年収200万円の気になる生活レベル。手取り・税金・職業・割合など徹底解説。
年収200万円の生活はどういう生活なのか、とても気になるところです。
まず年収の定義なのですが、一般的なお給料の場合には社会保険料や所得税、住民税などが引かれる前の年間の総支給額を指します。
年収200万円は月収換算するとどれくらいになるのか、手取りはどれだけ残るのか、もし年収200万円の収入ならどのような暮らしができるのか、知りたい人が多いことでしょう。
例えば、派遣社員やアルバイトで1日8時間労働、週5日〜6日勤務しているような人が年収200万円に該当してきます。
ただ、正社員で年収200万円はいないのか、他の勤務体系だと年収200万円は超えてくるのか等々…どれも知っておきたい情報ばかりです。
今回は、年収200万円の実態についてまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみて下さい。
年収200万円を月収で換算すると額面で幾らになる?
まず年収200万円を月収換算すると、月にどれくらいになるのかについて調べてみました。
年収200万円を月収換算したら、税金等を引く前の支給額でおおよそ17万円〜18万円くらいになります。
そのため、手取り換算としては、月に13万円〜14万円が目安です。
ボーナスを含めて年収が200万円の場合には、月収がもう少し低くなります。
賞与が給与の2ヶ月分支給される場合
年収200万円の場合、賞与が支給されるケースはあまり多くありません。
もし賞与があるのなら、年2回支給でおおよそ68万円〜70万円、年1回支給なら34万円くらいになりますが、この金額は税金等が引かれる前の支給額になります。
税金等が引かれると手元に残るのは年2回支給のケースで56万円前後、年1回支給なら27万円〜28万円くらいになります。
賞与が含まれない場合
賞与が含まれない場合は、先ほど紹介したように月収が17万円〜18万円で、手取り換算でいくと13万円〜14万円くらいになります。
月収17万円〜18万円の金額を多いか少ないかと感じるのはその人次第ですが、どれくらい働ければ稼げるかというと、時給1,000円のバイトを1日8時間、週5日勤務した人が年収換算でおおよそ208万円になります。
年収200万円は、手取りにすると幾ら?税金は?
年収200万円は先ほども少し触れましたが、手取りにするとおおよそ13万円〜14万円になります。
年収から引かれる税金には、所得税や住民税があります。
年収200万円で扶養する家族がいない場合、所得税がおおよそ3万円、住民税がおおよそ6万円となります。
年収から引かれる税金・社会保険
年収から引かれる税金や社会保険の金額ですが、年収が200万円の場合は税金の計算の基になる課税所得が195万円以下になるため、所得税率が5%となります。
住民税の税率は所得に関係なく一律で10%です。
社会保険は、お住いの都道府県によって多少の違いはありますが大体14%〜15%になります。
所得税の計算
お給料の所得税の計算の流れは次の通りです。
1、年収(給与の総支給)から給与所得控除を引き、給与所得を求める
2、給与所得から、基礎控除・社会保険料控除などの所得控除を引き課税所得を求める
3、課税所得に一定の税率を掛けて所得税・復興特別所得税を求める
年収が200万円、所得控除が基礎控除と社会保険料控除だけの場合で計算すると、
1、給与所得控除は68万円(令和2年改正後の金額)のため、給与所得は200万円―68万円で132万円
2、基礎控除が48万円(令和2年改正後の金額)、社会保険料控除はおおよそ29万円のため、課税所得は132万円―48万円―29万円=55万円
3、2で求めた課税所得に所得税率5%を掛けると55万円×5%=27,500円
この所得税額に復興特別所得税が2.1%加算されるため、合計すると27,500×102.1%=28,000円(百円未満切捨)
これが所得税の額となります。
次に手取りが200万円の場合の税金ですが、手取りが200万円になるには総支給はおおよそ250万円となり、当然上記の年収200万円よりは税金の額も増額になります。
同じような計算方法に当てはめて算出すると、所得税は43,300円となります。
年収が支給額で200万円か手取りで200万円かで、所得税は15,000円ほど、住民税は30,000円ほどの差が生じています。
所得控除はどのようなものがある?
所得控除は先ほど出てきた基礎控除や社会保険料控除のほか、全部で14種類あります。
一般的に知られているものだと、配偶者控除や扶養控除、生命保険料控除などがあります。
これらの所得控除は文字通り「所得」から「控除」することができるもののため、所得控除が多ければその分所得税の額は減ることになります。
独身かそうでないかによっても変わる?
