本記事では、国内の総合広告代理店業界のトップ企業である「株式会社電通グループ」の転職情報をご紹介します。
誰もが知っている大企業である「電通」グループは2001年に東証一部上場を果たし、2019年度の売上高は1兆円超え、今も尚就職先・転職先として人気を集める大企業です。
そんな電通グループの会社概要や年収、福利厚生、応募方法、面接のポイントなどの基本情報から、現役・元社員の口コミまで、電通グループへの転職を検討している方に役立つ情報とサイト等をお伝えします。
是非、本記事を参考にしてみてください。
目次
閉じる多岐にわたって様々な事業を手掛ける株式会社電通グループは、日本最大の広告代理店です。
国内広告市場におけるシェア率は28.8%と業界1位、業界第2位の博報堂と比較しても売上高4倍、名実共に日本最大の広告代理店で「広告業界のガリバー」の異名を持つ企業です。
参照:https://proten.jp/magazine/knowledge/4
創業は1901(明治34)年、従業員数は6,907名(2020年12月末日現在)、資本金は746億981万円と、非常に歴史があり、且つ資本力・活力共に優れた老舗広告代理店です。
規模が大き過ぎるが故に具体的に何をしているか把握しづらい方も少なくないと思いますが、マーケティングやプロモーション、メディアを軸として9つの事業を手掛けており、身近な事業としてはTVCMや映画製作、オリンピックマーケティングを手掛けるなど、実は我々の生活に密接に関わっている、今の日本になくてはならない大企業なのです。
現在、キャリア採用で出ている職種は以下の通りです。
【コミュニケーションプランニング人材】
【デジタル/データテクノロジー人材】
【エクスペリエンス・デザイン人材】
【コーポレート人材】
※一部抜粋
希望の職種が定まっていないという方は「スカウト登録」という応募枠もあります。
また、現在は募集がないものの契約社員での募集もあるようです。
契約社員としてのキャリア採用を希望される方は、こまめに情報収集するようにしましょう。
新卒採用では下記3職種の募集を行っているようです。
参考サイト:https://job.axol.jp/gs/c/dentsu3/job/contents/1
電通グループ株式会社の平均年収は1168.8万円です。
広告代理店業界の中でトップの座を有し、世界的に見ても第5位と日本有数の大手企業です。
給与体系としては、長く勤めることで給料が上がる傾向があるので年功序列に近しい体系となっています。
上場企業全体と比較しても電通の高給は圧倒的で従業員の満足度は高く、稼ぎやすい企業と言えるでしょう。(上場企業平均612.5万円 全国平均432.2万円)
【福利厚生】
また様々な宿泊施設と契約しており、通常より割安な宿泊費での利⽤が可能です。
採用HP内の社長メッセージによると、「⼼が⾃由であること」「⼤きなことを考えていくこと」「強い意志」「人を動かす力」が大事であると述べられています。
電通報においても「考える力」と「実現する力」の二つの資質を持った人を求めていると記載がありました。
つまり、自ら課題を見つけ、その課題を解決するために考え、そしてアイディアを出して実現させる能力が非常に大切であると言えます。
また電通グループでは多くの企業や人と関わることが考えられるので、コミュニケーション能力も大切です。
電通グループへの転職難易度はトップクラスに高いと言えます。
広告業界で首位を走り続けている名門企業であるが故に手掛ける事業難易度は高く、業務も決して誰にでもできるような内容ではありません。
求められる能力も自ずと非常に高いものとなります。
面接のポイントとしては、「考える力」と「実現する力」を有しているという点を、エビデンスを持って伝えることです。
電通グループでは、電通グループへの就職・転職希望者に向けてイベントやセミナーを定期的に開催しています。
また、全国各地で開催している合同企業説明会や企業研究セミナーなどの社外イベントにも出展。
電通グループに入社したい方は、こういうイベントやセミナーに参加し自分を売り込むことで転職の可能性が広がるでしょう。
2021年7月現在、株式会社電通グループの求人が掲載されている求人サイトを確認できませんでした。
求人サイトを通して電通グループへの転職を考えている方は、あらゆるサイトをこまめに覗くようにしてみて下さい。
2021年7月現在、株式会社電通グループを紹介しているエージェントを確認できませんでした。
転職エージェントにて電通グループへの転職を考えている方は、気になるエージェントにこまめに確認してみるのも良いでしょう。
現状、企業の公式ホームページから直接応募する方法が確実です。
勤務地や職種も掲載されているので、勤務希望地や希望職種などが明確な場合は直接応募をおすすめします。
