医療用漢方製剤のシェア約80%!125年以上の歴史を誇る老舗メーカー!面接での質問内容も解説!
2019年度の有価証券報告書を確認すると、代表取締役社長の加藤照和氏の報酬は1億300万円であることが分かりました。
またその他の役員の報酬については、社内取締役4名に対して総額1億9800万円で1人あたり4950万円、社内監査役1名に対して2500万円がそれぞれ支払われていました。
今後中国での活動にもより注力していくため、役員報酬の伸びしろにまだまだ期待できるでしょう。
ツムラの競合会社として、武田薬品工業や大正製薬ホールディングス等が挙げられます。
それぞれの年収を見てみると、ツムラは811万円、武田薬品工業は1094万円、大正製薬ホールディングスは924万円と、現時点では競合には及びませんでした。
しかし、漢方のニーズが年々高まっているため、今後競合の年収を超える可能性は充分あると言えるでしょう。
ツムラの直近3年間の売り上げ及び経常利益の推移を見てみましょう。
売り上げは2017年で1133.2億円、2018年で1162.3億円、2019年で1190.7億円でした。
また経常利益は2017年で148.8億円、2018年で154.1億円、2019年で174.5億円となっています。
2017年から2019年にかけて売り上げは約57.5憶円、経常利益は約25.7憶円それぞれ上昇しました。
業績が好調であるため、社員の年収もそれに伴い高くなっていると考えられます。
ツムラでは医薬品事業を中心に行っており、主に医療用漢方製剤・その他医療用医薬品・一般用医薬品を手掛けています。
売上高構成比の9割以上が医療用漢方製剤で、現在市場シェアは80%以上を誇ります。
2016年からは高齢者関連領域・女性関連領域・がん領域の三つに重点を置いて研究開発を行っており、現在は各領域の疾患に重点を置いて活動。
今後もあらゆる製品を輩出していくと期待できるでしょう。
ツムラではその他にもグループ企業にて漢方薬の原料となる薬用作物の栽培・生薬の製造・加工・販売等を行っています。
北海道等を中心に栽培しており、原料受入・チルド保管、乾燥、選別、品質試験・出荷等一貫したサービスを提供。
ツムラの事業を大きく支えていると言っても過言ではないでしょう。
ここで、ツムラのこれまでの歴史について簡単に見てみましょう。
1893 津村重舎氏により津村順天堂が創業される
1924 津村研究所及び津村薬草園がそれぞれ創設される
1930 「バスクリン」を販売する
1936 株式会社へ組織改正する
1980 東京証券取引所第二部に上場する
1982 東京証券取引所第一部に上場する
1988 社名をツムラに変更する
1993 創業100周年を迎える
2018 創業125周年を迎える
ツムラグループは、ロジテムツムラ、夕張ツムラ等が所属するグループで、国内だけでなくアメリカや中国にもグループ企業を持ちます。
グループ企業では原料生薬の栽培・調達・加工・保管、製品の開発・製造販売・運送等を手掛けています。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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