平均年収が右肩上がりを続けられる理由は?住友化学の要となる事業を検証!求められるのはどんな人材?
住友化学の平均年収は年々上昇しており、2024年で前期に比べて上昇傾向の903.5万円でした。この数値は化学業界業界内5位となっています。住友化学は石油化学やエネルギーなどの事業を展開しており、世界各国に拠点を持つグローバル企業です。従業員は人で、真面目で穏やかな人が多いです。学会や講習の参加が容易なため、やる気があれば成長できる環境が整っています。ワークライフバランスは配属部署によって異なりますが、休みの取得はスムーズに行えます。
目次
全ての目次を見る平均年収推移(住友化学と上場企業平均)
住友化学の平均年収推移は、上昇傾向です。前期比で見ると32.0万円増加しています。
上述のように、過去5年間の平均年収は854.9万円なので、上場企業と比べると高い水準になります。
住友化学の平均年収 | 年収 |
---|---|
2019年 | 904万円 |
2018年 | 872万円 |
2017年 | 854万円 |
2016年 | 844万円 |
2015年 | 801万円 |
住友化学の平均年収 | 上場企業の平均年収 | 全国の平均年収 |
---|---|---|
903.5万 | 612.5万 | 432.2万 |
住友化学の平均年収は、他の会社と比較すると高い傾向にあります。日本の上場企業の平均年収と比べると291.0万円高く、上場企業以外も含めた全国平均の年収と比較すると471.3万円高くなっています。(全国平均の年収は、国税庁が実施している『民間給与実態統計調査』の最新版の調査結果を参照しています。)
上場企業全体の年収ランキングで見ると、3737社中178位と高い順位となります。
住友化学の平均年収 | 化学業界の平均年収 |
---|---|
903.5万 | 655.5万 |
住友化学が属する化学業界の上場企業の平均年収は655.5万円です。 そのため、住友化学の年収は業界平均と比べて248.0万円高く、業界内順位を見ると213社中5位と高い順位となります。
住友化学の平均年収 | 東京都の平均年収 |
---|---|
903.5万 | 647.2万 |
住友化学の所在地がある東京都の上場企業の平均年収は647.2万円です。 そのため、住友化学の年収はエリア平均と比べて256.3万円高く、エリア内順位を見ると1979社中137位と高い順位となります。
住友化学では6月と12月の年2回、ボーナスが支給されています。
ボーナスの平均支給額は約95万円〜328万円と高い数字を推移しており、男女間の差は最大で約60万円、ピークは50歳代前半に迎えます。
ボーナスは入社年×10万円とされており、業績の影響はもちろんですが、やはり勤続年数が大きく関わっているようです。
職種別の年収を比較してみると、一般職の平均年収は約500万円〜883万円、技術職は約500万円〜866万円、総合職は約700万円〜1236万円となっています。
一般職や技術職でも一般の平均年収を大きく上回る年収が期待できます。
また、学歴による初任給は、総合職では大学卒234,800円、修士了257,100円、博士了296,000円、プロフェッショナルスタッフ職では大学院了・大学卒・高等専門学校専攻科了202,400円となっています。
総合職の初任給は一般企業と比較しても高い水準となっており、平均年収の高さに繋がっていると考えられます。
出世後の年収を比較すると、主任の平均年収は約750万円〜860万円、係長は約840万円〜1000万円、課長は約1100万円〜1340万円、部長は約1410万円〜1670万円となっています。
係長になると年収1000万円超えが期待できることもあり、住友化学では実に高額な年収が従業員に還元されているかが分かります。
中途採用の高卒でも年収800万円〜1000万円は実現可能な範囲であると言われているため、どんな経歴の方でも成果や頑張りをしっかりと評価され、平等にチャンスが与えられている印象を受けます。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
合わせてチェックされてる年収ランキング
同じエリア(東京)の年収ランキング上位企業
同じ業界・業種(化学)の年収ランキング上位企業
表示準備中