本記事では、「デンソーへの転職を考えている方」のために、トヨタグループに属しトヨタ自動車をはじめ世界のカーメーカーに自動車用電装部品を供給している、売上高約5兆円のメガサプライヤーである「株式会社デンソー」の転職情報についてご紹介します。
今回は「デンソー」の会社概要や年収、福利厚生、応募方法、試験、面接のポイントなどの基本情報から、現役・元社員の口コミまで、デンソーへの転職を検討している方に役立つ情報とサイトなどをお伝えします。
是非参考にしてください。
目次
閉じるデンソーは1949年にトヨタ自動車から分離独立し日本電装株式会社として設立され、平成8年に「株式会社デンソー」に社名変更しました。
愛知県刈谷市に本社を置く、連結売上高5兆1535億円、連結営業利益611億円、連結従業員数170,932人、連結子会社200社のグローバル企業(2020年3月期)です。
世界の自動車メーカーに部品を供給するメガサプライヤーであり、その技術力の高さと信頼性は誰もが認める実績を誇っています。
自動車用部品業では国内最大手であり、自動運転やコネクッテドカーをはじめ、近年はドローン、バイオ、基礎化粧品、農業支援、フードバリューチェーンなどの分野にも進出しています。
人工知能、IoT、ビッグデータなど、デジタルトランスフォーメーションが加速する中、「人に寄り添い、幸せの本質とは何かを考え続けること」を基盤として、一人一人のより良い日常を支えるテクノロジーを開発することを目指している企業です。
等々
事務系、技術系共に多くの職種で中途採用募集をしています。
また、新卒では事務系総合職と技術系総合職の募集を行っています。
新卒採用の総合職では入社後に下記の職種に配属される流れとなっています。
平均年収 816.8万円(上場企業平均618万円)
福利厚生は下記のように充実しています。
モノづくりを通じて夢を実現し、社会に貢献できる人物、そのための研鑽に日々励める人を求めているそうです。
デンソースピリット:先進(先取・創造・挑戦)信頼(品質第一・現地現物・カイゼン)総智・総力(コミュニケーション・チームワーク・人材育成)を行動指針としており、発想力と実行力と挑戦力があり、信頼に応えて協働できる人物が求められています。
コーポレートサイト:https://www.denso.com/jp/ja/about-us/corporate-info/philosophy/denso-spirit/
トヨタグループに属するデンソーの転職難易度はかなり高い方ですが、新規事業立ち上げや新分野への進出が活発なため中途採用の職種も多く、経験とスキルによっては採用の可能性も高いです。
面接のポイントとしては、なぜ同業他社ではなくデンソーか?デンソーで何をしたいのか?など一般的な質問と、専門分野の質問に対しての「なぜなぜ?」の追及に常に論理的に答えられる用意、そして【デンソースピリット】に則る精神で行動できる人物であることをアピールできるようにしておくと良いと思います。
例えば【先進】的な挑戦をしたエピソード、【現地現物】現場へ度々足を運び問題解決したエピソード、【チームワーク】を活かして完了できたエピソードなどを準備しておきましょう。
デンソーへの転職を成功させるためには、転職エージェントを活用してプロのエージェントに応募できる職種や面接のアドバイスをしてもらいましょう。
転職エージェントには非公開の求人や独占で持っている求人もありますし、企業と部署の求める人材像をリサーチしているので、デンソーへの転職を成功させるための有益なサポートをしてもらえます。
デンソーへ応募する方法の一つとして、求人サイトを活用することが挙げられます。
本日時点(2021年2月18日)でデンソーが掲載されている求人サイトを、一部抜粋してご紹介します。
デンソーへの応募方法の二つ目として、転職エージェントの利用をご紹介します。
転職エージェントでは豊富な経験を持つプロのエージェントに適性や職種の相談をし、紹介先企業の面接のポイントや職場情報などのサポートを受けながら企業に紹介してもらえます。
デンソーへの紹介を受けることができる代表的な転職エージェントを、一部抜粋してご紹介します。
デンソーへの応募方法として最後に、公式採用HPからの直接応募をご紹介します。
多種の職種で多数掲載、仕事概要や勤務地、経験スキルなども詳細に記載されてあるので、自身のやりたいことや勤務地が明確に決まっている方は直接ご応募されることをおすすめします。
