女性管理職比率33.1%を誇る大手企業!労働力不足解決のため展開する新たなサービス「コボット」とは?求められる人材像についても徹底的に解説!
2019年度の有価証券報告書を確認しましたが、報酬が1億円を超える役員は存在しませんでした。
またその他の役員の報酬については、社内取締役5名に対して総額2億4167万円で1人あたり4833万円、社内監査役3名に対して総額3937万円で1人あたり1312万円がそれぞれ支給されていました。
このことから、代表取締役社長 兼 CEOの冨田英揮氏の報酬は4833万円以上1億円未満であると推測できます。
業績も右肩上がりであることから、今後の役員報酬の伸びしろにまだまだ期待できます。
ディップの競合会社として、ギークスやエン・ジャパン等が挙げられます。
それぞれの年収を比べてみると、ディップは479万円、ギークスは441万円、エン・ジャパンは501万円と、現時点ではエン・ジャパンには一歩及びませんでした。
2019年より提供を始めた「コボット」のニーズも高いため、今後年収も伸び、競合との差も縮めていくと見込めます。
ディップの売り上げ及び経常利益の推移を見ると、売り上げは2017年で331.8億円、2018年で380.6億円、2019年で421.7億円でした。
また経常利益は2017年で91.4億円、2018年で108.5億円、2019年で128.6億円となっていました。
直近3年間で売り上げは約89.9億円、経常利益は約37.2億円それぞれ上昇しており、業績は好調であることが分かります。
各事業の売り上げも前期と比較して大幅にアップしていることもあり、年収も高くなっていると考えられます。
ディップでは主に人材サービス事業として求人広告サービス・人材紹介サービスを展開しており、それぞれで以下のサイトを運営・提供しています。
「応募バロメーター」「職場環境バロメーター」「しごと体験応募・職場見学応募機能」等の独自のサービスや機能をつけたことによってユーザーからの支持も高く、「Gomezアルバイト情報サイトランキング」では使いやすさ・情報量コンテンツそれぞれでバイトルがNo.1を獲得。
今後も広告宣伝に力を入れ、更なるユーザーの獲得のため尽力していきます。
ディップではその他にもAi・RPA事業を行っています。
Ai・RPA事業では労働力不足を解決するためFAST RPAサービス「コボット」を展開し、業務の効率化を支援。
現時点までに「派遣会社向けコボット」「面接コボット」「不動産コボット」等を開発・提供してきました。
今後も顧客の問題に寄り添ったサービスを提供していくと期待できます。
ここで、ディップのこれまでについて簡単に見てみましょう。
1997 ディップが設立される
2000 「はたらこねっと」の提供を始める
2001 アルバイト・請負情報の提供を始める
2002 「バイトル」が「はたらこねっと」から独立し新サイトとして情報提供を始める
2004 東京証券取引所マザーズ市場に上場する、「ジョブエンジン」のサービスの提供を始める
2009 「ナースではたらこ」のサービスの提供を始める
2013 東京証券取引所第一部に上場する
2014 「はたらこindex」のサービスの提供を始める
2016 「バイトル社員」を「バイトルNEXT」に変更する
ディップグループは、ジョリーグッド、GAUSS、hachidori、TRUNK等が所属するグループです。
グループ企業では人材育成ソリューションの提供や業務運用・管理アプリの企画開発・販売、職業体験・職業訓練のプラットフォームの運営等をそれぞれ行っています。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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