独身か既婚かによっても色々と変わってきます。
独身の場合は配偶者控除などがないため、配偶者のいる人に比べて税金が高くなっています。
例えば年収が200万円で独身の場合、住民税と所得税を合算した税金合計額は約9万円となります。
同じ条件で配偶者控除の適用を受ける配偶者がいる場合、住民税と所得税、税金合計額を算出すると約3万円となり、独身である場合は配偶者がいる場合に比べて約6万円ほど高い税金を払う計算になります。
年収200万円の生活レベル。勝ち組かどうかをチェック!
さて、年収200万円の収入だとどれくらいの生活ができるのか知りたい人も少なくないでしょう。
ここでは、年収200万円の場合の生活レベルについて、いくつかのシチュエーションに分けて紹介していきます。
扶養家族の有無による生活レベルの違いは?
扶養家族がいるかいないかでは、生活レベルは当然変わってきます。
まずなんと言っても支出が大きく変わります。
食費や生活費は、独身で一人暮らしをしているより夫婦2人世帯や子持ち世帯の方がはるかに支出額が大きくなります。
年収200万円の独身の生活レベル
年収200万円の独身なら、贅沢さえしなければ問題なく暮らせます。
年収200万円なら、家賃は5万円前後の賃貸に暮らすと仮定すると、手取りが月額13万円〜14万円あるので家賃を引いても充分普通の生活を送ることは可能です。
年収200万円の夫婦2人世帯の生活レベル
年収200万円の夫婦2人世帯の場合、節約が必要となる可能性があります。
夫婦2人世帯の場合は配偶者控除が受けられるため税金に関して優遇はされますが、手取りは13万円〜14万円ですので、奥さんが専業主婦の場合節約は必要となります。
年収200万円の子持ち世帯の生活レベル
年収200万円の子持ち世帯に関しても、節約が必須な生活レベルです。
子供が小さい場合は、様々な面で支出が増えます。
住むエリアによっては行政が医療費などの補助をしてくれていますが、家賃を差し引いただけでも手元に残る金額は贅沢できるレベルではないため、節約しながらの生活になります。
地域による生活レベルの違いは?
年収200万円では、地域による生活レベルの差は歴然です。
例えば年収200万円で東京都内に暮らすなら、家賃だけで6割くらいは引かれてしまいますので、独身でも生活が少し苦しくなってしまいます。
ただ、関東圏や他のエリアでも郊外に住むと、東京都内に比べて家賃はグッと下がります。
東京都内で家賃6万円に暮らすなら1DKや1Kの狭い部屋で、最悪の場合は風呂トイレ共同もしくは風呂なしになります。
しかし、郊外や地方で同じ金額の家賃を払えば、部屋は広くなるどころかエリアによっては2DKや2Kの賃貸で暮らすことができます。
年収200万円の貯金レベルは?
年収が200万円の場合、貯金レベルはあまり期待できません。
それでも月2万円を上限に貯めることは可能です。
ただし、独身の場合に限ります。
夫婦2人世帯や子持ち世帯の場合は貯金ができるレベルではないため、貯金をするためにはある程度の節約が必要になってきます。
年収200万円の住宅ローンや家賃の相場のレベルは?
独身で年収が200万円の場合、家賃は通常収入の3分の1が相場と言われているため、約4万円の賃貸を借りられる計算となります。
約4万円の賃貸は、東京都内やダウンタウンエリアよりは郊外や地方のエリアになります。
夫婦2人世帯の場合は、奥さんが専業主婦なら同じく地方や郊外に住むことで家賃を抑えられます。
仮に夫婦2人で年収200万円ずつ稼いでいると、合計で400万円の年収を稼ぐことになるため、もう少し余裕のある生活を送ることができます。
年収200万円は車は持てる?
車を購入するためには、独身なら少し節約して頭金を貯めることができますが、夫婦2人世帯や子持ち世帯の場合は銀行のローンが組めない可能性が高く、ディーラーローンを利用せざるを得ません。
購入後の支出がかなり響いてくるので、維持費などを考えると中古車や軽など比較的金額がリーズナブルな車に限り持つことが可能です。
年収200万円以上で結婚している人の割合は?
年収が200万円ある人の場合、結婚している割合はおおよそ25%ほどです。
年収が高くなるにつれて結婚している率は高くなっていきます。
年収200万円の人の割合は全体の何%?
