役員の報酬1億円以上!?有名ブランドを多数展開する大手化粧品メーカー!面接前に押さえておくべきこととは?
2020年度の有価証券報告書を確認すると、代表取締役社長の小林一俊氏の報酬は6億2500万円でした。
また、社内取締役6名に対して総額8億800万円で1人あたり1億3466万円、社内監査役3名に対して総額5000万円で1人あたり1666万円が支払われていました。
小林一俊氏の報酬程高い印象はないものの、社内取締役も1人1億円以上の報酬を得ていることが分かりました。
業績も好調であるため、今後役員らの報酬額は益々伸びていくでしょう。
それぞれの年収を確認していくとコーセーは854万円、資生堂は717万円、花王は812万円と、競合会社と比較しても現時点では年収が高いことが分かりました。
各ブランドで新商品も続々開発しているため、今後更に競合会社を引き離していくと考えられます。
コーセーの売り上げ・経常利益を見ていくと、売り上げは2017年で1205.2億円、2018年で1358.9億円、2019年で1552.4億円でした。
また経常利益は2017年で150.2億円、2018年で200.2億円、2019年で297.3億円と売り上げ・経常利益共に年々上昇傾向。
人々のニーズに応えつつも収益をしっかり確保しているため、社員にも還元することができているのでしょう。
コーセーでは化粧品事業を手掛けており、プレステージ・ハイプレステージに分けて事業を展開しています。
プレステージでは主に量販店やドラッグストア等で扱われる「雪肌精」「エスプリーク」等を、ハイプレステージでは専門店・百貨店等を中心に「コスメデコルテ」「ジルスチュアート」等の商品をそれぞれ扱います。
日々国内外の消費者のニーズの調査に尽力しているため、今後もあらゆる商品やブランドを輩出していくでしょう。
コーセーではその他にもコスメタリー事業を行っています。
コスメタリー事業では「ジュレーム」「ビオリス」等のシャンプー・コンディショナー等をはじめ、「ヴィセ」「ネイルホリック」等の製品を多数展開。
最近では花粉やウイルスを防ぐ「アレルテクト」やヘアスタイリング剤等を新たに開発する等、ラインナップの拡充に積極的です。
ここで、コーセーのこれまでの歴史を簡単に見ていきましょう。
1946 小林合名会社が創業される
1948 小林コーセーが設立される
1956 アルビオンを設立する
1970 コスメデコルテを発売する
1985 雪肌精を発売する
1991 社名をコーセーに変更する
2000 東京証券取引所の第一部に上場する
2009 アディクションを発売する
コーセーグループは、コーセープロフェッショナル・コーセープロビジョン・コーセーコスメポート等が所属するグループです。
現在40社の子会社が所属しており、グループ企業では化粧品・トイレタリー製品等の開発・販売、化粧品の卸売業等を中心に行っています。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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