平均年収はどのくらい?再雇用も行っている?気になる大手企業の楽天を徹底紹介
有価証券報告書の記載内容によると、代表取締役会長兼社長の三木谷 浩史氏の年収は1億4500万円、代表取締役副会長の穂坂 雅之氏は2億4300万円となっています。
楽天と言えば三木谷氏という印象ですが、副会長の穂坂氏の方が年収が1億円以上も上回っているとは驚きです。
取締役の平均年収は約1億3800万円、監査役は記載されていません。
取締役は3名と記載されていますので、役員は手の届かぬ地位のようです。
楽天の平均年収は707.8万円です。
同じサービス業界の平均年収は548.2万円なので、他社と比較しても平均年収の高さは一目瞭然です。
楽天の競合相手と言えば、ヤフー、アスクルなどが挙げられます。
ヤフーの平均年収は765.1万円、アスクルの平均年収は672.5万円となっています。
サービス業界内では437位中43位と安定した位置をキープしている楽天ですが、今やネットショッピングの世界は非常に熾烈な争いが生じていることが分かります。
楽天の収入が高い理由として大きく影響しているのは業績の好調さです。
2016年の売上収益は7819億円でしたが、2017年は9445億円、2018年には1兆1014億円まで、順調且つ大幅に収益を上げています。
ECサービスで獲得した9520万人の膨大な会員数のデータを用いて、多様なサービスを提供し続けていることが大きな要因と言えるでしょう。
常に新しい事業に参入、挑戦し続ける楽天は、今後も良い業績を残すことが期待されると共に、従業員の年収に反映されることを期待します。
楽天はインターネットサービスを展開する日本が誇る大手IT企業です。
楽天は創業時、ECモールを中心とした事業を展開していました。
今でもその印象は強く、ネットショッピングと聞けば必ず社名が挙がるほどの地位を確立。
フランスやドイツでもECサイトを運営・展開しており、日本だけに留まらず海外でも活躍の場を広げています。
また、「楽天ブックス」や「楽天オークション」、旅行に関するオンライン予約などを取り扱う「楽天トラベル」も展開。
2004年には日本のプロ野球界で50年ぶりに新野球団「東北楽天ゴールデンイーグルス」を誕生させるなど、スポーツ界の更なる発展にも注力しています。
近年ではECサービス業界だけに留まらず、モバイル事業や保険・銀行などの金融事業、キャッシュレス決済やクレジットカードなど、手広い事業展開を行っています。
現在ではクレジットカードや金融事業での金利・手数料収入が営業利益の大きな割合を占めるとも言われています。
キャッシュレス化に伴い、最近特に注力しているのが楽天Payです。
楽天銀行やクレジットカード事業などで培った技術などをいち早く反映。
また、電力自由化に伴い、「楽天エナジー」として電力業界にも進出するなど、サービス業界の中でも差別化を図ろうと活動の幅を広げています。
楽天の歴史について簡単にご紹介します。
楽天グループは、楽天が提供する様々なジャンルのサービスを統括したものです。
楽天市場をはじめとするラクマやネットスーパー、ポイントサービスなどを提供する「楽天会員」、競馬やチケットなどを提供する「スポーツ・レジャー」、「マネーファイナンス」「エンターテイメント」「プロバイダー」など、9つの分野に分かれています。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2025年1月1日
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