本記事では、東証一部上場の総合系コンサルティングファーム「株式会社ベイカレント・コンサルティング」の転職情報についてご紹介します。
ベイカレント・コンサルティングは従業員数は1,500名超え、上場企業や官公庁などのコンサルティングも手掛ける、日本のコンサルティングファームの中でも一目置かれている企業です。
今回はベイカレント・コンサルティングについて、会社概要から年収や福利厚生、面接の攻略法などをお伝えします。
転職を検討している方は、是非参考にしてみてください。
目次
閉じる1998年設立、従業員数1,600名を超える東証一部上場企業です。
特定の企業や系列グループに属さず、独立系の総合コンサルティングファームとしてクライアント企業の課題解決を行っています。
戦略・ビジネスプロセスコンサルティングやITコンサルティングなどを手掛け、2019年度の売上は243億円となっています。
本社を六本木に構え、非常に高水準な給与も同社の特徴の一つです。
ベイカレント・コンサルティングでは現在3職種の募集を行っています。
下記、職種と業務内容のご紹介です。
クライアントの抱える様々な課題解決を手掛けるために必要となる一連のコンサルティングスキルを身につけ、上司・先輩コンサルタントの補助ワークがメインの業務内容となります。
クライアントが抱える戦略・業務・ITにおける課題に対してのソリューション提供と実行支援が業務内容となります。
プロジェクト、組織のマネジメントが業務内容となります。
新規・既存クライアントの案件獲得を目標として営業戦略や、コンサルティング案件のマネジメント、自社と他社のコンサルタントのマネジメントなどを行います。
その他分野ごとに「ITコンサルタント※未経験歓迎コンサルタント」や「戦略/経営コンサルタント ※未経験歓迎」などの募集も行っています。
また過去には営業職の募集も行っておりました。
具体的な業務内容はあらゆる業界の企業に対しアポイントメントメントを取得し、経営課題に対しての解決策を提案、実施していく内容となります。
最新(2020年)のデータによると平均年収は933万円と非常に高水準な給与です。
サービス業内での順位は17位ということで、業界内でも突出している待遇です。
平均年齢が32歳と若い企業であり、20代でも1000万円プレイヤーが多く活躍していることからも、若い内から高収入を目指せる環境ということが窺えます。
売上も経営利益もここ数年右肩上がりなので、今後も平均年収の上昇が見込めます。
また福利厚生についても様々な制度が設けられており、充実していると言えるでしょう。
具体的な制度はこちらです。
等
コンサルティングファームということで業界問わず多様なクライアントを持ち、チームとなって仕事を進めていくため、なによりもコミュニケーション能力が必要とされます。
更に平均年齢が若く、また年齢や勤続年数に関係なく能力と意欲次第で重要な仕事を任せてもらえる社風ということで、責任感と判断能力を持って仕事に取り組む姿勢が大切です。
前提として課題に対して論理的に物事を考え解決策を生み出す仕事となるので、論理的思考力や最低限の見識は必要です。
ベイカレント・コンサルティングの年収情報について詳細はこちら →
募集要項を見ると、コンサルタント未経験の方でも積極的に募集をしているので、基本的には誰でもベイカレント・コンサルティングへの転職の可能性はあります。
しかし実際に入社している方の学歴を見ると、東大や京大、慶應、早稲田、旧帝大などといった一流大学が名を連ねており、転職難易度は高いことが窺えます。
面接のポイントは以下の2点です。
前提として業界研究、企業研究、自己分析、面接対策を入念に行い準備をすることが、どの企業の転職においても一番大事なことです。
その上でベイカレント・コンサルティングへの転職を成功させるためには、入念な筆記試験対策と業界研究が肝となります。
自分一人で準備をすることに不安を感じる方は、転職エージェントを活用しましょう。
転職エージェントでは、自分一人では調べきれない情報や面接のポイントなどの共有から、実際に面接練習なども行えます。
ベイカレント・コンサルティングへの応募方法の一つとして、求人サイトを活用した応募方法があります。
本日時点(2020年10月31日)でベイカレント・コンサルティングが掲載されている求人サイトを一部抜粋してご紹介します。
ベイカレント・コンサルティングの応募方法の二つ目としてご紹介するのが、転職エージェントを活用した方法です。
転職エージェントはプロのキャリアカウンセラーが専属でつき、一人一人に合った企業紹介や面接対策などを行い、転職成功までサポートを受けることができるサービスです。
本日時点(2020年10月31日)でベイカレント・コンサルティングの紹介を受けることができる転職エージェントを一部抜粋してご紹介します。
ベイカレント・コンサルティングへの応募方法として最後にご紹介するのが、公式採用HPからの直接応募です。
同社の応募職種はコンサルタントの階級によって三つの募集に分かれています。
コンサルタントとしての経験や素質によって業務内容や給与が異なりますので、必ず確認の上ご応募ください。
ベイカレント・コンサルティングの公式中途採用HPはこちら。
https://job.axol.jp/bw/c/baycurrent/job/category/ZJEDTKQ6Xondg