民間給与実態統計調査結果を見てみると、年収が200万円未満の場合、割合は全体の23%になります。
年収が200万円以上300万円未満が約15%です。
男女比や男女別で見る、年収200万円以上の人の割合
年収200万円以上の男女割合を見てみると女性の割合が多く、年収200万円未満と合わせると約59%、年収200万円以上300万円未満なら約22%です。
男性の割合は、女性同様に年収200万円未満と合わせると約22%、年収200万円以上300万円未満なら約12%です。
女性の割合が高い理由としては、結婚した後にパートや派遣で仕事を続けると年収は200万円前後になることが多いためです。
年代別に見る、年収200万円以上の人の割合
年代別で年収200万円以上の人の割合を見ると、どの年代もほとんどの人は年収200万円を超えています。
20代前半男性271万円、20代前半女性233万円、全体平均253万円と、駆け出しの社会人の時点で多くは年収200万円を超えています。
年収200万円だと、上位から数えて15%に入る
年収200万円は、全体の約15%ほどの割合になります。
日本人全体の平均年収は420万円になるので、割合が多いのは年収200万円〜500万円未満のあたりです。
年収200万円以上の仕事にはどんなものがある?
年収200万円以上の仕事は、美容師や小売関係、もしくは事務職の契約社員や派遣社員です。
美容師は意外かもしれませんが、カリスマ美容師として指名が増えて人気を集めることで給料がアップしたり、将来的に独立開業して成功すると年収は大幅に上がるものの、下積み期間は高給は望めません。
また、小売関係の仕事も店長職以上の年収は少なくありませんが、契約社員や派遣社員、正社員登用見込みなどの雇用形態で働く場合の年収は、そこまで高くありません。
事務職も同様に契約社員や派遣社員として働くなら年収はそこまで望めません。
契約社員や派遣社員が高い年収を望めない大きな理由の一つは、正社員のようにボーナスを支給してもらえるケースが非常に少ないからです。
年収200万円を稼げる業界例5選
年収200万円程の業界はどのようなところでしょうか。
ここでは年収200万円を稼ぐ業界をご紹介していきます。
1.美容業界
美容業界は、店長クラスや独立開業して成功すると年収は大幅に上がりますし、稼ぐことができる職種です。
しかし、下積み時代は長く、激務な上に年収はあまり高くありません。
他の業界と比べても、下積み時代やカットの担当をしない美容師やアシスタントは給料が安いため、年収は200万円前後です。
2.小売業界
小売業界は、契約社員や派遣社員、パートといった雇用形態が多く、正社員に比べるとボーナスの支給がない、福利厚生が必要最低限しか完備されていない、などの理由もあり、給料もそこまで高いわけではありません。
ただ、正社員になって店長以上のクラスとなると、年収は日本人の平均以上稼げる会社もあります。
3.ベンチャー企業
ベンチャー企業と聞くと、IT関連等非常に稼いでいるように思えるかもしれませんが、大多数のベンチャー企業は給料が高くありません。
それは売上規模が理由なだけでなく、会社を立ち上げて日が浅いために支払われる給料に限りがあるからです。
4.ブライダル業界
激務且つ給料があまり高くないことで有名なもう一つの業界はブライダル業界です。
店長クラスでようやく平均年収になるかどうかです。
またブライダル業界は、正社員以外にも派遣社員や契約社員として働く人がいるため、全体的に平均給料が低くなってしまいます。
5.飲食業界
飲食業界は、居酒屋やバーの仕事を見ると稼げるように思えるかもしれませんが、全体的にはまだまだ給料が高い業界とは言えません。
最近は大手チェーン店を中心に人材不足や労働環境の改善に取り組んでいるため、職場改善されたり給料が増えたりしています。
年収200万円を稼げる職種例10選
年収200万円程の職種は実際にどのような職種か、知りたい人もいらっしゃるでしょう。
ここでは、年収200万円の職種を10種選んで紹介していきます。
ぜひ参考にしてみて下さい。
1.バスガイド
バスガイドの仕事は最近減ってきましたが、まだ修学旅行や社員旅行、観光地の観光バス内などで働いています。
バスに乗車した乗客に対して歴史や背景、雑学や連絡事項などを伝えることやバス内でのまとめ役を担います。
2.スポーツコーチ
テニスやゴルフ、サッカーなどのコーチとして仕事をしている人がいます。
スポーツスクールや私立学校、スポーツ選手養成所などで勤務をし、テニスの指導やゴルフの指導、サッカーの指導など様々なスポーツの指導を行います。
野球やサッカーの場合は、プロ選手の引退後の第二キャリアとして人気の仕事です。
3.日本語教師
日本語教師は、外国人に対して日本語を教える仕事です。
日本だけでなく海外で働くことも可能です。
しかし、通常の教師や英会話教師と比べるとニーズが限定的であるため、専業として生計を立てるのが難しく、兼業で勤めている人が多くいます。
4.一般事務職
一般事務職は一般的な企業のオフィスに勤務し、雑務を含め事務的な作業全般を担う職種です。
正社員だけでなく、契約社員や派遣社員、アルバイトとして働くこともあり、勤務形態は多岐にわたります。
5.大学教授アシスタント
大学教授のアシスタントもしくは助手の仕事は、大学院生のアルバイトに多い仕事です。
大学教授のサポートをする役割で授業のサポートや研究のサポートをします。
6.パソコンインストラクター
