本記事では、平均年収2000万円を超え、全国の平均年収ランキング2位を誇る圧倒的優良企業「株式会社キーエンス」の転職情報についてご紹介します。
キーエンスは世界46ヶ国210拠点で事業を展開し、25万社以上のクライアントを有するグローバルカンパニーです。
今回はそんなキーエンスについて、会社概要や年収や福利厚生、高水準な給与を実現する秘訣、実際の社員の口コミなど転職に役立つ情報をお伝えします。
キーエンスへの転職を検討している方は、是非参考にしてみてください。
目次
閉じるキーエンスは1974年設立の東証一部上場企業です。
連結従業員数はおおよそ8,000名を有し、連結売上高5,870億円、連結営業利益3,178億円と圧倒的高水準な営業利益率を誇るメーカーです。
製造業の一般的な営業利益率は5.5%(https://blog.keihi.com/16190)というデータと比較すると、キーエンスの凄味が伝わると思います。
主な事業内容としては、様々な業種の生産現場において使用する電子機器などの企画から販売までを行っています。
生産工程の自動化を図るFA(ファクトリー・オートメーション)用センサや画像処理機器をはじめとする機器は消費者の手に直接は届かないため馴染みのない方も多いと思いますが、実は世の中のモノづくりを裏から支えている大事な機器です。
高水準な営業利益率、給与を誇る要因として注目されている点には以下3点の独自性が挙げられます。
自社で工場を持たず国内外の協力会社で商品の製造を行うことで、常に付加価値の高い商品を適正な価格で迅速に供給できるファブレス生産を採用しています。
キーエンスが世に送り出す新商品の実に7割が「世界初」「業界初」となっており、更に同社の売上のおおよそ30%を新製品が占めています。
顧客と直接関わることが多いため、クライアントの課題に即した製品開発を手掛けることが可能となっています。
全世界25万社以上の取引先に対して直販体制を整えているキーエンスでは、全世界で当日出荷を実現しています。
こうしたスピーディな対応により、リピート増加や効率的な営業活動を支えています。
希望勤務地を希望の上海外勤務という前提の募集となっています。
アジア、ヨーロッパ、アメリカなど様々な国で募集がされてます。
現在は募集をしておりませんが過去には全国の事業所で営業事務職の採用を行っていたので、事務志望の方にもおすすめです。
また同社は新卒で毎年100名~200名程の採用を行っています。
参考までに2021年度の採用職種をご紹介します。
営業、海外、マーケティング、生産管理、人事、経理、総務、インサイドセールス組織立ち上げ、コンサルティングセールスほか
商品開発、ソフトウェア開発、生産技術、コンサルティングエンジニア、知財、ICT(情報システム) ほか
最新(2020年)のデータによると、平均年収は2111万円です。
圧倒的高水準な給与額であり、ランキングを見ると業界内1位、全国の平均年収ランキングで2位を獲得と、誰もが憧れる優良企業です。
過去5年間の平均年収推移を見ると毎年上昇傾向となっており、前期比では22.1万円増加していることから、今後も平均年収の上昇が期待できます。
給与面での充分な待遇だけでなく、福利厚生についても多様な制度が設けられております。
具体的な制度はこちらです。
等
キーエンスの特徴の一つとして、新商品の売上が30%を占め今までにない革新的な価値を生み出すことを目標としていることから、下記3点を兼ね備えている人物を求めています。
前提として高水準な給与の背景にはその給与に見合うだけの実績が求められますので、応募する職種にもよりますが求められる業務難易度は非常に高くなっています。
職種ごとに必要とされる経験を即しつつ上記3点を兼ね備えている方が必要とされます。
日本でもトップクラスの年収水準を誇るキーエンスで働きたいと考える方は多いため、倍率は非常に高く、転職難易度も非常に高いものとなっています。
面接のポイントとしては、自然体のまま率直意見を伝えられるかという点が重要視されています。
実際に面接で訊かれた項目の一例を挙げてみます。
志望動機を訊かれることは少なく、実践で活躍できるかという素養が見られているようです。
SPIの難易度が高いだけでなく面接も複数回行われるので、徹底した対策が必要です。
SPIについては、対策本等で過去問題に取り組むことが適切な対策となります。
面接対策については、上述のような面接内容をインプットすることと、転職エージェントなどを通じて面接練習など実戦形式でアウトプットの経験を積むことをおすすめします。
キーエンスの応募方法の一つに、求人サイトを活用した応募方法が挙げられます。
本日時点(2020年11月22日)でキーエンスが掲載されている求人サイトを一部抜粋してご紹介します。
キーエンスの応募方法の二つ目としてご紹介するのが、転職エージェントを活用した転職方法です。
転職エージェントは適性に合った企業や職種の紹介を受けることができるだけでなく、面接対策や就活相談などをプロのエージェントからサポートを受けることができるサービスです。
キーエンスの紹介を受けることができる代表的な転職エージェントを一部抜粋してご紹介します。
キーエンスへの応募方法として最後にご紹介するのが、公式採用HPからの直接応募です。
キーエンスはSEやマーケター、営業、データサイエンティストなど様々な職種の採用を行っており、職種によっては経験やスキルがある方限定の募集などもあります。
職種ごとに応募要件や仕事概要の詳細が記載されているので、自身のやりたいことが明確になっている方は直接ご応募されることをおすすめします。
キーエンスの公式中途採用HPはこちら。
https://www.keyence.co.jp/jobs/branch/
上述のようにキーエンスでは様々な職種の募集を行っておりますので、職種によって選考フローが異なる場合があります。