応募職種は3職種あるので、職種によって選考フローは異なる場合があります。
選考方法は公式HPで公表されていませんが、書類選考、テスト、面接複数回が行われます。
新卒採用においては、面接を6回~10回程度行うという口コミも見受けられるため、中途においても他社に比べ面接回数が多い可能性が高いです。
現役社員・元社員の口コミを基に社風や働き方について紹介します。
open workからの引用となりますが、口コミ件数は総数2,380件と非常に多く確認できました。
下記にて詳細をご紹介します。
良い意味で“弱肉強食”“実力主義”の風潮が強い社風という口コミが多く見受けられました。
理由としては、クライアントからの評価によって昇進や昇格などの社内評価が判断されるため、客観的な指標であり且つ公平な評価であるためです。
担当する案件に左右されるようです。
コンサルタントは客先に常駐し業務を手掛けることが大半となっているので、どのような顧客先でどういった業務を行うのかという点が勤務時間・休日休暇を左右します。
open workに記載がある残業時間と、有給休暇消化率の平均数値は以下の通りです。
ワークライフバランスについても、アサインされる案件によって大きく異なるようです。
クライアントの期待値が高くプロジェクトコストが低い場合は連日徹夜で働くこともざらにあるようで、一方クライアントの期待値が低くプロジェクトコストが高い場合は定時での退社が多いようです。
しかし近年では法改正や会社の一部上場に伴って社内整備が進んでおり、以前よりワークライフバランスは充実しやすくなっているようです。
コンサルタントとして実績を積んでいくと、以下のようなキャリアステップが歩めます。
シニアアソシエイトまでキャリアを築いた後は、マネージャーかアーキテクトと呼ばれる2パターンのキャリアを歩むことが可能です。
マネージャーは名が表す通りプロジェクトの責任者として事業推進を行います。
アーキテクトは特定又は複数の分野において専門的且つ高度な技術力を有するスペシャリストとして技術的なサポートを行います。
非常に若くして実力を積んだ方が多くいらっしゃるため、外資コンサルや野村総合研究所やシグマクシスなど同社よりも更に事業規模が大きく、好待遇な会社への転職が多く見受けられます。
また野心を持って入社されている方も多いことから、独立される方も一定数見受けられます。
ベイカレント・コンサルティングの転職にあたり頻出する質問とその回答についてご紹介します。
A)面接でご本人の携わりたい業界やプロジェクト、専門分野などを希望を聞いた上で、同社の事業計画やニーズと照らし合わせ、できるだけ一致する方向でアサインされます。
A)コンサルタントに対して、下記五つのトレーニング制度があります。
東証一部上場の総合系コンサルティングファームとして事業を展開するベイカレント・コンサルティングに興味がある方に是非見ていただきたい企業をご紹介します。
それぞれ「総合系コンサルティングファーム」「プール制(様々なプロジェクトに関わることができる)」「待遇の良さ」といった三つの切り口からお伝えします。
ベイカレント・コンサルティングと同様、総合系コンサルティングファームの企業です。
BIG4と称されグローバルに事業を展開するデロイトの強みは、戦略から実行までを担う総合力とデロイトグループが持つ国際力を生かしたサービス展開、そしてコンサル業界随一の育成制度です。
世界最大規模の売上を誇る企業となるため転職難易度は非常に高いですが、是非受けてみてください。
レイヤーズ・コンサルティングは、ベイカレント・コンサルティングと同様コンサルティングファームの中では珍しい「プール制」と呼ばれる制度を導入している、日本発の独立系コンサルティングファームです。
業界・サービス軸で配属を設ける従来の組織体制ではなく、コンサルタント一人一人が幅広い経験を積み多様なフィールドで活躍できる制度となっており、特定の分野に限定されることなく幅広い業界やプロジェクトを経験しながら能力・適性を見極めることができるため、自身に適した分野でキャリアを築くことができるのが特徴の一つです。
若い内から幅広い経験を積みたいと考えている方は、受けてみてはいかがでしょうか。
ベイカレント・コンサルティングの給与は非常に高く、年収1000万円も夢ではないですが、更に高水準な企業の一つがキーエンスです。
同社はセンサーやタッチパネル、バーコードなどの企業向けの商品を自社で開発・販売している企業です。
年収が高いということでご存じの方も多いと思いますが、具体的な平均年収はなんと2088万円(平均年齢35.9歳、Yahoo!ファイナンスによる)です。
好待遇を目指して転職活動をしている方は、是非キーエンスも目指してみて下さい。
ベイカレント・コンサルティングへ転職を検討中の方へ、求人情報や転職する上での留意点をご紹介しました。
同社はあらゆる業界に対して、戦略から業務・ITに至るまであらゆる側面からクライアント企業の変革をサポートする総合系コンサルティングファームとして事業を展開しています。
コンサルタントとして多様な業界・企業に関わりたいと考える方や、規模の大きな事業に関わりたいと考える方にはおすすめです。
是非本記事を読んで、同社への転職活動の参考にして下さい。
最終更新日:2020年12月4日
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