シリコンウェーハの世界シェア約30%!「技術で世界一」を目指す大手メーカー!競合会社とも徹底的に比較!
2020年の有価証券報告書を確認しましたが、報酬が1億円を超える役員についての記載は特に見られませんでした。
またその他の役員の報酬については、社内取締役4名に対して総額2億8364万円で1人あたり7091万円、社内監査役2名に対して総額4813万円で1人あたり2406万円がそれぞれ支給されていました。
このことから、代表取締役会長兼CEOの橋本眞幸氏の報酬は、7091万円以上1憶円未満であると推測できます。
現時点でSUMCOが手掛けているシリコンウェーハは、世界シェアは約30%、海外売上比率は約80%をそれぞれ誇っています。
今後も海外への事業展開を継続して行っていくと予想できるので、役員の報酬の伸びしろに期待できます。
SUMCOの競合会社として、三益半導体工業やRS Technologiesが挙げられます。
競合の年収を確認すると、三益半導体工業は611万円、RS Technologiesは493万円でした。
SUMCOは658万円なので、現時点では競合よりも年収が高いことが分かりました。
金属製品業界の平均年収589.7万円と比較しても約67.9万円高く、業界内でも水準が高いと言えます。
現在は次世代のニーズを先取りし製品の研究開発を進めているため、今後時代が進むにつれて更に業績が伸び、年収も上昇すると考えられます。
SUMCOの2017年から2019年にかけての売り上げ及び経常利益の推移を見ると、売り上げは2017年で2054.7億円、2018年で2605.5億円、2019年で2512.4億円でした。
また経常利益は、2017年で209.3億円、2018年で513.1億円、2019年で461.2億円となっています。
売り上げ・経常利益共に2019年に若干下降していますが、直近3年間で売り上げは約457.7億円、経常利益は約251.9億円上昇していることが分かります。
業績が好調である分社員にも還元することができ、年収が高くなっていると考えられます。
SUMCOグループは、SUMCOテクノロジー、SUMCOサービス、SUMCOサポート、SUMTECサービス等をはじめとした国内子会社8社・海外子会社10社が所属するグループです。
グループ企業では、シリコンウェーハの製造・運搬容器の洗浄、福利厚生サービスの提供等、様々な事業を展開しています。
SUMCOでは現在、新卒採用を中心に採用活動を行っています。
募集職種や選考について見ていきましょう。
新卒採用では現在、以下の職種で募集が行われています。
募集人数は技術系では30名、事務系では10名となっています。
技術系・事務系共に学部・学科による制限はないようなので、自身の希望する職種に応募しましょう。
選考は、エントリー→説明会の参加→書類の提出→適性検査(SPI)→面接(約3回)の順で進みます。
提出書類は、履歴書・自己申告書(エントリーシート)、成績証明書、卒業(修了)見込み証明書となります。
成績証明書に関しては、修士の方は学部及び修士両方の成績証明書が必要となるため、提出漏れに注意しましょう。
残念ながら、現在公式ホームページでは中途採用は行われていませんでした。
転職サイトでもほとんど求人情報が見られなかったため、現時点ではSUMCOへの転職は難しいと言えます。
しかし新卒採用情報を参考にすると、今後技術系・事務系それぞれの職種で必要に応じて募集が行われると考えられます。
現職で経験を積み、自身のスキルを磨いておくようにしましょう。
また新卒採用ページの質問欄には、事業のグローバル展開に伴い英語力も必要となるとの旨が記載されており、「中堅社員になるまでには、ビジネスの場で活用できるようになって欲しい」とありました。
語学力を少しずつ磨き運用能力を高めておくことで、選考の際にアピールできるかもしれません。
SUMCOが求める人材像として、キャリタス就活には「なにごとに対しても常に問題意識を持って取り組める人」「社内でのチームワークを大切にできる方」とあり、リクナビには以下のように記載されていました。
これらのことから、SUMCOでは主体性・協調性・我慢強さ等を持ち、相手の立場に立って物事を考えることのできる人材を求めていると考えられます。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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