工業用ファスナー国内シェア約70%を誇る部品メーカー!出世後の報酬は?求められる人材像についても徹底的に解説!
2019年度の有価証券報告書を確認しましたが、報酬が1憶円を超える役員についての記載は見られませんでした。
また社内取締役5名に対して総額2億2200万円で1人あたり4440万円、社内監査役3名に対して総額3700万円で1人あたり1233万円がそれぞれ支給されていました。
業績も順調であるため、今後の役員報酬の伸びしろに期待できるでしょう。
ニフコの競合会社として、三光合成や天昇電気工業が挙げられます。
それぞれの年収を比較すると、ニフコは634万円、三光合成は477万円、天昇電気工業は404万円となっており、現時点で競合会社よりも年収が高いことが分かりました。
現在電動化や自動運転等にも対応できる製品の開発に尽力しているため、今後年収は更に上昇し、競合会社との差をどんどん開いていくと予想できます。
ニフコの売り上げの推移を見ると、2017年で727.5億円、2018年で770.2億円、2019年で836.4億円となっていました。
2017年から2019年にかけて約108.9憶円増加しており、収益の増加に成功していると言えます。
2019年度時点で自動車用プラスチックファスナーの国内シェア約70%を獲得しているだけでなく、海外での需要も安定して高いこともあり、業績・事業共に順調。
そのため社員にもしっかり還元することができているのでしょう。
ニフコでは、主に合成樹脂成形品事業として工業用プラスチック・ファスナー・プラスチック精密成形部品金型等の製造販売を行っています。
現在展開している製品の種類としては以下の通りです。
近年では省エネに対応した製品の開発にも尽力しており、自動車の軽量化に貢献することが可能な部品等を開発。
今後も時代のニーズに合わせた製品を展開していくでしょう。
その他にもニフコはベッド及び家具事業にも携わっており、ベッドやマットレスの製造販売を中心に行っています。
製品は有名なホテル等にも多数導入されており、世界シェアトップクラスも獲得。
今後も人々の生活スタイルの変化やニーズに対応できる製品を世に輩出し、我々の生活を豊かにしていくでしょう。
ここで、ニフコのこれまでについて簡単に見ていきましょう。
1967 日本工業ファスナーを設立する
1970 社名をニフコに変更する
1977 ニフコと日英物産が合併する
1979 東京証券取引所第二部に上場する
1984 東京証券取引所第一部に上場する
1985 大阪証券取引所第一部に上場する
1988 名古屋証券取引所第一部に上場する
2017 創業50周年を迎える
ニフコグループは、シモンズや日英精機、ニフコトレーディング等をはじめとした子会社53社・関係会社1社から成り立つグループです。
国内だけでなく海外にもグループ企業を保有しており、グループ企業では主に合成樹脂成形製品・金型の製造販売、ベッドの製造販売、家具の輸入販売等の事業をそれぞれ手掛けています。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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