▼電通公式HPからのご応募はこちらから
https://www.career.dentsu.jp/career/
公式ホームページよりご応募後の流れと選考フローをご紹介します。
▼エントリー・応募書類提出
▼書類選考
▼一次面談
▼適性検査
▼二次面談
▼最終面談
▼内定
※近年は働き方改革が進んでおり、残業は少なくなってきているようです。
クリエイティブ職やアート職、総合職など職種が多様に存在するため一概なパターンを断定できませんが、基本的には専門職ではプロフェッショナルとしてより高度な業務に従事していくキャリアとなります。
一方総合職では、マネジメントにキャリアアップを経て管理職へと進んでいくのが一般的であるようです。
こうしたキャリアアップを支援するべく、「トレーナープログラム」「若⼿年次別プログラム」「INPUT! 未来構想キャンプ」など年次に合ったキャリア支援や新たな学びを得ることができるインプットの場が充分に設けられています。
最近は起業支援制度というサポートもあり、サマリーポケットを運営する株式会社サマリーの山本 憲資社長やPARTYファウンダー/クリエイティブディレクターの中村洋基氏など、独立して起業される方やグループ会社の幹部を担うキャリアなどが増えています。
その他、外資系企業やスタートアップベンチャー企業に参画するなどのキャリアを築いているようです。
電通グループの転職にあたり頻出する質問とその回答についてご紹介します。
A)年齢に関わらず、意欲さえれば様々なことに挑戦できる環境です。
誰もが知っているような大手企業の広告を担当できるだけでなく、広告領域以外での事業提案や国際イベントの運営など世の中をダイナミックに動かすことに携わることができるため、やりがいは非常に感じられます。
A)福利厚生は充実しています。
仕事量は多いものの近年は残業も減り、有給休暇も多く取れて満足できています。
日本の広告業界のトップの座を制す電通グループに興味がある方に、電通グループと同じく就職人気の高い企業をご紹介します。
それぞれが優秀な世界的大企業なので、是非参考になさってください。
「株式会社博報堂」は広告業界で1位の電通に次ぐポジションを担っています。
企業理念として「生活者発想」と「パートナー主義」を掲げ、従来の広告ビジネスの枠組みに捉われることなく、国内広告業界で電通に続き2位の地位を長年維持し続けています。
広告のクリエイティブ部門においてはカンヌ国際広告祭でグランプリを2度受賞した経験があります。
この賞の受賞経験はアジアでは博報堂一社のみとなっており、クリエイティブには特に強みを持っています。
また有名なコピーライターも多く輩出しており、デザインや新たなものを生み出すという面では3社の中でも優れていると思われます。
クリエイティブ軸で転職を検討している方は是非博報堂も目指してみて下さい。
サイバーエージェントはあらゆる種類のインターネット広告を手がけている日本最大のインターネット広告代理店で、日本一の実績を誇ります。
マス向け広告からネット広告への変遷が生じている中で、今後の広告業界を牽引するポテンシャルが充分に期待できるベンチャー企業です。
サイバーエージェントと言えば、アメーバブログやAbemaTVなどで一般的な知名度も抜群です。
創業以来インターネットに特化した広告事業を展開し、現在でも圧倒的なシェアを保ちながら成長し続けています。
広告業界ではTOP3位の座を制す大手なので、今後の成長を期待できる環境で働きたいと考える方にはおすすめです。
電通グループの給与は非常に高く年収1000万円も夢ではないですが、更に高水準な企業の一つがキーエンスです。
同社はセンサーやタッチパネル、バーコードなどの企業向けの商品を自社で開発・販売している企業です。
年収が高いということでご存じの方も多いと思いますが、キーエンスの平均年収はなんと2088万円(平均年齢35.9歳、Yahoo!ファイナンスによる)です。
好待遇を目指して転職活動をしている方は、是非キーエンスも視野に入れてみて下さい。
電通グループへ転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点をご紹介しました。
同社は年収が高いことでも有名ですが、広告事業を100年以上手掛け国内トップの座を制し、国内外問わず広告を通じて人々の心を動かし続けています。
世の中をダイナミックに動かしたいと考えている方や稼ぎたい方、クリエイティブな仕事がしたいと考えている方は、是非本記事を読んで同社への転職活動の参考として下さい。
最終更新日:2021年7月12日
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