選考フローについては公式HPで公表されていなかったので、口コミで見受けられた選考フローをご紹介します。
書類選考→説明会→適性検査(SPI)→面接(複数回)→内定
キーエンスで現在働いている社員の方や元社員の方からの口コミを紹介します。
口コミサイトopen workによると、口コミ件数は総数1,843件確認できます。
非常に多くの口コミが寄せられており、総合評価としては5点満点中3.91点と高評価を誇っています。
中でも“待遇面の満足度”という項目が4.8ポイントと非常に高くなっております。
以下、項目ごとの口コミを紹介します。
チームワークを非常に大事にしており、社員同士がフラットに意見を出し合える社風となっているという口コミが多く見受けられました。
年次に関係なく「~さん」づけで呼び合う風潮となっており、社内コミュニケーションも活発なようです。
企業文化は昭和的で合理的、堅実な風土となっているといった口コミも確認できました。
openworkによると残業時間と有給消化率は以下の通りです。
部署によって異なるものの基本的には土日休みで、休日の出勤は個人の裁量次第のようです。
ワークハードな印象が強いですが、働き方改革に伴い21時半以降迄仕事をすることは禁止となっているそうで、多くの社員が21時過ぎには退社しているようです。
と平日の労働時間は長いものの休みはしっかりと担保されており、ワークライフバランスに関しては高評価な口コミが多く見受けられました。
営業やエンジニア、マーケター、バックオフィス部門など多様な職種があるので、職種によってキャリアステップは異なります。
一般的には自分が経験した職種で実績を作った後にリーダー、エリア統括マネージャーと役職を上げていきマネジメントを行うキャリアが多いです。
またキーエンスは海外での売上比率も非常に高いため、国内での実績を積んだ後に海外駐在での営業マネージャーを務めるようなキャリアステップも用意されています。
営業か技術者かによって卒業後のキャリアは大きく分かれます。
営業出身者の多くはキーエンスで培った高い営業力を基盤に起業される方が多く、2003年創業で今や東証一部で時価総額2,000億円超のエス・エム・エスを創業した諸藤周平さんも同社の出身者です。
技術系職種の方々は技術力を活かし、他メーカーや技術コンサルティングなど他業界でキャリアを築かれる方が多くいらっしゃいます。
キーエンスの転職にあたり頻出する質問とその回答についてご紹介します。
A)1,000万円前後です。
日系企業の同年代と比較すると、年収は非常に高いと思います。
更に営業力もつく会社なので、新卒社員や若手社員にとっては非常に良い会社です。
A)部署や配属地域にとって異なることが多いですが、基本的にはフラットな環境で、メンバーの仲は非常に良いです。
実力主義、成果主義の会社なので、結果にコミットすることが求められます。
グローバルに事業を手掛けるメーカーとして事業を展開するキーエンスに興味がある方に是非見ていただきたい企業をご紹介します。
それぞれ「圧倒的高水準な給与」「センサーメーカー」「グローバル企業」といった三つの切り口からお伝えします。
M&Aキャピタルパートナーズ(M&A CAPITAL PARTNERS)は、中堅・中小企業のM&A仲介業務を得意とする大手のM&A仲介会社であり、日本で最も平均年収が高い企業の一つです。
平均年収は2575万円となっています。
同社はM&Aの仲介業務だけでなく、事業承継を検討している中小企業の経営者をはじめ企業買収を検討している企業に対してもサービスも提供しています。
1958年設立の老舗電子部品メーカーです。
SEMITECはセンサーの開発から製造、販売までを手掛けています。
近年は国内だけでなく海外での売り上げも伸びており、堅実に成長している老舗メーカーです。
同社の事業領域は多岐の分野にわたっており、家電製品や自動車、情報機器、電子体温計などだけでなく医療分野に対しても事業を手掛けています。
更に、同社の製品は事業領域だけでなく地理的な意味でも幅広く展開しており、アジア・北米・欧州など世界で多く使われています。
直近では医療分野での製品開発にも力を入れており、売上高に関しては前年比約20%増と医療現場から必要とされている製品開発を手掛けております。
また一例として同社独自の技術で開発を手掛けた「Fμサーミスタ」と呼ばれる製品は心臓の心拍出量を測定する医療機器などに導入されており、世界唯一のセンサーとなっています。
単に部品メーカーという側面だけでなく、社会や暮らしに欠かせない製品のコアな部分を担っているのが同社の特徴です。
7大商社の一角を担う総合商社の一つです。
総合商社として国内および海外と物流取引、事業投融資、事業運営等を行っており、機械、エネルギー・金属、化学品、生活産業などの多岐にわたる分野でグローバルに事業を展開しています。
新しい価値や機能の創造にチャレンジし続けている点が同社の特徴の一つです。
「挑め。何度でも」というキャッチコピーにある通り、何度でも挑戦し続けるチャレンジ精神が根付いています。
キーエンスへ転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点をご紹介しました。
キーエンスはBtoBのビジネスを手掛けており、同社が手掛ける製品の多くは工場などに使われているため、直接的に同社の製品に携わる機会は少ないと思います。
しかし実は自動車や医療品、スマートフォンなど身近な様々な製品のモノづくりに貢献しているグローバルメーカーです。
過去25年間の平均成長率は10%を超えており、優れた組織文化と圧倒的な営業力を基盤に成長し続けるメーカーとして、今後の更なる成長も期待できると思います。
キーエンスへの転職を検討している方は、是非本記事を参考にしてみて下さい。
最終更新日:2020年12月4日
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