パソコンインストラクターの仕事は、主にパソコンの初心者や会社でパソコンを使うために必要なスキルを学びたい人に向けて、パソコンの操作やテクニックを教える仕事です。
勤務場所は主にパソコンスクールになります。
7.介護士
超高齢化社会に欠かせない仕事が介護士です。
介護士は楽な仕事ではないため、定職率は高くありません。
ただ、人を助ける仕事としてやりがいはあり、仕事に対して責任感を持って取り組むことはできます。
8.保育士
保育士の仕事は幼稚園や保育園などで子供の世話をするだけでなく、子供に生活習慣を学ぶ機会をサポートする役割を担います。
昨今は、保育士の給料がさほど高くないことが社会問題になっています。
9.ビル清掃員
ビル清掃員の仕事は、年収200万円〜300万円未満のところが多く散見されます。
ビル清掃員は全体的に、正社員ではなくアルバイトや派遣社員として働くケースがほとんどです。
10.調理師見習い
有名料亭などで修行をしている調理師見習いは、年収200万円前後がほとんどです。
見習いなので給料は高くありませんし、下積みをしてスキルを磨かなければなりません。
ただ、独り立ちしたり一人前の職人となれば、高額な給料を稼ぐことが可能になります。
平均年収200万円を超える会社例10選
平均年収200万円を超える会社は多く存在します。
ここではもう少し的を絞って、平均年収200万円〜300万円未満の企業について紹介していきます。
年収200万円以上を希望している人はぜひ参考にしてみて下さい。
1.井筒屋
井筒屋は福岡県北九州市に本社を置き、百貨店業を展開している老舗企業です。
福岡、特に北九州を中心に事業展開している地場に根付いた老舗企業ですが、東証1部に上場している上場企業でもあります。
現在中途採用の契約社員やアルバイトのみのため、想定できる年収は200万円ほどになります。
2.ミサワ
ミサワ はミサワホームと誤認されがちですが、unicoを事業展開する運営会社です。
東京都渋谷区に本社を置き、フィリピンに連結子会社を有しています。
新卒や中途採用だけでなく、ウェルカムバック採用と称し一度退職して5年以内の人材を再度採用するというユニークな採用方法を適用しています。
採用の多くは店舗スタッフや本部でのデザイナー職などです。
どちらの職種も経験が浅いもしくは未経験の場合、年収はおおよそ200万円〜280万円前後になります。
3.シベール
シベールは、山形県山形市に本社を置くパンや洋菓子の製造・販売を中心に事業展開している企業です。
シベールは、ラスクが有名です。
アルバイトやパート、中途採用を行っています。
正社員で年収200万円ほどになります。
4.ベリテ
ベリテは横浜市に本社を置くジュエリー販売の会社です。
ジュエリー販売の店舗を全国展開していて、新卒や中途採用の採用活動をしています。
中途採用の場合は契約社員やパートで採用するケースがほとんどですが、正社員登用に積極的なので、契約社員やパートで入社し登用制度を利用して正社員にステップアップすることが可能です。
ただし、採用当初、特に中途採用の場合は、契約社員やパートからスタートなので年収は200万円前後になります。
5.バナーズ
バナーズは、埼玉県熊谷市に本社を置き、不動産事業を展開している会社です。
バナーズは子会社を有しており、子会社は自動車販売業や楽器販売業を展開しています。
地方の中小企業の一つですが、東証2部に上場している上場企業です。
6.エヌリンクス
エヌリンクスは、東京都豊島区に本社を置くウェブマーケティングの会社です。
事業は全国に展開していて採用も全国的に採用活動をしています。
営業やシステムエンジニアなどの職を、新卒だけでなく中途採用も募集しています。
7.トスネット
トスネットは宮城県仙台市に本社を置く警備会社で、東北をはじめ東日本を中心に事業展開している会社です。
中途採用の場合、雇用形態はアルバイトか契約社員からスタートし、正社員登用制度を利用して正社員になります。
最初はアルバイトや契約社員の給料になるため、年収は200万円前後となっています。
8.北日本紡績
北日本紡績は北陸地方の石川県に拠点を構える会社で、素材を製造しています。
地方企業のため少数精鋭で運営していて、売上規模は年商4億円と、企業としては中小企業になります。
9.ショクブン
ショクブンは愛知県にある地方企業で、食材の配達サービスを展開している企業です。
地方企業ということもあり平均年収は低めですが、過去5年間の平均年収は着実に上がってきていますので、全体的な年収平均は300万円を超えてきそうな感じです。
10.サマンサタバサジャパンリミテッド
サマンサタバサジャパンリミテッドは、若い女性に人気のブランドサマンサタバサを運営しています。
店長以上になるとある程度の年収を稼ぐことができますが、従業員の多くはアルバイトやパート、契約社員などのため、平均年収は低くなっています。
正社員の割合よりアルバイトやパート、契約社員の方が多いのも要因です。
年収200万円を超える会社の特徴
年収200万円を超える会社の特徴は様々です。
年商が1億円のところもあれば、10億円を超えているところもあります。
従業員数も少数だけでなく200名を超える企業もあります。
年収200万円を超える会社の共通点としては「飲食店や小売業が多いこと」「地方企業であること」です。
また、正社員より契約社員やアルバイトといった雇用形態で募集していることが多いのも、年収200万円程の会社の特徴です。
未経験からでも200万円を超える仕事に転職はできる?
