グローバルメーカーを目指す大手企業!報酬の高さの秘密とは?どんな人材が求められる?
2020年の有価証券報告書を確認しましたが、報酬が1億円を超える役員は存在しないとのことでした。
またその他の役員の報酬については、社内取締役8名に対して総額3億3739万円で1人あたり4217万円、社内監査役1名に対して3069万円が支給されていました。
現在はグローバルメーカーとして世界で活躍するための基盤の確立を図っているので、今後活躍の場が広がるにつれて役員の報酬も増加すると予想できます。
それぞれの年収を見てみると、ミルボンは721万円、花王は812万円、マンダムは842万円と、現時点では競合にはやや及びませんでした。
しかし、2020年からは新型コロナウイルスの感染拡大に伴い自宅でのヘアケア需要が高まったため、新たにホームケアブランド商品を開発。
今後ますます需要が伸び、競合の年収を超えるかもしれません。
ミルボンの直近3年間の売り上げ・経常利益の推移を見てみると、売り上げは2017年で308.5億円、2018年で330.2億円、2019年で340.9億円でした。
また、経常利益は2017年で45.5億円、2018年で52.0億円、2019年で58.3億円となっていました。
2017年から2019年にかけて売り上げは約32.4億円、経常利益は約12.8億円それぞれ上昇しており、業績は好調であると言えます。
時代のニーズを的確に捉えた製品の開発等も積極的に行っていること等が、業績に良い影響を与えていると考えられます。
そのため、社員の年収もそれに伴い高くなっているのでしょう。
ミルボングループは、MILBON USA、Milbon Trading等をはじめとした子会社8社・関連会社1社から構成されるグループです。
グループ企業ではミルボンが手掛ける商品の製造販売を中心に行い、ミルボンの事業をサポートしています。
ミルボンでは現在、新卒採用を中心に採用が行われています。
募集要項等を詳しく見ていきましょう。
新卒採用では総合職及び研究職の募集を行っています。
入社後は総合職では営業、研究職では研究開発職・基礎研究職のいずれかを経た後に、以下の職種に就くことが可能です。
自身が今後どのようなキャリアを積んでいきたいのかきちんと考え、応募するようにしましょう。
選考フローは詳しくは明らかではありませんが、過去に選考を受けた方の体験談を確認すると、WEBテスト・グループディスカッション・グループワーク等が実施されたようです。
グループディスカッション・グループワークではそれぞれでアピールできる能力も異なってくるため、しっかり対策しておくことで安心して臨むことができます。
公式ホームページでは、今後総合職の募集を行う予定です。
2021年9月までに学部・修士卒業(見込)の方や既卒の方が募集対象となっており、職歴は特に問われません。
勤務地は全国各地となっているので、転勤が可能であるかきちんと考えておく必要があります。
また転職サイトでは品質保証での募集も行われており、応募する上で以下の知識・経験等が求められます。
総括製造販売責任者資格や英語スキルがあれば尚良いとされているので、これらの資格等を所有しているという方は選考の際に積極的にアピールしましょう。
また、現時点ではキャリア採用の募集は少ないですが、今後あらゆる職種で募集が行われると考えられるため、こまめに求人を確認するようにしましょう。
ミルボンが求める人材像として、リクナビには以下のように記載されていました。
また、行動基準として「現場」「傾聴」「自立」が挙げられています。
詳しく確認しておきましょう。
「現場」
「傾聴」
「自立」
これらのことから、ミルボンでは思考力・行動力・向上心等を持ち、相手の立場に立って物事を考えることのできる人材を求めていると考えられます。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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