面接に必要な準備とは?気になるボーナス額は?JSRで活躍するために必要なこととは?
代表取締役会長の小柴 満信氏の年収は約1億3700万円、その他の取締役の平均年収は約3700万円、監査役は約1000万円となっています。
1億円を超える報酬を得ているのは会長のみとなっており、グローバルに活躍する大手企業としては、役員等の報酬がやや低い印象を受けます。
JSRの競合他社というと、日本ゼオンやフコク、日東化工などが挙げられます。
最新の有価証券報告書によれば、日本ゼオンの平均年収は約736.2万円、フコクの平均年収は約577万円、日東化工の平均年収は約447.1万円となっています。
JSRの平均年収は約755.1万円ですので、化学業界の中では高い年収であることが分かります。
平均年収が高い理由には、国際会計基準の売上高上昇が影響しています。
2017年3月期の売上高は3884億円だったのに対し、2019年3月期には4967億円を記録。
日本基準では当期純利益を順調に伸ばし、2015年3月期の299億円から2019年3月期には335億円に到達しました。
この背景には、合成樹脂事業にて統合会社のテクノUMG株式会社が設立したことを受け、売上収益と営業利益が大幅に増加し、前年比95.8%増を記録したこと、ライフサイエンス事業ではバイオプロセス材料や診断薬などの販売が好調だったことを受け、前年比66%増と好調であったことが影響しています。
JSRは、化学業界に属する日本の大手企業です。
創業当時から行われている事業で、合成ゴムと合成樹脂の特徴を併せ持ち自動車制振材や各種履物にも用いられる「熱可塑性エラストマー」、ペーパーコーティングや繊維とゴムの接着剤としても用いられる「エマルジョン」、ゲーム機器や自動車部品、電機器具などに使用される「ABS樹脂」などの製品・提供を行っています。
半導体デバイスの生産時に必要となる「リソグラフィ材料」、液晶ディスプレイや有機ELなどのディスプレイを製造する際に用いる「LCD材料」や「次世代ディスプレイ材料」、3Dプリンターなどで造形する際に使用される「紫外線硬化樹脂」などを製造しています。
アメリカのCarbon社にも出資し、Carbonプリンターを活用した事業展開を推進することで、3Dプリンターの更なる発展にも取り組んでいます。
個別化医療のための研究に注力し、JSRが得意とするポリマー分野において培った技術やノウハウを活かし、幅広い医療用品に用いることができる「メディカルポリマー」を製造。
メディカルポリマーは「ブロッキング試薬」や抗体医薬の製造に使用される「プロテインAアフィニティ担体」などの開発に用いられ、世界中の医療の発展に貢献しています。
JSRの歴史についてご紹介します。
JSRグループとは、JSRが中心核となるグループ企業のことです。
所属企業には、ラテックス加工製品の製造・販売を行うイーテック、貨物運送取扱業を行うジェイトランス、医療分野で手術支援やソフトウェア・デバイスを開発するレキシーなどがあります。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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