有名ブランドを数々展開する大手製紙メーカー!就活をする上でのポイントは?競合会社と比較すると?
2020年度の有価証券報告書を確認しましたが、報酬が1億円を超える役員は存在しませんでした。
また、社内取締役13名に対して総額2億9500万円で1人あたり2269万円、社内監査役3名に対して総額3400万円で1人あたり1133万円が支給されていました。
売り上げも順調に数字を伸ばしていることから、今後役員の報酬も徐々に上昇していくと考えられます。
大王製紙の競合として、王子ホールディングスやレンゴーが挙げられます。
それぞれの年収を確認すると、大王製紙は608万円、王子ホールディングスは838万円、レンゴーは717万円と現時点では競合会社にはやや及びませんでした。
しかし知名度の高い製品を数々展開しているだけでなく、消費者のニーズに合わせて改良も行っていることから、今後年収はまだまだ伸びていくと考えられるでしょう。
大王製紙の売り上げを見ると、2017年で3893.0億円、2018年で3904.6億円、2019年で4106.7億円と年々右肩上がりとなっています。
大人用紙おむつ・ウェットティッシュ等をはじめとした衛生用品の売り上げが伸びたことが、要因として考えられます。
国内だけでなく海外でも収益を確保できているため、社員の年収もそれに伴い高くなっているのでしょう。
大王製紙では紙・板紙事業を行っており、主に以下の製品を手掛けています。
現在生産している紙の種類は約2,000種類以上にも及びます。
近年では脱プラスチック等をはじめとした環境配慮商品の開発に尽力。
高密度厚紙「エリプラペーパー」等の販売も始まったことから、今後もニーズに応えながらも環境負荷の少ない製品を開発していくと考えられます。
上記の他にも、大王製紙ではホーム&パーソナルケア事業に携わっており、扱っている製品としては以下の通りです。
これまでにトイレットティシュー「エリエール」や紙オムツ「グーン」等数々の製品を輩出してきました。
現在は既存商品改良及び新製品の開発に取り組んでおり、今後も新たな製品が多数販売されると予想できます。
ここで大王製紙のこれまでについて簡単に見ていきましょう。
1943 大王製紙が設立される
1950 新聞用紙市場へ参入する
1961 大阪証券取引所・東京証券取引所の第一部にそれぞれ上場する
1979 「エリエール」の製造販売を始める
1980 ベビー用紙おむつの製造販売を始める
1982 生理用ナプキンの製造販売を始める
1998 古紙100%の新聞用紙の生産を業界で初めて始める
1999 第8回地球環境大賞「環境庁長官賞」を受賞する
大王製紙グループは、大王パッケージ・ダイオーミルサポート・ダイオーエンジニアリング・ダイオーロジスティクス等が所属するグループです。
グループ企業では、段ボール・製紙等の製造販売や運輸・輸出入等幅広い事業を手掛けています。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
合わせてチェックされてる年収ランキング
同じエリア(東京)の年収ランキング上位企業
同じ業界・業種(パルプ・紙)の年収ランキング上位企業
表示準備中