本記事では、日立製作所への転職を考えている方のために、平均年収894.3万円、日本の電機業界最大手であり、トヨタやソニーと並んで就活生に人気の高い「株式会社日立製作所」の転職情報についてご紹介します。
会社概要や年収、福利厚生、応募方法、試験、面接のポイントなどの基本情報から、現役社員・元社員の口コミまで、日立製作所への転職を検討中の方に役立つ情報やサイトなどをお伝えします。
是非参考にしてください。
目次
閉じる日立製作所は1910年に茨城県の鉱山機械の修理小屋で創業、5馬力電動機(モーター)が最初の製品で、1924年には国産初の大型電気機関車を作りました。
その後も1932年の電気冷蔵庫・1942年の電子顕微鏡などから現在の量産型ATM・新幹線車両・デジタルテクノロジーなどに至るまで絶えることなく新製品開発を続け、「技術の日立」と呼ばれています。
1949年東証1部上場・連結売上高8兆7672億円・連結従業員数約30万人で、従業員数は国内全業種中第3位です。
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研究開発、設計開発、生産技術、品質保証、システムエンジニア(SE)、営業、経理財務、資材調達、人事総務、生産管理、法務、知的財産マネジメントなどの職種において、2022年3月までに高専・大学・大学院を卒業・修了された方および既に卒業された方で、且つ新規卒業予定者と同等の枠組みでの採用を希望される方(職歴の有無は問いません)の新卒採用を募集しています。
コーポレートサイト:http://www.hitachi.co.jp/recruit/career/recruit_info/jobcategory.html
平均年収は894.3万円
中途採用 営業職(450万円~750万円)、事務職(400万円~900万円)、技術職(500万円~1000万円)などです。
福利厚生は下記のように充実しています。
①住宅支援:ファイナンシャルプラン相談、住宅ローン補助
②育児、教育:育児施設利用費補助、子供の教育費補助など
③生活:家事代行利用料補助、自社製品購入費補助など
④医療:人間ドッグ利用補助、医療費補助など
⑤介護:介護施設利用費補助、介護製品購入補助など
⑥自己啓発:各種スクール費用補助、資格取得費用補助など
⑦リフレッシュ:スポーツクラブ利用補助、旅行費用補助など
⑧寄付金:慈善団体への寄付
約110年前にモーターを創ることに挑戦し「技術の日立」を作った創業者小平浪平の「ベンチャー精神」を受け継ぐ人物を求めているようです。
また、日立製作所が創業時からの経営理念としている「社会に貢献する」という理念の基に変化する時代の中で常に新しいことに挑戦する前向きな姿勢を持つ人物、明日の社会が日立の技術でより良くなることを考えて仲間と共に仕事ができる人物、損得よりも善悪を優先して社会のために仕事をする意識を持つ人物が求められています。
日本を代表する世界的大企業である日立製作所の転職難易度は高く、「経験3年からそれ以上(職種別)」「学歴が大卒大学院卒」「英語力TOEIC650点~700点程」などが基準となります。
工場で働く場合には高専卒や学歴不問の部署もあります。
人事1名と部長クラス1名とで行われる最終面接において重要視されるのは、自分の仕事にどういうプランを持っているか、即戦力となるか、日立のDX戦略に対応できる能力があるかなどです。
また、深掘りする質問に対して充分に答えられるように準備をしておくことが、面接に成功するポイントです。
日立製作所は部署や職種が細分化されており、入社後に部署や職種を跨いで移動することがほとんどないため、自身の希望する分野と職種について熟慮することが賢明です。
日立製作所の転職について詳しいエージェントに相談することで、各部署・職種の情報を得て志望部署を絞ることやエントリーシート・面接の対策もできるので、準備が万全となります。
日立製作所の応募方法の一つに、求人サイトを活用した応募方法が挙げられます。
本日時点(2021年3月)で日立製作所の求人が掲載されている求人サイトを一部抜粋してご紹介します。
日立製作所の応募方法の二つ目としてご紹介するのが、転職エージェントを活用した転職方法です。
転職エージェントは多くの知識と経験から企業の特性や職種、待遇について熟知しているので、適性や希望に沿って良い転職になるようにサポートしてくれます。
日立製作所の紹介を受けることができる代表的な転職エージェントを一部抜粋してご紹介します。
日立製作所への応募方法として最後に、公式採用HPからの直接応募をご紹介します。
技術系・事務系共に多数の職種で採用を行っているため、自身のやりたいことや勤務地の条件などが明確に決まっている場合は直接応募することをおすすめします。
