業界トップの武田製薬を超える年収の理由は?ボーナスはいくら貰える?求める人材は理想が高い?
第一三共の平均年収は、2025年は1097.9万円で前期に比べて下降傾向です。医薬品業界内では6位、全体での順位は67位と高水準です。第一三共は国内製薬メーカー大手5社の一つの企業で、医療用医薬品に特化した製薬会社です。堅実な社風ですが、社内は和気あいあいとした雰囲気。福利厚生が優れており、住宅・家賃補助の金額が高かったり、健康診断は家族も無料で受けられたりします。オフィスも清潔感があり、働きやすい環境です。
目次
全ての目次を見る平均年収推移(第一三共と上場企業平均)
第一三共の平均年収推移は、下降傾向です。前期比で見ると6.1万円減少しています。
上述のように、過去5年間の平均年収は1107.9万円なので、上場企業と比べると高い水準になります。
第一三共の平均年収 | 年収 |
---|---|
2019年 | 1098万円 |
2018年 | 1104万円 |
2017年 | 1134万円 |
2016年 | 1092万円 |
2015年 | 1112万円 |
第一三共の平均年収 | 上場企業の平均年収 | 全国の平均年収 |
---|---|---|
1097.9万 | 612.5万 | 432.2万 |
第一三共の平均年収は、他の会社と比較すると高い傾向にあります。日本の上場企業の平均年収と比べると485.4万円高く、上場企業以外も含めた全国平均の年収と比較すると665.7万円高くなっています。(全国平均の年収は、国税庁が実施している『民間給与実態統計調査』の最新版の調査結果を参照しています。)
上場企業全体の年収ランキングで見ると、3737社中67位と高い順位となります。
第一三共の平均年収 | 医薬品業界の平均年収 |
---|---|
1097.9万 | 770.7万 |
第一三共が属する医薬品業界の上場企業の平均年収は770.7万円です。 そのため、第一三共の年収は業界平均と比べて327.2万円高く、業界内順位を見ると67社中6位と高い順位となります。
第一三共の平均年収 | 東京都の平均年収 |
---|---|
1097.9万 | 647.2万 |
第一三共の所在地がある東京都の上場企業の平均年収は647.2万円です。 そのため、第一三共の年収はエリア平均と比べて450.7万円高く、エリア内順位を見ると1979社中54位と高い順位となります。
第一三共では7月と12月の年2回、ボーナスが支給されます。
平均支給額は約155万円〜390万円、男女間の差は最大で約80万円、ピークは50歳代で迎えます。
早くて20代半ばで年収800万円を得ている人もいるようで、新卒3年目にはボーナスは150万円を年2回支給される計算になります。
新入社員にも初年度の夏からボーナスが支給される上に、業績によっては春にも少額ながらボーナスが支給されることもあります。
職種別の年収を比較すると、一般職の平均年収は約660万円〜1150万円、技術職は約700万円〜1120万円、総合職は約900万円〜1600万円となっています。
どの職種においても非常に高い年収を得ることができますが、派遣従業員の給与は下がる傾向にあるため、いかに正社員が優遇されているのかが分かります。
学歴別の初任給は2020年度の実績によると、博士(4年制)294,500円、博士(3年制)288,000円、修士・学士(6年制)254,000円、学士(4年制)230,000円となっており、大手企業の中でも高い初任給であることが分かります。
出世後の年収を比較すると、係長の平均年収は約1120万円〜1260万円、課長は約1470万円〜1670万円、部長は約1830万円〜2030万円となっています。
一般職でも平均年収が高い第一三共ですが、出世をすれば更なる高年収を得るチャンスが訪れます。
仕事内容も然程キツいものではないとの声も多く聞かれるため、更なる高年収を得たいのであれば、昇級試験などのチャンスを逃さず有効に活かすようにしましょう。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2025年1月1日
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