離職率5年連続1%台!?創業100年以上の歴史を持つ医薬品メーカー!求められる人材についても大公開!
2019年度の有価証券報告書によると、報酬が1億円以上の役員は3名でした。
代表取締役会長の塩野元三氏は1億3000万円、代表取締役社長の手代木功氏は1億9800万円、取締役副社長兼ヘルスケア戦略本部長の澤田拓子氏は1億円の報酬となっていました。
その他の役員に関しては、社内取締役3名に対して総額4億3000万円で1人あたり1億4333万円、社内監査役2名に対して総額5800万円で1人あたり2900万円が支給されています。
業績が好調であるため、役員の報酬はこれからも年々アップしていくでしょう。
塩野義製薬の競合他社として、アステラス製薬や大正製薬ホールディングス等が挙げられます。
競合他社の年収を見てみると、アステラス製薬は1072万円、大正製薬ホールディングスは924万円でした。
塩野義製薬は904万円なので、現段階ではアステラス製薬よりも約168万円、大正製薬ホールディングスよりも約20万円程低くなっています。
しかしながら、将来のニーズを考えた医薬品の開発等も行っており、今後も年収は順調に上昇していくと予想できます。
塩野義製薬の平均年収の高さの理由は、その業績の良さにあります。
売り上げ及び経常利益を見ていくと、売り上げは2017年では3052.6億円、2018年では3159.4億円、2019年では3279.9億円となっています。
また、経常利益は2017年では1081.1億円、2018年では1175.3億円、2019年では1398.4億円でした。
売り上げ、経常利益共に順調に数字を伸ばしており、それに伴い社員の年収も上昇していると言えるでしょう。
塩野義製薬では、主に医薬品の研究開発や製造販売を中心に行い、医薬品の研究開発では現在、創薬研究、CMC研究、臨床開発を手掛けています。
低分子創薬で培ってきた技術力を活かし、近年では中分子創薬にも尽力。
ベンチャー、アカデミアと手を組み、将来を見据えて新たな医薬品の開発を日々行っています。
その他にも、塩野義製薬では海外事業も手掛けています。
海外事業では主に原薬・製剤等の輸出や現地企業との事業提携を行い、国外の患者にもスムーズに医薬品が届くよう努めています。
ここで、塩野義製薬の歴史を見ていきましょう。
1878 薬種問屋塩野義三郎商店を創業
1910 塩野製薬所を創設する
1919 塩野義三郎商店と塩野製薬所を合併し、塩野義商店に組織を変更する
1943 社名を塩野義製薬に変更する
1950 鎮痛薬「セデス」が発売される
1953 総合ビタミン剤「ポポンS」が発売される
1959 サルファ剤「シノミン」が発売される
1978 創業100周年を迎える
2014 HIV感染症治療薬「テビケイ」が発売される
2015 HIV感染症治療薬「トリーメク」、アレルゲン免疫療法薬「アシテア」、血小板減少症治療薬「ムルプレタ」が発売される
2016 高コレステロール血症治療薬「クレストールOD錠」が発売される
2017 がん疼痛治療薬「メサペイン」が発売される
2018 抗インフルエンザウイルス薬「ゾフルーザ」が発売される
シオノギグループは、塩野義製薬をはじめとしてシオノギヘルスケアやシオノギ総合サービス等から構成されるグループです。
グループ会社では保険代理業やデザイン業、人材開発等幅広い分野の事業を展開しています。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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