世界が認める鉄鋼メーカーの年収はいくら?気になる役員と出世後の報酬を公開!大切なのは志望動機?
日本製鉄の平均年収は2024年で613.1万円。鉄鋼業界内順位は25位、全体での順位は1654位です。2019年4月に商号を変更し、「日本製鉄」として新たにスタート。従業員数26,570人ながら、平均年齢37.2歳と若手が活躍している背景には、従業員の意識の高さが伺えます。自分で設定した課題を管理したり、部下の育成を積極的に取り組むなど、人間関係は非常に友好的。6S活動を積極的に行うと特別給与が貰えるなど、働きやすい環境づくりを従業員が率先して行える仕組みが整っています。
目次
全ての目次を見る平均年収推移(日本製鉄と上場企業平均)
日本製鉄の平均年収推移は、上昇傾向です。前期比で見ると15.8万円増加しています。
上述のように、過去5年間の平均年収は610.4万円なので、上場企業と比べると低い水準になります。
日本製鉄の平均年収 | 年収 |
---|---|
2019年 | 613万円 |
2018年 | 597万円 |
2017年 | 596万円 |
2016年 | 625万円 |
2015年 | 621万円 |
日本製鉄の平均年収 | 上場企業の平均年収 | 全国の平均年収 |
---|---|---|
613.1万 | 612.5万 | 432.2万 |
日本製鉄の平均年収は、他の会社と比較すると高い傾向にあります。日本の上場企業の平均年収と比べると同程度で、上場企業以外も含めた全国平均の年収と比較すると180.9万円高くなっています。(全国平均の年収は、国税庁が実施している『民間給与実態統計調査』の最新版の調査結果を参照しています。)
上場企業全体の年収ランキングで見ると、3737社中1654位と平均的な順位となります。
日本製鉄の平均年収 | 鉄鋼業界の平均年収 |
---|---|
613.1万 | 626.9万 |
日本製鉄が属する鉄鋼業界の上場企業の平均年収は626.9万円です。 そのため、日本製鉄の年収は業界平均と比べて13.8万円低く、業界内順位を見ると45社中25位と平均的な順位となります。
日本製鉄の平均年収 | 東京都の平均年収 |
---|---|
613.1万 | 647.2万 |
日本製鉄の所在地がある東京都の上場企業の平均年収は647.2万円です。 そのため、日本製鉄の年収はエリア平均と比べて34.1万円低く、エリア内順位を見ると1979社中1013位と平均的な順位となります。
日本製鉄では6月と12月の年2回、ボーナスが支給されています。
平均支給額は約95万円〜240万円、男女間の差は最大で約45万円、ピークは50歳代前半で迎えます。
業績連動型のため、売上高の落ち込んだ2016年と2017年のボーナスは減少が見られました。
しかし、2018年度の有価証券報告書では売上高の回復が見られたため、今後のボーナスアップに期待が持てそうです。
職種別の年収を比較すると、一般職の平均年収は約350万円〜625万円、技術職は約400万円〜615万円、総合職は約600万円〜950万円となっています。
総合職の年収の高さが目立ちますが、一般職や技術職に関しては高卒採用が多くなるため、差が生まれてしまうようです。
学歴別の初任給は、2019年度の実績によると高専卒190,000円、学部卒213,000円、修士了238,000円となっており、一般企業と同等の金額設定です。
出世後の年収を比較すると、係長の平均年収は約580万円〜690万円、課長は約770万円〜910万円、部長は約980万円〜1135万円となっています。
平均年収は特別に高いとは言えないものの、管理職に就けば1000万円ほどの高年収も望めます。
しかし、技術職は特に昇格の機会がなかなか訪れないとの声もあるため、チャンスが巡ってきた際には逃さないようにしましょう。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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