https://www.denso-recruit.jp/tag_attribute/%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%aa%e3%82%a2%e6%8e%a1%e7%94%a8/
デンソー公式ホームページに掲載されている選考フローは下記の通りです。
▼説明会 0次面接
▼応募エントリー
▼書類選考
▼面接(複数回)
▼内定
以上のような口コミが見受けられました。
参考サイト openwork:https://www.vorkers.com/company_answer.php?m_id=a0910000000FrSO&q_no=6
ダイバーシティ推進の専任組織で女性・高年者・障碍者・外国人の活躍促進に取り組んでいたり、海外出向をして語学の勉強やビジネススクールに通ったり、実際に営業をしたりと、多様なキャリアアップができます。
また、全社員が毎年自主目標を設定し、上司と定期面談をしてキャリアアップしていきます。
他には、極めて高い専門性・実績を有した人材に認定・処遇を付与する「認定プロフェッショナル制度」を設けています。
技術職の方の中には、自動車業界や電機業界で専門性を活かしてキャリアを築く方や、他業種で未知の分野に挑戦する方も見受けられます。
営業でスキルを高めてコンサルタントとしてのキャリアを築いていく方もいらっしゃいます。
デンソーへの転職にあたり頻出する質問とその回答をご紹介します。
A1)人材育成を第一に考えている会社なので社員教育が優れており、社会人として多くのことを学べます。
A2)トヨタグループに属しているという安定感があるため、新しい挑戦も臆せずにできます。
A)オフィス環境は良く、本社にはカフェやコンビニ、売店もあって便利です。新しく建てられたビルにはカフェスペースやトレーニングジムもあります。
デンソーに興味がある方にオススメできる他企業をご紹介します。
それぞれがグローバルに事業を展開している精密機器メーカーで、就職人気の高い大企業です。
カメラで世界的に有名なキャノンは、現在ネットワークカメラ・メディカル・商業印刷・産業機器の四つの新規事業を柱とし、更なる飛躍に向けて戦略的大転換を行っています。
1949年上場以来年間赤字が一度もないキャノンの売上高の約8割は海外で、米国での特許取得件数が33年連続世界第5位以内、日本企業では16年連続第1位であり、知財戦略を事業拡大に結び付けています。
平均年収は761万円です。
※参考サイト:キャノングローバル公式HP
富士フィルムは1934年に写真フィルム製造会社として設立され、現在はコーポレートスローガンとして“Value from Innovation”を掲げる会社です。
写真・カメラ・光学デバイスなどを扱う【イメージングソリューション事業】と、メディカルシステム機材・ライフサイエンス製品・医薬品・グラフィックシステム機材・ディスプレイ材料・電子材料などを扱う【ヘルスケア&マテリアルズソリューション事業】で開発、製造、販売、サービスを行っています。
近年ではヘルスケア事業の分野での成長がめざましく、富士フィルムホールディングスの連結売上高は約2兆3000億円、経常利益1731億円、平均年収は1018万円です。
キーエンスは1974年に設立され、センサー、測定器、画像処理機器、制御・計測機器、研究・開発用解析機器、ビジネス情報機器を事業とし、高付加価値製品で自動車、半導体、電子・電気機器、通信、機械、化学、薬品、食品などの製造業25万社以上を顧客にしています。
世界46ヵ国でモノづくりをサポートする企業として、海外売上高比率は50%を超えています。
平均年収2088万円で上場企業年収ランキングの常連として有名で、高付加価値製品により2020年3月期売上高5518億円、営業利益2776億円、営業利益率が50.3%という驚くべき利益率をあげている会社です。
参考サイト:キーエンス公式HP
https://www.keyence.co.jp/company/
今回は、デンソーの求人情報や、デンソーに転職をする上での留意点をご紹介しました。
デンソーは自動車用部品業では国内最大手であり、自動運転やコネクッテドカー、ドローン、バイオ、基礎化粧品、農業支援、フードバリューチェーンなどの分野にも事業展開しています。
そんな多様な事業展開を手掛けつつも人材育成を会社の柱と位置付けているデンソーへの転職を検討されている方は、是非本記事を参考にしてください。
最終更新日:2021年3月3日
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