創業145年以上の歴史を誇る大手総合建設会社!ボーナスは年々増加傾向?選考前に知っておきたい求められる人材像とは?
2019年度の有価証券報告書を確認しましたが、報酬が1億円以上の役員は存在しませんでした。
またその他の役員の報酬については、社内取締役7名に対して総額2億8800万円で1人あたり4114万円、社内監査役1名に対して1800万円がそれぞれ支払われていました。
このことから、代表取締役社長の髙瀨伸利氏の報酬は4114万円以上1億円未満であると考えられます。
業績も順調であるため、今後の役員の報酬の上昇にも期待できます。
それぞれの年収を見ると、西松建設は836万円、清水建設は1010万円、奥村組は987万円と現時点では競合にはやや及びませんでした。
しかし、環境負荷の削減等にも取り組んでいることから今後需要が高まり、競合の年収を超す可能性もあると言えるでしょう。
西松建設の売り上げ及び経常利益の推移を見ると、売り上げは2017年で3070.5億円、2018年で2761.6億円、2019年で3368.5億円でした。
また経常利益は2017年で259.9億円、2018年で235.8億円、2019年で256.4億円となっていました。
どちらも2018年に一旦下降していますが、3年間で売り上げは約298億円も上昇。
収益がしっかり確保されているため、社員の年収にも反映され年収が高くなっていると考えられます。
西松建設では、主に土木事業・建築事業・開発不動産事業を行っています。
それぞれの事業内容は以下の通りとなります。
これまでに横瀬川ダム本体建設工事、東京国際空港第2ゾーン計画新築工事、新名神高速道路 猪名川東・中工事等の数々の施工に携わってきた実績を持ちます。
2019年度には建築事業・開発不動産事業の売り上げが増加。
現在は新たに更新した「エコ・ファーストの約束」を掲げ、CO2排出量の削減や脱炭素のための技術開発に取り組んでおり、今後更に需要が拡大していくと考えられます。
西松建設では上記の他に国際事業にも携わっており、日系企業の工場・施設を中心に建築工事等を手掛けています。
国ごとのニーズに対応し、より良いサービスを迅速に提供するため、2019年には本部をシンガポールに移しました。
今後更に活動の幅が広がっていくでしょう。
ここで西松建設の歴史を簡単に見ていきましょう。
1874 西松桂輔氏により創業される
1914 西松工業所となる
1929 合資会社西松組に改組する
1937 株式会社西松組を設立する
1948 社名を西松建設に変更する
1950 技術研究所を開設する
1961 東京証券取引所第二部に上場する
1963 東京証券取引所第一部に上場する
2014 創業140周年を迎える
2016 エコ・ファースト企業として認定される
西松建設グループは、西松地所やサイテックファーム等をはじめとした子会社15社・関連会社11社から成り立つグループです。
グループ企業では建設事業や不動産事業の他にもLED農園事業等を展開しており、野菜の栽培から販売まで手掛けています。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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