ニチバンの平均年収は、2024年では677.2万円でした。化学業界内では93位、全体では1064位、東京都内では700位です。ニチバンはセロハンテープをはじめ、「ケアリーヴ」等のヘルスケア商品でも有名な企業です。セロハンテープは、第二次世界大戦後にGHQも称賛したと言われています。入社後は、「粘着教育」「テープ製作実習」等を社員の必須研修として用意。なかなか体験する機会がないこともあり、興味を惹かれる内容と言えます。従業員数は760人で、平均年齢は40.7歳です。業務時間も過ごしやすいアットホームな社風です。
平均年収推移(ニチバンと上場企業平均)
ニチバンの平均年収推移は、上昇傾向です。前期比で見ると4.6万円増加しています。
上述のように、過去5年間の平均年収は664.0万円なので、上場企業と比べると高い水準になります。
ニチバンの平均年収 | 年収 |
---|---|
2019年 | 677万円 |
2018年 | 673万円 |
2017年 | 683万円 |
2016年 | 659万円 |
2015年 | 629万円 |
ニチバンの平均年収 | 上場企業の平均年収 | 全国の平均年収 |
---|---|---|
677.2万 | 612.5万 | 432.2万 |
ニチバンの平均年収は、他の会社と比較すると高い傾向にあります。日本の上場企業の平均年収と比べると64.7万円高く、上場企業以外も含めた全国平均の年収と比較すると245.0万円高くなっています。(全国平均の年収は、国税庁が実施している『民間給与実態統計調査』の最新版の調査結果を参照しています。)
上場企業全体の年収ランキングで見ると、3737社中1064位と高い順位となります。
ニチバンの平均年収 | 化学業界の平均年収 |
---|---|
677.2万 | 655.5万 |
ニチバンが属する化学業界の上場企業の平均年収は655.5万円です。 そのため、ニチバンの年収は業界平均と比べて21.7万円高く、業界内順位を見ると213社中93位と平均的な順位となります。
ニチバンの平均年収 | 東京都の平均年収 |
---|---|
677.2万 | 647.2万 |
ニチバンの所在地がある東京都の上場企業の平均年収は647.2万円です。 そのため、ニチバンの年収はエリア平均と比べて30.0万円高く、エリア内順位を見ると1979社中695位と高い順位となります。
従業員数推移(ニチバンと上場企業平均)
ニチバン | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 760人 | 1,035人 |
2018年 | 753人 | 1,071人 |
2017年 | 747人 | 1,042人 |
2016年 | 736人 | 1,055人 |
2015年 | 725人 | 1,055人 |
ニチバンの従業員数は2019年で760人と、1年前と比べて7人の増加となりました。
全上場企業の平均従業員数が1,035人なので、それと比べて少ない水準となります。
次にニチバンと同じ化学業界内で従業員数を比較してみました。業界平均の従業員数が913人なので、それと比較しても少ない規模の人数というのが分かります。
平均年齢推移(ニチバンと上場企業平均)
ニチバン | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 40.7歳 | 41歳 |
2018年 | 42.2歳 | 41歳 |
2017年 | 40.1歳 | 40歳 |
2016年 | 39.7歳 | 40歳 |
2015年 | 39.4歳 | 40歳 |
ニチバンの平均年齢は2019年で40.7歳と、上場企業の平均と比べると若い水準となっています。
平均年齢を同じ化学業界内で比較してみました。業界平均が41歳のため、業界内で見ても若い水準となります。
平均勤続年数推移(ニチバンと上場企業平均)
ニチバン | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 17.1年 | 12年 |
2018年 | 16.7年 | 13年 |
2017年 | 16.8年 | 13年 |
2016年 | 16.6年 | 13年 |
2015年 | 16.4年 | 13年 |
ニチバンの平均勤続年数は2019年で17.1年と、上場企業の平均と比べると長い水準となっています。
平均勤続年数も同じ化学業界内で比較してみます。業界の平均勤続年数が15.3年のため、業界内で見ても長い水準となります。
ニチバンが、転職先・就職先として魅力的な会社かどうかを知るために、前期比の売上成長率や一人あたりの経常利益などを見ていきましょう。
※売上・従業員数は、各社の連結ではなく「単体」の数字を元に計算しています。
売上
売上成長率(前期比)
経常利益
売上 | 経常利益 | |
---|---|---|
2019年3月期 | 457.9億円 | 31.3億円 |
2018年3月期 | 449.4億円 | 39.2億円 |
2017年3月期 | 428.4億円 | 35.2億円 |
2016年3月期 | 411.8億円 | 30.8億円 |
2015年3月期 | 385.5億円 | 18.4億円 |
まず、ニチバンと上場企業平均の「売上」と「成長率」を見ていきます。
2019年3月期の売上は、ニチバンが457.9億円、上場企業平均が1120.3億円となっています。ニチバンの売上は平均と比べて低い水準となっており、売上の前期比成長率を見ると、ニチバンが1.9%の増加、上場企業平均が15.4%の増加となっているため、上場企業の中では成長率は平均以下な会社と言えます。
ニチバン | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年3月期 | 6024万円 | 1.1億 |
2018年3月期 | 5968万円 | 9064万 |
2017年3月期 | 5734万円 | 9022万 |
2016年3月期 | 5595万円 | 9416万 |
2015年3月期 | 5317万円 | 9870万 |
次に、ニチバンと上場企業平均の「従業員一人あたり売上」を見ていきます。
2019年3月期で見ると、ニチバンは6024万円、上場企業平均が1.1億円となっています。
ニチバン | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年3月期 | 412万円 | 788万 |
2018年3月期 | 520万円 | 731万 |
2017年3月期 | 472万円 | 741万 |
2016年3月期 | 418万円 | 672万 |
2015年3月期 | 254万円 | 689万 |
「従業員一人あたり経常利益」についても見てみましょう。2019年3月期では、ニチバンは412万円、上場企業平均が788万円となっています。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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