乃村工藝社の年収【2024年最新版】(2ページ目)

ディスプレイ業界トップクラス！出世後は1000万円超え？気になるボーナス額や職種別の年収を公開！就職のポイントもチェック

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乃村工藝社年収の社長や役員の年収

有価証券報告書によると乃村工藝社の役員の年収は、取締役が約4612万円、社外取締役が約900万円、監査役が約1400万円、社外監査役が約600万円です。

報酬額が1億円を超える役員の記載がなかったことから、代表取締役会長の渡辺 勝氏や代表取締役社長の榎本 修次氏の年収が、1億円以内であることが分かります。

競合他社と乃村工藝社年収の年収比較

乃村工藝社の競合他社には、丹青社やスペースなどが挙げられます。

それぞれの平均年収は丹青社が約806万円、スペースが約646万円です。

競合他社と乃村工藝社の平均年収約888万円を比較すると、乃村工藝社の方が高いことが分かります。

乃村工藝社は業界トップクラスの売上を誇り、社員の平均年齢も競合他社より高い42.2歳となっているため、平均年収も比較して高くなっているようです。

乃村工藝社年収の平均年収が高い理由

乃村工藝社の平均年収は、昨年度の921万円から888万円に下がったものの、ここ数年800万円超えと高い数値を維持しています。

昨年度から平均年収が下がった理由は、従業員数が136人も増え、全体の約1割が新入社員(新卒・中途含)となったからです。

ここまで従業員数を増やせるのは、売り上げが右肩上がりだから。

昨年と比較しても売上は約127億円も上昇しており、その結果、新入社員を大幅に増やしても高い平均年収を維持できています。

乃村工藝社年収の事業内容

乃村工藝社は、施設空間の企画から施工までを一貫して行う、国内大手の総合ディスプレイ会社です。

トップレベルの技術を有し、過去5年間に国内外で100以上ものデザイン賞を受賞しました。

主な事業

乃村工藝社がメインで手がけているのは、ディスプレイ事業です。

集客環境づくりの調査、コンサルティング、企画・デザイン、設計、制作施工、施設・イベントの活性化、運営管理までと幅広い業務に携わっています。

ディスプレイ事業では、8つの市場分野に対して、6つの製作品区分を設けてサービスを提供しています。

それぞれの内容は、下記の通りです。

サービスを提供している市場分野

対応している市場分野は「専門店」「百貨店・量販店」「複合商業施設」「広報・販売促進」「博物館・美術館」「余暇施設」「博覧会・イベント」「その他」です。

製作品区分

製作品区分は「内装」「展示」「環境演出」「販促品」「企画・設計・監理」「その他」に分けられます。

乃村工藝社では、多様な顧客ニーズに応えて、これまでに数多くの空間創造活性化をサポートしてきました。

主な実績には「浜松科学館『みらいーら』(静岡)」「白い恋人パーク(北海道)」「ムーミンバレーパーク(埼玉)」「ひだ宇宙科学館 カミオカラボ(岐阜)」などがあります。

その他の事業

その他には、飲食・物販事業を手がけています。

事業内容は、飲食店や土産物店の運営、商品開発や卸事業です。

乃村工藝社年収の歴史

乃村工藝社は創業128年と歴史のある会社で、過去には画家の鴨居 玲氏や、小説家の筒井 康隆氏も所属していました。

詳しい歴史について、年表形式でご紹介します。

1892年：乃村泰資氏が芝居の大道具業を香川県で創業

1942年：日本軍事工藝(株)を東京に設立

1945年：(株)乃村工藝社に社名を変更

1954年：カラチ国際見本市及び、ハノーバーの国際建築博覧会のプロジェクトを受注

1970年：日本版各博覧会にて、テーマ館や政府館などの主要パビリオンを受注

1984年：新木場スタジオを新設

1985年：つくば科学万博にて、テーマ館やアメリカ館などの主要パビリオンを受注

1991年：東京証券取引所にて株式上場

1992年：セビリア万国博覧会において日本館パビリオンを受注

1998年：リスボン国際展覧会において日本館パビリオンを受注

2004年：北京に乃村工藝建築装飾有限公司を設立

2005年：愛知万博にて、政府館などの主要パビリオンを受注

2008年：NOMURA DESIGN & ENGINEERING SINGAPORE PTE. LTD.を設立

2018年：東京2020オリンピック・パラリンピックの「内部空間・展示空間のデザイン、設計、施工」分野において、オフィシャルサポーター契約を締結

乃村工藝社年収が属する乃村工藝社年収グループとは？

乃村工藝社グループは乃村工藝社を中心に、子会社12社から構成される企業グループです。

専門店や百貨店、博物館・美術館などの幅広い市場分野に対して、集客環境づくりの調査やコンサルティング、企画から施工までを一貫して行っています。

そのほかにも、施設やイベントの活性化、運営管理なども担当。

グループ全体で手がけるプロジェクト数は、年間14,000件以上にものぼります。

グループ会社にはノムラプロダクツやノードなどが所属しており、従業員数は全体で2,388人、グループの売上高は約1258億5900万円です。

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日：2024年1月1日