気になる競合他社との年収の差は?化粧品だけじゃない!ボーナスは年3回支給?資生堂の幅広い事業にも注目!
代表取締役社長の魚谷雅彦氏の年収は基本給と賞与、長期インセ ンティブを総額すると約4億1200万円もの年収が支払われています。
その他の取締役の平均年収は約1億3600万円、監査役は約2100万円となっています。
他の企業と比較しても、社長の年収は4億円超えの高額で、他の取締役も1億円を超えるなど、役員の年収が非常に高額なことが分かりました。
資生堂の競合他社と言えば、花王やコーセーなどが挙げられます。
最新の有価証券報告書によると、花王の平均年収は約821.9万円、コーセーは約854.1万円でした。
どちらも資生堂の731.3万円の年収よりも100万円以上高額であることが分かります。
しかし、現在の資生堂は非常に好調な業績を収めており、この好調さは今後もしばらく継続されることが予想されます。
そのため、近年中に他社の年収に近づく可能性もあるでしょう。
近年、資生堂の製品は海外市場での人気や外国人旅行客から高い需要があり、売上高も1兆円を超えるほど好調です。
そのため、負債などを一気に解消することができ、まだまだ伸び続ける業績が平均年収のアップにも繋がっているのです。
一般企業よりも平均年収が高いことはもちろんですが、まだまだ競合他社よりも年収が低い資生堂。
この好業績を維持することができれば、競合他社の平均年収を上回る日も期待できるでしょう。
資生堂は化学業界に属する、日本を代表する大手企業です。
資生堂は化粧品事業をメインとしており、デパートなどでカウンセリングを通じて販売する高価格帯化粧品、ドラッグストアや量販店を中心に展開する中価格帯化粧品や低価格帯のヘアケア・ボディケア商品、ヘアサロン向けのスタイリング商品などを製造・販売しています。
日々研究・開発に勤しみ、幅広い年齢層、様々な肌質などにも喜んでもらえるような製品の開発に取り組んでいます。
また、全国の主要都市に美容室事業を展開し、エステサロンなどで美容と癒しの特別な空間を提供しています。
その他には、1902年から資生堂パーラーを通じたレストラン事業やフーズ事業を展開し、中にはミシュランガイドで三つ星を獲得しレストランもあります。
また、教育事業として美容分野人材の育成のためにプロ向けヘアメーキャップ育成専門学校のSABFAや、学校法人資生堂学園の運営・サポート、従業員が働きやすい環境を整える一つとして事業所内保育所の運営サポート、独自の保育プログラムを開発するなど、保育事業にも取り組んでいます。
資生堂の歴史について年表形式でご紹介します。
資生堂グループとは、資生堂が中心核となる企業の集団です。
中には株式会社イプサや株式会社アクスなどの化粧品ブランドはもちろん、学校法人資生堂学園などの学校も存在します。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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