淀川製鋼所の平均年収は、2024年で前期に比べて下降傾向の648.6万円です。鉄鋼業界内では16位の平均年収になりました。淀川製鋼所は昭和10年に創業した鉄鋼メーカーです。国指定重要文化財である「ヨドコウ迎賓館」を所有していたり、子会社がゴルフ場の経営を行っていたりと、幅広い事業に取り組んでいます。堅実な社風を持ち、老舗企業ということで産業地盤が整っているため、経営が安定している企業です。ワークライフバランスにも優れ、平均勤続年数は18.3年と働きやすさがうかがえる定着率となっています。
目次
全ての目次を見る平均年収推移(淀川製鋼所と上場企業平均)
淀川製鋼所の平均年収推移は、下降傾向です。前期比で見ると6.8万円減少しています。
上述のように、過去5年間の平均年収は629.6万円なので、上場企業と比べると高い水準になります。
淀川製鋼所の平均年収 | 年収 |
---|---|
2019年 | 649万円 |
2018年 | 655万円 |
2017年 | 639万円 |
2016年 | 604万円 |
2015年 | 601万円 |
淀川製鋼所の平均年収 | 上場企業の平均年収 | 全国の平均年収 |
---|---|---|
648.6万 | 612.5万 | 432.2万 |
淀川製鋼所の平均年収は、他の会社と比較すると高い傾向にあります。日本の上場企業の平均年収と比べると36.1万円高く、上場企業以外も含めた全国平均の年収と比較すると216.4万円高くなっています。(全国平均の年収は、国税庁が実施している『民間給与実態統計調査』の最新版の調査結果を参照しています。)
上場企業全体の年収ランキングで見ると、3737社中1290位と高い順位となります。
淀川製鋼所の平均年収 | 鉄鋼業界の平均年収 |
---|---|
648.6万 | 626.9万 |
淀川製鋼所が属する鉄鋼業界の上場企業の平均年収は626.9万円です。 そのため、淀川製鋼所の年収は業界平均と比べて21.7万円高く、業界内順位を見ると45社中16位と高い順位となります。
淀川製鋼所の平均年収 | 大阪府の平均年収 |
---|---|
648.6万 | 625.8万 |
淀川製鋼所の所在地がある大阪府の上場企業の平均年収は625.8万円です。 そのため、淀川製鋼所の年収はエリア平均と比べて22.8万円高く、エリア内順位を見ると426社中152位と高い順位となります。
従業員数推移(淀川製鋼所と上場企業平均)
淀川製鋼所 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 1,195人 | 1,035人 |
2018年 | 1,196人 | 1,071人 |
2017年 | 1,156人 | 1,042人 |
2016年 | 1,157人 | 1,055人 |
2015年 | 1,197人 | 1,055人 |
淀川製鋼所の従業員数は2019年で1,195人と、1年前と比べて1人の減少となりました。
全上場企業の平均従業員数が1,035人なので、それと比べて多い水準となります。
次に淀川製鋼所と同じ鉄鋼業界内で従業員数を比較してみました。業界平均の従業員数が1,558人なので、それと比較しても少ない規模の人数というのが分かります。
平均年齢推移(淀川製鋼所と上場企業平均)
淀川製鋼所 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 39.3歳 | 41歳 |
2018年 | 38.6歳 | 41歳 |
2017年 | 38.3歳 | 40歳 |
2016年 | 37.9歳 | 40歳 |
2015年 | 38.7歳 | 40歳 |
淀川製鋼所の平均年齢は2019年で39.3歳と、上場企業の平均と比べると若い水準となっています。
平均年齢を同じ鉄鋼業界内で比較してみました。業界平均が40歳のため、業界内で見ても若い水準となります。
平均勤続年数推移(淀川製鋼所と上場企業平均)
淀川製鋼所 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 18.3年 | 12年 |
2018年 | 17.0年 | 13年 |
2017年 | 16.8年 | 13年 |
2016年 | 16.4年 | 13年 |
2015年 | 17.2年 | 13年 |
淀川製鋼所の平均勤続年数は2019年で18.3年と、上場企業の平均と比べると長い水準となっています。
平均勤続年数も同じ鉄鋼業界内で比較してみます。業界の平均勤続年数が15.5年のため、業界内で見ても長い水準となります。
淀川製鋼所が、転職先・就職先として魅力的な会社かどうかを知るために、前期比の売上成長率や一人あたりの経常利益などを見ていきましょう。
※売上・従業員数は、各社の連結ではなく「単体」の数字を元に計算しています。
売上
売上成長率(前期比)
経常利益
売上 | 経常利益 | |
---|---|---|
2019年3月期 | 1103.3億円 | 105.6億円 |
2018年3月期 | 1063.6億円 | 103.5億円 |
2017年3月期 | 970.4億円 | 88.0億円 |
2016年3月期 | 979.8億円 | 80.7億円 |
2015年3月期 | 1059.0億円 | 69.5億円 |
まず、淀川製鋼所と上場企業平均の「売上」と「成長率」を見ていきます。
2019年3月期の売上は、淀川製鋼所が1103.3億円、上場企業平均が1120.3億円となっています。淀川製鋼所の売上は平均と比べて同程度となっており、売上の前期比成長率を見ると、淀川製鋼所が3.7%の増加、上場企業平均が15.4%の増加となっているため、上場企業の中では成長率は平均以下な会社と言えます。
淀川製鋼所 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年3月期 | 9233万円 | 1.1億 |
2018年3月期 | 8893万円 | 9064万 |
2017年3月期 | 8395万円 | 9022万 |
2016年3月期 | 8468万円 | 9416万 |
2015年3月期 | 8847万円 | 9870万 |
次に、淀川製鋼所と上場企業平均の「従業員一人あたり売上」を見ていきます。
2019年3月期で見ると、淀川製鋼所は9233万円、上場企業平均が1.1億円となっています。
淀川製鋼所 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年3月期 | 884万円 | 788万 |
2018年3月期 | 866万円 | 731万 |
2017年3月期 | 761万円 | 741万 |
2016年3月期 | 698万円 | 672万 |
2015年3月期 | 581万円 | 689万 |
「従業員一人あたり経常利益」についても見てみましょう。2019年3月期では、淀川製鋼所は884万円、上場企業平均が788万円となっています。 そのため淀川製鋼所は上場企業の中では効率的に運営できている会社と言えます。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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