気になる出世後の年収は?初任給が高いのは何故?内定をもらうためのポイントを公開!
代表取締役会長の月岡 隆氏の年収は約2億8500万円、代表取締役社長の木藤 俊一氏の年収は約2億1200万円、取締役副社長執行役員の松下 敬氏の年収は約1億4100万円、その他の取締役の平均年収は約1億6200万円、監査役は約2600万円となっています。
会長や社長は2億円を超える超高額報酬を得ている他、取締役員らも1億6000万円を超える破格の報酬を得ていることが分かりました。
出光興産の競合他社というと、コスモエネルギーホールディングスやJXTGホールディングスなどが挙げられます。
最新の有価証券報告書によれば、コスモエネルギーホールディングスの平均年収は約891.4万円万円、JXTGホールディングスの平均年収は約1204.7万円となっています。
出光興産の平均年収は約970.5万円ですので、格段に年収が高いJXTGホールディングスには劣るものの、石油・石炭製品業界の大手の3社の中では2番手につける年収の高さであることが分かりました。
平均年収が高い理由には、初任給の高さと手当の充実さが大きく影響しています。
一般的な大卒初任給の平均が21万円なのに対し、出光興産では大学卒・高等専門学校専攻科は基本給だけで24万円にも及びます。
基本給24万円の上、更に子供手当・住宅手当・通勤手当・時間外勤務手当などの手厚い手当てが加算されるため、いかに初任給が高額であるかが分かります。
その他には、業績の好調さも平均年収の高さに影響しており、2018年度の純利益は1623億円と前期比84%増の過去最高を記録しています。
ボーナスは業績連動型であるため、業績の高さが年収に反映されたと言えるでしょう。
出光興産は、石油・石炭製品業界に属する日本の大手企業です。
国内には7つの製油所を保有し、原油から作られる燃料油などの石油製品の安定供給を実現しています。
石油化学工場は2つ保有し、基礎原料となるオレフィンとアロマをお客様やグループ企業に供給。
また、エネルギー事業では石油製品を扱うだけでなく、環境調和型社会・低炭素社会の実現に向け、地熱エネルギー資源の開発や風力発電・太陽光発電・水力発電など環境に優しい再生可能エネルギーを作り出しています。
出光興産が運営するのガソリンスタンドで石油製品を販売するのはもちろん、産業用エネルギーは電力会社や一般産業、航空会社、海運会社などへ販売する売電事業にも注力しています。
オーストラリアとインドネシアでの石炭鉱山事業の展開、原子力発電の燃料となるウラン資源をカナダで生産、ノルウェー・英国・ベトナムなどで石油・天然ガスの探鉱・開発・生産プロジェクトを推進するなど、エネルギー資源が枯渇しないように資源事業も世界で幅広く展開しています。
省燃費、生産効率化に寄与する潤滑油、独自技術を持った機能化学品、有機EL等の電子材料、省エネやリサイクル用など環境に配慮した高機能アスファルトは、これまで培ってきた技術力とノウハウを活かし、国内外で事業を拡大。また、バイオ技術を核に生物・化学農薬や飼料添加物や、安全性が高く、小型化が可能な全固体電池をはじめとする次世代技術の開発にも積極的に展開。
その他には、出光カードまいどプラスや出光カードを発行するクレジットカードサービスや、損害保険代理業・生命保険に関する業務、プラスチック製品やポリエチレン・ポリプロピレンの製造・販売なども行っています。
また、これまで培ってきた技術やノウハウを活かし、有機EL等の電子材料や環境に配慮した高機能アスファルトなどの製造、バイオ技術を活かした生物・化学農薬や飼料添加物・小型化可能で安全性が高い全固体電池などの次世代事業を国内だけでなく海外にも拡大しています。
出光興産の歴史についてご紹介します。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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