転職活動の参考にして下さい。
引用
最終更新日:2020年12月4日
表示準備中