三菱製紙の平均年収は、2024年で前期に比べて下降傾向の644.7万円となりました。パルプ・紙業界内では7位、全体での順位は1332位の平均年収です。三菱製紙は印刷用紙の生産を中心に、幅広い事業を行っています。120年以上の歴史を持つ企業で、王子製紙や富士フィルムと業務提携をしていることもあり、経営が安定しています。財閥系企業ということもあり、平均年齢は46.7歳と少々高め。休みは取りやすく、長期休暇も取得可能です。残業や休日出勤が少ないので、プライベートを重視したい人にもぴったりでしょう。平均勤続年数は25.4年と定着率は全体で見ても高く、働きやすさが窺えます。
平均年収推移(三菱製紙と上場企業平均)
三菱製紙の平均年収推移は、下降傾向です。前期比で見ると5.8万円減少しています。
上述のように、過去5年間の平均年収は622.9万円なので、上場企業と比べると高い水準になります。
三菱製紙の平均年収 | 年収 |
---|---|
2019年 | 645万円 |
2018年 | 650万円 |
2017年 | 636万円 |
2016年 | 596万円 |
2015年 | 587万円 |
三菱製紙の平均年収 | 上場企業の平均年収 | 全国の平均年収 |
---|---|---|
644.7万 | 612.5万 | 432.2万 |
三菱製紙の平均年収は、他の会社と比較すると高い傾向にあります。日本の上場企業の平均年収と比べると32.2万円高く、上場企業以外も含めた全国平均の年収と比較すると212.5万円高くなっています。(全国平均の年収は、国税庁が実施している『民間給与実態統計調査』の最新版の調査結果を参照しています。)
上場企業全体の年収ランキングで見ると、3737社中1332位と高い順位となります。
三菱製紙の平均年収 | パルプ・紙業界の平均年収 |
---|---|
644.7万 | 569.1万 |
三菱製紙が属するパルプ・紙業界の上場企業の平均年収は569.1万円です。 そのため、三菱製紙の年収は業界平均と比べて75.6万円高く、業界内順位を見ると26社中7位と高い順位となります。
三菱製紙の平均年収 | 東京都の平均年収 |
---|---|
644.7万 | 647.2万 |
三菱製紙の所在地がある東京都の上場企業の平均年収は647.2万円です。 そのため、三菱製紙の年収はエリア平均と比べて2.5万円低く、エリア内順位を見ると1979社中852位と平均的な順位となります。
従業員数推移(三菱製紙と上場企業平均)
三菱製紙 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 650人 | 1,035人 |
2018年 | 654人 | 1,071人 |
2017年 | 649人 | 1,042人 |
2016年 | 622人 | 1,055人 |
2015年 | 659人 | 1,055人 |
三菱製紙の従業員数は2019年で650人と、1年前と比べて4人の減少となりました。
全上場企業の平均従業員数が1,035人なので、それと比べて少ない水準となります。
次に三菱製紙と同じパルプ・紙業界内で従業員数を比較してみました。業界平均の従業員数が933人なので、それと比較しても少ない規模の人数というのが分かります。
平均年齢推移(三菱製紙と上場企業平均)
三菱製紙 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 46.7歳 | 41歳 |
2018年 | 46.0歳 | 41歳 |
2017年 | 45.8歳 | 40歳 |
2016年 | 45.4歳 | 40歳 |
2015年 | 44.7歳 | 40歳 |
三菱製紙の平均年齢は2019年で46.7歳と、上場企業の平均と比べると年齢が高い水準となっています。
平均年齢を同じパルプ・紙業界内で比較してみました。業界平均が41歳のため、業界内で見ても年齢が高い水準となります。
平均勤続年数推移(三菱製紙と上場企業平均)
三菱製紙 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年 | 25.4年 | 12年 |
2018年 | 24.7年 | 13年 |
2017年 | 24.7年 | 13年 |
2016年 | 24.5年 | 13年 |
2015年 | 23.8年 | 13年 |
三菱製紙の平均勤続年数は2019年で25.4年と、上場企業の平均と比べると長い水準となっています。
平均勤続年数も同じパルプ・紙業界内で比較してみます。業界の平均勤続年数が16.7年のため、業界内で見ても長い水準となります。
三菱製紙が、転職先・就職先として魅力的な会社かどうかを知るために、前期比の売上成長率や一人あたりの経常利益などを見ていきましょう。
※売上・従業員数は、各社の連結ではなく「単体」の数字を元に計算しています。
売上
売上成長率(前期比)
経常利益
売上 | 経常利益 | |
---|---|---|
2019年3月期 | 1150.6億円 | -3.5億円 |
2018年3月期 | 1184.5億円 | 35.4億円 |
2017年3月期 | 1199.7億円 | 34.1億円 |
2016年3月期 | 1158.9億円 | 28.7億円 |
2015年3月期 | 1139.7億円 | -3.9億円 |
まず、三菱製紙と上場企業平均の「売上」と「成長率」を見ていきます。
2019年3月期の売上は、三菱製紙が1150.6億円、上場企業平均が1120.3億円となっています。三菱製紙の売上は平均と比べて同程度となっており、売上の前期比成長率を見ると、三菱製紙が2.9%の減少、上場企業平均が15.4%の増加となっているため、上場企業の中では成長率は平均以下な会社と言えます。
三菱製紙 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年3月期 | 1.8億円 | 1.1億 |
2018年3月期 | 1.8億円 | 9064万 |
2017年3月期 | 1.8億円 | 9022万 |
2016年3月期 | 1.9億円 | 9416万 |
2015年3月期 | 1.7億円 | 9870万 |
次に、三菱製紙と上場企業平均の「従業員一人あたり売上」を見ていきます。
2019年3月期で見ると、三菱製紙は1.8億円、上場企業平均が1.1億円となっています。 そのため三菱製紙は上場企業の中では従業員あたりの付加価値が高い優良な企業と言えます。
三菱製紙 | 上場企業平均 | |
---|---|---|
2019年3月期 | -53万円 | 788万 |
2018年3月期 | 542万円 | 731万 |
2017年3月期 | 525万円 | 741万 |
2016年3月期 | 462万円 | 672万 |
2015年3月期 | -60万円 | 689万 |
「従業員一人あたり経常利益」についても見てみましょう。2019年3月期では、三菱製紙は-53万円、上場企業平均が788万円となっています。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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