メルカリの年収【2020年最新版】(2ページ目)

出世したら年収はいくら?ボーナス、業績推移、就職情報まで徹底的に教えます


メルカリ社長や役員の年収

斬新な給与体系となっているメルカリですが、社長や役員の年収はどれほどなのでしょうか?

有価証券報告書によると、社外取締役を除く取締役は5000万円、社外取締役675万円、社外監査役833万円となっています。

代表取締役CEOの山田 進太郎氏の年収は発表されていませんが、取締役の年収よりは高いことが考えられます。

また、有価証券報告書では1億円以上の年収がある者の開示の必要性があるため、有価証券報告書で記載されていないということとを鑑みると、6000万円〜9000万円程度であると考えられます。

競合他社とメルカリの年収比較

メルカリの競合他社としては、フリマアプリ以外の事業も展開している企業ではありますが、楽天のフリマアプリ「ラクマ」(旧フリル)が考えられます。

楽天の平均年収は708万円となっていますので、メルカリの年収502万円より高めになっています。

しかし、いずれにせよメルカリの平均年収は、全国の平均年収の441万円より高い状況です。

 

メルカリの平均年収が高い理由

それでは、なぜメルカリの平均年収は高いのでしょうか。

その要因の一つとして、経営状況の急成長が挙げられます。

有価証券報告書によると、売上高は2016年12256(百万円)、2017年22071(百万円)、2018年35765(百万円)、2019年51683(百万円)と推移しています。

数年間で4倍もの売上高を記録しており、従業員の数も2016年329人から2019年1,826人に大幅に増えています。

このように会社が急成長を遂げ、規模がより大きくなり、利益が増えた結果、従業員の平均年収も高くなったことが考えられます。

メルカリの事業内容

主な事業

頻繁にテレビCMが放映されているため知名度も高いと思いますが、主にフリーマーケットアプリ「メルカリ」という事業を展開しています。

この「メルカリ」は、いまや日本国内のユーザー数が月間1350万人を超えている大事業となっています。

また、2019年よりメルペイというスマートフォン決済サービスも開始されました。

リリースから8ヶ月間で500万人以上のユーザーが使用しているようです。

その他の事業

その他、サスティナビリティや環境を考えた事業の一環として、再利用可能な梱包材商品の企画や販売を行っています。

また全国の中高生・保護者・教員向けに、フリマアプリの仕組みを理解し、ケーススタディを通してトラブルに巻き込まれず安心安全に利用できるようにするという講演会を開催しています。

このような講演会は無償で行っているようなので、社会的貢献度も高い事業と言えますね。

メルカリの歴史

創業間もないメルカリですが、これまでの沿革を簡単にまとめてみました。

  • 2013年 六本木にてメルカリの前身であるコウゾウを設立
  • 2014年 米国子会社Mercari, Inc.を設立
  • 2015年 「らくらくメルカリ便」配送サービス開始

英国子会社Mercari Europe Ltdを設立

  • 2016年 「メルカリ アッテ」の提供を開始

英国子会社Merpay Ltdを設立

  • 2017年 ザワット株式会社を100%子会社化(後に吸収合併)

「大型らくらくメルカリ便」配送サービス開始

「ゆうゆうメルカリ便」配送サービス開始

国内子会社株式会社メルペイを設立

  • 2018年 東京証券取引所マザーズに上場

メルカリが属するメルカリグループとは?

メルカリが属するメルカリグループは、一体どのようなグループなのでしょうか?

現在、メルカリグループには株式会社メルペイ、海外の支社であるMercari, Inc.、マイケル株式会社、株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シーなどが属しています。

また、2020年1月にはスマホ決済サービスのOrigami payもメルカリグループへの参画を発表しました。

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日:2024年1月1日

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