飲料市場での売上高世界第3位を誇るメーカー!気になるボーナスの支給月数は?役員の報酬はどれくらい?
2019年度の有価証券報告書を確認したところ、取締役会長の小郷三朗氏の報酬は1億1000万円であることが分かりました。
またその他の役員の報酬については、社内取締役6名に対して総額3億7500万円で1人あたり6250万円、社内監査役1名に対して4700万円がそれぞれ支給されていました。
小郷氏程ではないものの、その他の役員も5000万円ちかく、またはそれ以上の報酬を得ていることが分かります。
グローバル展開も目覚ましく今後ますます勢いづくと考えられるため、それに伴い役員の報酬も更に上昇すると予想できます。
サントリー食品インターナショナルの競合会社として、キリンホールディングスやダイドーグループホールディングスが挙げられます。
競合会社の年収を見てみると、キリンホールディングスは896万円、ダイドーグループホールディングスは723万円でした。
サントリー食品インターナショナルの年収は1033万円なので現時点では競合会社の年収を上回っており、食料品業界の平均年収615.1万円と比較しても約417.7万円も高いことが分かりました。
今後は各国で展開している主力製品のブランド力を更に強化していきます。
サントリー食品インターナショナルの直近3年間の売り上げを確認すると、2017年で3876.3億円、2018年で3969.9億円、2019年で3819.0億円でした。
2019年に若干下降していますが、3800億円以上の売り上げを常に維持していることが分かります。
50ヶ国以上の国や地域に製品を提供しており、売上高は飲料市場で世界第3位、ソフトドリンク市場で国内シェア第2位と華々しい業績を築き上げているため、年収もその分高くなっていると考えられます。
サントリー食品インターナショナルでは飲料等の製造販売を中心に事業を展開しており、日本・欧州・アジア・オセアニア・米州にて現在以下の製品を手掛けています。
2019年度には日本ではGREEN DA・KA・RAの麦茶、欧州ではLucozade、アジアではSting等の売り上げがそれぞれ伸びました。
今後は各国や地域でのマーケティング活動に更に尽力していきます。
サントリー食品インターナショナルではその他にもグループ企業にて自動販売機での清涼飲料・食品の販売を行っています。
コンビ機・メーカー専用機等街中で目にする自動販売機の他、紙パック機や食品機・ヌードル機、災害ベンダー機、ユニバーサルデザイン機等も展開。
近年ではオフィス等に設置する給茶機やコーヒーサーバーも手掛けています。
今後も顧客や時代のニーズに対応したサービスを提供していくと期待できます。
ここで、サントリー食品インターナショナルのこれまでについて簡単に見ていきましょう。
1899 鳥井商店が創業される
1921 寿屋が設立される
1932 清涼飲料の販売を始める
1963 寿屋が社名をサントリーに変更する
2009 サントリーが飲料・食品事業の承継先としてサントリー食品を設立する
2011 社名をサントリー食品からサントリー食品インターナショナル変更する
2013 東京証券取引所市場第一部に上場する
サントリーグループは、サントリー食品インターナショナルをはじめとしサントリーフーズ、サントリースピリッツ、サントリーウエルネス等の企業が所属するグループです。
グループ企業では食品事業・スピリッツ事業・ビール事業・ワイン事業・健康食品事業等でそれぞれ事業を展開しており、サントリー食品インターナショナルは食品事業を担っています。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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