出世するとどれくらいの収入が見込める?ボーナスや事業内容、気になる競合他社との比較を徹底調査!
清水建設では、代表取締役会長の宮本 洋一氏、代表取締役社長の井上 和幸氏の年収は公開されていません。
取締役の平均年収は約2800万円、監査役の平均年収は約1100万円となっています。
従業員の平均年収を考えると、会長や社長が3000万円ほどの収入だとは考えにくいのですが、取締役9名の中に宮本氏や井上氏の数も入れられています。
そのため、高収入な清水建設は役員等の年収を抑えることで、従業員への還元もきちんと行われているように感じます。
清水建設の競合相手というと、大成建設や大林組が思い浮かびます。
有価証券報告書の情報をもとに年収を比較してみると、大成建設の平均年収は約1051.1万円、大林組の平均年収は約1052.6万円となっています。
清水建設の年収は約1010万円ですので、日本で5社のスーパーゼネコンの中では一番低いという結果に。
しかし、日本の建設業界では、都市開発や古くなった建物の建て替え時期に直面していますので、平均以上の年収は期待できることでしょう。
東京オリンピックや都市開発、海外からの旅行者などの増加により、建設業界は大幅に業績を伸ばしています。
清水建設もこれまでの売上高は1兆5億円台を維持していましたが、2019年の有価証券報告書には1,664,960(百万円)とアップしています。
これらの経済の流れに乗ることで、好調な業績を収め、従業員の年収の高さも恩恵を受けていると言えます。
しかし、近年の建設業界では若者の労働者が減少している残念な傾向にあります。
ぜひ、これからの建設業界の発展のために、若い力を取り戻してほしいと思います。
清水建設の主な事業は、オフィスや事業、学校などを建築する建築事業、トンネル、ダムなどを建設する土木事業、海外建設事業です。
建築事業では、私たちの生活には欠かせない学校や病院などをはじめ、寺や神社などの伝統的な建築物を宮大工の頃から培った技術で改修や耐震改修などを行っています。
海外建設事業では1970年頃から海外進出を果たし、今では約60カ国で生産施設や超高層ビル、病院、橋、地下鉄などの建設を行い、その国の人々の生活を支えています。
その他の事業としては、オフィスビルや物流施設などの不動産開発を行う不動産開発事業、太陽光や風力発電・汚染土壌浄化技術などによる環境浄化を行うエンジニアリング事業などがあります。
また、2018年には深海未来都市構想、月太陽発電、宇宙ホテル、月面基地などの開発構想を事業化へと展開するために「フロンティア開発室」を新設。
今までは漫画や映画の世界だと思われていたことを現実にしようとする、夢のような事業が始まっています。
清水建設の沿革をご紹介します。
シミズ・グループには建設関連事業、開発・不動産関連事業、サービス関連事業の3つの分野があり、日本建設やシー・エス・ピー・ジャパンなど、建設や不動産だけに留まらず、宇宙開発を専門とする日本で唯一の会社も存在します。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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