日立製作所の公式HPはこちら:https://www.hitachi.co.jp/recruit/newgraduate/message/message.html
日立製作所では様々な職種で募集を行っているため総合職、事務系、技術系とで選考フローが異なる場合がありますが、過去の事例から一般的な選考フローをご紹介します。
▼エントリーシート
▼WEBテスト・SPI
▼1次面接
▼最終面接
法令遵守意識が強い会社なので有給休暇も取りやすく、ワークライフバランスが重視されていると思う。
などといった高評価な口コミが多くあります。
安定感があり雰囲気も良くて、社員を大事にする会社だと言われています。
事務系・技術系共に、入社後からの上司のアドバイスと、その後20代であってもグループリーダーとして伸ばしてもらえることで、キャリアの土台ができます。
その上で海外研修や、大企業であるが故のメリットとして日本のあらゆる業種のお客様と多様な仕事ができることで、時代の流れに沿ったキャリアアップができています。
例えば入社後に営業企画に配属された方は、その後国内のインターネットバンキングの立上げに参加、それから海外で海外金融機関の基幹システムの立上げへ、そしてヘルスケアビジネスユニットへの異動…と次々と新しいことに挑戦してキャリアを築いていらっしゃいます。
一例として、公共システム事業部へ配属された方はその後サブリーダーを務め、チームリーディングを学びながらプロジェクトリーダーに就任することができます。
更に、数年間の海外業務研修を経て現場にて開発スタイルの違いを学び、複数の大型案件のプロジェクトリーダーを歴任します。
プロジェクトリーダーの経験を経た後は統括責任者、統括マネージャーに就任…といったキャリアが見込めます。
社内のキャリアアップ研修システムも丁寧に整えられているようです。
日立製作所のキャリア教育はこちら:https://www.hitachi.co.jp/recruit/career_education/index.html
日立製作所から日銀の政策委員になられた方がいます。
日立市の議員、他メーカーでコンサルタントとして技術指導や営業指導、経営指導にあたる方など、多方面で日立のキャリアを活かしている方が多く見られます。
独立して技術を活かしたメーカー会社を立ち上げ、成功された方もいます。
日立製作所の転職にあたり頻出する質問と答えを一部ご紹介します。
A)若い内から新規事業や新製品の開発に参加できるので、やりがいがあります。
A)幅広い事業展開と新規事業の推進で学べる場が多いですし、研究の場でも体制がしっかり整っています。
日本を代表する世界的電機メーカーの日立製作所に興味がある方にオススメの企業をご紹介します。
それぞれが日本の電機業界を牽引する世界的な大企業です。
三菱電機は連結売上高4兆5199億円、連結従業員数約145,000名の三菱電機グループの中核企業です。
家庭電化製品から産業用ロボット・人工衛星まで多岐にわたる製品を開発製造する会社で、新規開発を推進すると共に堅実な社風で経営基盤が安定しています。
過去10年で積み上げている純利益ランクは業界1位と、安定性は抜群です。
平均年収は817万円で、上場企業平均年収の618万円よりかなり高いと言えます。
シャープは1912年に創業され、シャープペンシル・ラジオ・電卓・電子レンジなど日本初の製品を作り出してきた会社です。
現在は台湾の鴻海精密工業の傘下に入り、グローバル企業としても強くなっています。
売上高2兆2712億円(2020年3月期)平均年収は759.2万円、連結従業員数52,826名です。
NECは、日本の巨大グループである住友グループに属する、情報・通信系を中心とした巨大総合電機メーカーです。
サーバーからコンピュータまでのコンピュータ事業、システムインテグレーション、有線・無線通信機器を主力事業としています。
また、政府や地方公共団体向けのITソリューションを提供するパブリック事業にも貢献しています。
平均年収は798.9 万円、連結売上高3兆952億円(2020年3月期)、連結従業員数112,638名です。
日立製作所への転職を検討中の方へ、求人情報や口コミ、転職する上での留意点などをご紹介しました。
日立製作所は創業以来モノづくりを大切にして発展してきた、日本のモノづくりに欠かせない大企業です。
誠意を大切にし人財を育てる日立製作所への転職を検討中の方は、是非本記事を参考にしてください。
最終更新日:2021年4月5日
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