業界でトップを走り続ける理由とは?気になる出世後の年収を公開!忍耐力と精神力が採用の決め手?
代表取締役会長の中山 泰氏、代表取締役社長の尾関 一郎氏の年収は公開されていませんでしたが、取締役の平均年収は約4100万円、監査役は約1500万円となっています。
他の企業と比較しても、平均的な報酬額だと言えるでしょう。
売上高・純利益も上昇している中、従業員の年収と共に今後の増加は見込めるのか、動向が気になります。
セコムの競合他社と言えば、綜合警備保障やセントラル警備保障などが挙げられます。
最新の有価証券報告書によると、綜合警備保障の平均年収は約564.7万円、セントラル警備保障の平均年収は約476.9万円となっています。
セコムの平均年収は約594.9万円なので、同企業の中ではやや高めの年収であると言えます。
過去6年間は600万円前後を推移していますので、飛躍的な増加はなくとも、安定した年収を得られることは確かです。
平均年収が高い理由には、売上の好調さが影響していると考えられます。
5年連続で売上高はアップしており、2015年8407億円から2019年には1兆138億円と一度も落とすことなく、右肩上がりで増加しています。
売上高と同様に純利益も右肩上がりで増加していることから、平均年収が高い推移で安定していると考えられます。
また、資格級体系システムの導入で、独自の資格級制度や飛び級制度を取り入れたことにより、給与の安定的な上昇を実現しています。
セコムはセキュリティ事業でおなじみの、サービス業界で活躍する企業です。
セコムは日本で初めての警備会社として誕生しました。
常駐警備、現金護送、安全商品などの提供をはじめ、人とテクノロジーが融合したサービスを提供。
オンライン・セキュリティシステムや新たな防犯商品を開発するなど、国内だけでなく、海外18カ国でも「安全・安心」を提供しています。
また、セキュリティ事業で培った最新のセキュリティシステムや防災対策など、多彩なサービス組み込んだ「GLORIOマンションシリーズ」も販売しています。
様々な場所や状況に柔軟に対応できる「インテリジェント防災システム」を開発し、生活に必要不可欠な交通システム・電気・水道・ガスなどのライフラインを守っています。
また、ヒートアイランド対策商品として「ドライミスト」の販売など、品質マネジメントシステムISO9001と環境マネジメントシステム14001の認証を取得しました。
健康食品「からだViBI」の販売、電話健康相談や人間ドック紹介サービス、遠隔画像診断支援サービス「ホスピネット」、訪問介護サービス、デイサービスなど、働き盛りの年代からお年寄りまで、幅広い年齢ぞうの健康と医療に対するサービスを展開しています。
FP技能士や金融アドバイザーのAFP・CFP資格を有し、全国16カ所に支店・支社・事務所を構え、現場急行サービス付きの自動車保険、法人向け火災保険や家庭向けセキュリティ保険、ガン保険など、幅広い保険商品を取り揃えています。
衛星「TerraSAR-X」による撮影データの国内独占販売権と世界販売権を所有し、法人向け空間情報サービスや個人向けの震災発生時「帰宅支援マップサービス」を提供。
その他には、セキュリティ事業などで培ってきた先端技術を活かし、セキュリティロボットやコミュニケーションロボットの研究開発にも注力しています。
深刻な人手不足に直面している警備業界に対し、自律走行型巡回監視ロボットの提供を開発。
成田国際空港での導入が決定したことでも話題となりました。
セコムの歴史をご紹介します。
セコムグループとは、セコムが中心核となるグループ企業のことです。
所属企業には、総合防災システムメーカーのニッタンや、高級介護付有料老人ホームを運営するアライブメディケア 、不動産賃貸事業の荒井商店などがあります。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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