創業170年以上の老舗医薬品メーカー!海外での評価も上々?就活前に知っておきたい面接の傾向についても解説!
2020年の有価証券報告書から、代表取締役社長の中冨一榮氏の報酬が1憶7300万円であることが分かりました。
また、社内取締役10名に対して総額3億9500万円で1人あたり3950万円、社内監査役2名に対して総額4000万円で1人あたり2000万円が支給されていました。
中冨一榮氏の報酬に対してその他の役員の報酬はあまり高い印象を受けませんでしたが、海外でも製品が高く評価されていることもあり、今後役員の報酬が更に伸びていくと予想できます。
久光製薬の競合会社としてロート製薬や大日本住友製薬が挙げられます。
それぞれの年収を確認すると、久光製薬は654万円、ロート製薬は738万円、大日本住友製薬は891万円と現時点では競合の年収には及びませんでした。
しかし有名製品を数多く手掛けており海外進出にも尽力していることから、今後の年収の伸びしろはまだまだあると言えるでしょう。
久光製薬の年収の高さの理由として、国内外で既存製品の拡販に努めていることが挙げられます。
2019年には「サロンパス」「フェイタス」等のシリーズと併せて「アレグラFX」の売り上げが伸び増収となりました。
経常利益も200億円ちかくを維持していることから、その分社員にも還元できていると考えられます。
久光製薬では医薬品事業を手掛けており、国内外で医療品医薬品・一般用医薬品の製造販売を行っています。
主に展開している一般用医薬品としては以下の通りです。
現在は海外での製品の拡販に積極的に尽力。
その結果、OTC医薬品市場の鎮痛消炎貼付剤カテゴリーで「サロンパス」が販売シェア世界No.1ブランドの認定を3年連続で、久光製薬が販売シェア世界No.1企業としての認定を2年連続でそれぞれ受けています。
今後もアメリカやアジア圏を中心に活動していく予定です。
その他にも久光製薬はグループ企業にて食品・医薬品等のパッケージの製造販売を行っています。
これまでに「直進くん」「掴めるくん」等の商品を展開し、手で簡単に切れる・開封時に掴み部分ができる等の消費者のニーズに対応する商品を輩出してきました。
また、湿度調節の可能な「吸湿くん」や紫外線・可視光線を99.9%カットできる「遮光くん」等、生産者のための製品も多数開発。
これらの製品は食品や医薬品、生活用品等のパッケージ類に活用されています。
現在は環境対応品の開発にも取り組んでおり、今後もどんどん製品の幅を広げていくと考えられます。
ここで久光製薬の歴史を見ていきましょう。
1847 小松屋が創業される
1871 久光常英堂に改称する
1903 久光兄弟合名会社を設立する
1934 「サロンパス」を発売する
1951 久光兄弟を設立する
1962 東京証券取引所第二部に上場する
1964 大阪証券取引所第二部に上場する
1965 社名を久光製薬に変更する
1971 名古屋証券取引所第二部に上場する
2007 創業160周年を迎える
2017 創業170周年を迎える
久光製薬グループは、佐賀シティビジョン・CRCCメディア・祐徳薬品工業・丸東産業等をはじめとした子会社18社、関連会社3社が所属するグループです。
グループ企業では放送事業や医薬品・医療機器・衛生材料等の製造販売等を行っています。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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