創業150年もの歴史を誇る大手企業!気になる報酬の高さの理由とは?求められる人材像や選考のポイントも徹底的に分析!
2020年度の有価証券報告書を確認しましたが、報酬が1億円を超える役員は存在しないとのことです。
またその他の役員の報酬は、社内取締役1名に対して500万円が支給されていました。
このことから取締役兼代表執行役社長の増田寬也氏の報酬は500万円以上1億円未満であると推測できます。
現在は窓口業務・運営のデジタル化を推進することにより業務効率や生産性の向上を図っています。
これらの取り組みにより今後更なる成長を遂げ、将来的に収益力も強化されれば役員の報酬にも反映されると期待できます。
役員の報酬の伸びしろはまだまだあると言って良いでしょう。
日本郵政の競合として、「楽天銀行」や「楽天生命」等を手掛ける楽天が挙げられます。
それぞれの年収を比較すると日本郵政は781万円、楽天は756万円と、現時点では競合会社よりも年収が高いことが分かりました。
サービス業界の平均年収558.8万円と比較しても約221.7万円高いことから、業界内でも高水準であると言えます。
近年では新型コロナウイルスの影響を受けeコマース市場や宅配便市場がどんどん拡大しており、それに伴い現在更なるサービスの質の向上に注力しています。
新しい生活様式と共に多様化する顧客のニーズに柔軟に対応できるよう事業を運営していくことで、今後も平均年収は順調に伸び競合を更に引き離していくと考えられます。
また、業界は異なりますがヤマトホールディングス等も競合として挙げられるので併せてチェックしておきましょう。
日本郵政の年収の高さの理由の一つとして、その時々の顧客のニーズの変化を機敏に察知しそれに合わせて事業を運営していることが挙げられます。
近年では宅配サービスの需要の増加や郵便物のニーズの減少等の変化に対応するべく、AIによる配送ルートの自動作成や置き配達サービスの普及・拡大、営業倉庫の拡大等の取り組みに力を入れています。
また郵便サービスをより多くの人に利用してもらうため、SNS連携サービス等も開始。
常に変化していく人々のニーズに応えながらも、新しいサービスを提供することにより事業を拡大し収益に繋げているため、社員の年収もそれに伴い高くなっていると言えます。
eコマース市場が更に拡大されていくにつれ宅配サービスの需要も今後益々増加すると見込めるので、現在は他企業と連携し配送ロボットや無人搬送車等の研究開発にも取り組んでいます。
今後の更なる活躍に充分期待できます。
日本郵政グループは、日本郵政を中心として日本郵便、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険、ゆうゆうギフト等の子会社から成り立つグループです。
グループ企業では主に郵便・物流事業・金融窓口事業、銀行業、生命保険業等、あらゆる事業を展開しています。
日本郵政では現在、新卒採用・中途採用がそれぞれ行われています。
募集職種や選考について詳しく見ていきましょう。
日本郵政では例年、総合職としてIT技術系・建築技術系それぞれで新卒採用の募集を行っています。
IT技術系・建築技術系それぞれの主な業務内容としては以下の通りです。
採用予定人数はIT技術系では1名~5名、建築技術系では6名~10名です。
入社後は郵便局や各拠点に配属され、様々な業務を通じてあらゆる分野における知識・スキルを身につけることが可能。
その中で自身の専門性を磨き、希望に沿ってキャリアアップしていくことができるでしょう。
マイナビの「取材・特集」「ギモンに回答」の欄では、日本郵政に勤める社員の方の現在の業務内容やどのような理由で日本郵政への入社を決め入社後どのように毎日を過ごしているのか等が記載されています。
就職活動を行う上でのヒントやポイント等も載っているため、きちんと確認し就職活動に活かすようにしましょう。
選考はIT技術系・建築技術系共に、エントリー→会社説明会→エントリーシートの提出→適性検査→個別面接(複数回)の順で行われます。
過去に選考を受けた方の体験談を確認すると、適性検査はWEB上で行われ言語・非言語問題及び性格診断が出題されたとのこと。
言語問題では読解問題、非言語問題では図表の読み取り等の問題がそれぞれ出題され、制限時間は約20分~40分程だったようです。
市販のSPIテスト対策本できちんと勉強をしておけば対応できるようなので、早い内から準備を始めておくと安心です。
また性格診断は問題数も多かったとの声が複数見られたので、テンポ良く回答していくよう心がけましょう。
中途採用では現在、郵便局長職の募集が行われています。
全国の各支社にて募集が行われているため、興味がある方や応募を希望する方は中途採用ページの「応募方法」の欄から申し込み・問い合わせ先を確認するようにしましょう。
応募後は書類選考(採用希望調書及び小論文)、人物試験(個別面接・プレゼンテーション・実技試験)がそれぞれ実施される予定です。
書類選考の小論文は以下の3つの中から一つテーマを選択することになります。
これまでの経験から培われた自分ならではの価値観等を基に丁寧に作成するようにしましょう。
また現時点では郵便局・本社における中途採用の募集は行われていませんが、今後必要に応じて行われる可能性は高いです。
郵便局または本社での勤務を希望する方も現職で経験を積みながら公式ホームページを頻繁に確認するよう心がけましょう。
リクナビに記載されている日本郵政グループが求める人材像を確認すると、「『誠実』で、『情熱』と『高い志』を持ち、失敗を恐れず『チャレンジ』する人材」とありました。
また郵便事業の創始者 前島密氏の「縁の下の力持ちになることを厭うな。人のためによかれと願う心を常に持てよ」という信条を大切にし、「愚直に、誠実に、謙虚に 感謝の気持ちを忘れずに」ということを意識してこれまで事業を運営してきました。
これらのことから日本郵政では、選考を通して向上心・挑戦心・コミュニケーション能力・粘り強さ等を持っているか、他者の立場になり思いやりを持って接し行動することができるか等を見ていると考えられます。
選考の際には「これまでの人生で特に力を入れて取り組んだこと」「他者とコミュニケーションを取る時にどのようなことに気を付けているか」「これまでにチームで何かに取り組んだ経験、またその際にどのような立ち位置でチームをサポートしたか」等の具体的なエピソードに基づき、自分をアピールしましょう。
また、面接時は上記にもあるように「誠実さ」「謙虚さ」等を意識して臨むと良いかもしれません。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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