創業100年以上の歴史を誇る塗装業界のリーディングカンパニー!海外売上高比率は66.1%!?面接前に準備しておくべきことは?競合会社とも徹底的に比較!
2019年度の有価証券報告書を確認しましたが、報酬が1億円を超える役員として代表取締役社長の毛利訓士氏らの名前は挙がっていませんでした。
またその他の役員の報酬については、社内取締役10名に対して総額3億900万円で1人あたり3090万円、社内監査役2名に対して総額6600万円で1人あたり3300万円がそれぞれ支給されていました。
更なるグローバル展開を図っているため、今後の役員報酬の伸びしろにまだまだ期待できます。
関西ペイントの競合会社として日本ペイントホールディングスやロックペイントが挙げられます。
競合の年収と比較してみると、関西ペイントは827万円、日本ペイントホールディングスは777万円、ロックペイントは599万円と、現時点では競合会社よりも平均年収が高いことが分かりました。
化学業界の平均年収655.5万円と比べても約171.1万円も高いことから、水準の高さが窺えます。
新規事業にも参入しているため、今後更に年収が伸びていくと予想できます。
関西ペイントの売り上げ及び経常利益の推移を見てみると、売り上げは2017年で1448.5億円、2018年で1519.8億円、2019年で1519.8億円でした。
また経常利益は2017年で246.3億円、2018年で214.2億円、2019年で230.7億円となっていました。
2017年から2019年にかけて売り上げは約71.3憶円上昇しており、経常利益も2018年に一度下降してしまったものの回復傾向にあります。
そのため、社員の年収にも反映されていると考えられるでしょう。
関西ペイントでは主に自動車・建築・防食・工業・船舶・家庭の六つの分野で事業を展開しており、それぞれ以下の製品を手掛けています。
2017年度時点で国内自動車業界の上塗りシェア55%を誇っており、海外売上高比率は66.1%となっています。
今後はコンサルティングサービス等にもより力を入れ、グローバルに顧客の対応ができるよう尽力していきます。
関西ペイントでは現在新規事業としてオプト・エレクトロニクス分野、バイオ分野の二つを手掛けています。
それぞれで取り組んでいる内容としては以下の通りです。
現代社会の問題の解決等にも貢献しているため、今後事業としてどんどん拡大していくと考えられます。
ここで、関西ペイントのこれまでについて詳しく見てみましょう。
1918 岩井勝次郎氏によって設立される
1920 日本初のスパーワニス「ジャパナイト」が発売される
1926 国産初となるラッカー「セルバ」を発売する
1930 油溶性フェノール樹脂の国産化に成功する
1949 東京証券取引所・大阪証券取引所にそれぞれ上場する
1974 水性常温特殊架橋型塗料「アスカ」を発売する
1985 マーキング用粘着フィルム「ファンタック」を発売する
1986 プリント配線基板用電着フォトレジスト「ゾンネEDUV」を発売する
1987 有機・無機ハイブリッド型水溶性塗料「アレステリア」、NAD形含フッ素樹脂塗料「アレスフロン」をそれぞれ発売する
1996 高度排水処理施設向け微生物固定用粒状担体「KPパール」を開発する
2000 国産初の自動車補修用水性ベースコートを開発する
2006 環境対応水性塗装技術で「日化協技術賞」を受賞する
2018 創立100周年を迎える
関西ペイントグループは、久保考ペイント、日本化工塗料、関西ペイントマリン等をはじめとした子会社123社・関連会社27社から構成されるグループです。
国内だけでなく北米・ヨーロッパ・中国・東アジア等あらゆる国・地域にグループ企業を持ち、グループ全体で塗料の製造販売を中心に手掛けています。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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