未経験からでも年収200万円を超える仕事は様々な分野で探すことができます。
年収200万円は決して多い金額ではないため、アルバイトやパート、契約社員、正社員など勤務体系も様々です。
アルバイトやパートで年収200万円稼ぐことも可能ですし、契約社員や正社員として年収200万円を稼ぐことも可能です。
全く何も携わったことのないような未経験の分野に転職することも可能です。
年収200万円を稼ぐために必要なことは?
年収200万円を稼ぐために必要なことは、そこまで難しいことではありません。
決められた時間内の業務をしっかりとこなすことです。
アルバイトなら8時間という勤務時間内しっかりと働くことですし、正社員や派遣社員なら業務時間内に任された仕事をきっちりと仕上げるだけです。
仕事に対しての責任感や働く意欲があれば、年収200万円は稼ぐことが充分に可能な金額です。
年収200万円でできること
年収200万円という金額は、新卒採用の平均年収より低いため、そこまで多い収入とは言えないかもしれません。
しかし、だからと言って年収200万円だと何もできないかというと実はそうではありません。
年収200万円あれば実は色々できることがあります。
ここでは、年収200万円で具体的に何ができるのかについて紹介します。
住居について
年収200万円の場合、都心に住むことはまず難しいと言えます。
都心の平均家賃はどこも、年収200万円の人からすると給料に対しての支出が3割を上回ってしまいます。
しかし、住むエリアを変えるだけで、快適に暮らすことが可能です。
まずは地方です。
青森や沖縄などの生活コストが安いエリアや扶養家族がいる場合は、自治体が積極的に家族持ち世帯に対して補助金を支給してくれるエリアがあります。
こういったエリアに住むと、年収200万円でも割と快適に暮らすことができます。
家賃も、通常の賃貸だけでなく、自治体が保有している格安で借りることができる空き家などでランニングコストを抑えることが可能です。
もう一つは、年収200万円の仕事がある発展途上国などの海外に生活することです。
日本に比べて海外にはまだまだ生活費の安いところが少なくありません。
年収200万円で生活をするためには、海外移住も一つの方法です。
食生活について
食生活についても住居同様、都心部で生活をしていくには年収200万円は決して多い金額ではありません。
こちらも住居同様、地方に移住して自治体が補助金を出してくれるところや家庭菜園ができるようなところだと、食費はぐっと抑えることができます。
年収200万円は贅沢できる収入レベルではないですが、生活ができない、ご飯が食べれない、というわけではないので工夫が必要です。
食生活についても、海外移住することで外食しても支出を抑えることができます。
例えば、タイや台湾のように外食が多く、家で作ることが少ないような国は屋台文化が豊富なため、元々の外食費が安くなっています。
まとめ
今回は年収200万円の実態について紹介しました。
年収200万円は決して多い金額とは言えません。
日本人の全体平均年収は420万円なので、年収200万円なら半分以下になってしまいます。
年収200万円からスタートしてステップアップしていくのか、年収200万円のままで良いのかは、今後のキャリアプランや将来設計に応じて変えていきましょう。
また、同じ年収200万円の仕事をするなら、日本だけに勤務先を絞る必要はありません。
海外にも同じような給料で人材を募集している会社が多数あります。
勤務先にこだわりを持たなければ、工夫次第で年収200万円でも可能性を広げることができます。
今回紹介した年収200万円の実態が役立つ情報であれば嬉しいです。
最終更新日:2020年6月9日