グッドデザイン賞19年連続受賞の功績を持つデベロッパー!報酬の高さの理由は?面接では「自主性」が重視される?
2019年度の有価証券報告書を確認しましたが、報酬が1億円を超える役員の存在についての記載は見られませんでした。
このことから、報酬が1億円以上の役員は存在しないと考えて良いでしょう。
またその他の役員の報酬については、社内取締役7名に対して総額2億500万円で1人あたり2928万円、社内監査役1名に対して総額1800万円がそれぞれ支給されていました。
業績が右肩上がりであるだけでなく、事業も波に乗っているため、今後の役員報酬の伸びしろに期待が持てます。
コスモスイニシアの競合会社として、住友不動産や三菱地所等が挙げられます。
それぞれの年収を見てみると、コスモスイニシアは728万円、住友不動産は662万円、三菱地所は1248万円でした。
三菱地所には現時点では及びませんでしたが、不動産業界の平均年収662.8万円と比較すると約65.3万円高いことから、水準の高さが窺えます。
近年ではAIを駆使した新しいサービスを提供する等、新しいものを取り入れることによってサービスの幅を広げているため、今後競合会社との差も徐々に縮めていくと予想できます。
コスモスイニシアの売り上げ及び経常利益の推移を見ると、売り上げは2017年で783.9億円、2018年で867.8億円、2019年で914.3億円でした。
また経常利益は2017年で30.9億円、2018年で41.5億円、2019年で45.2億円となっていました。
この3年間で売り上げは約130.4億円、経常利益は約14.3億円それぞれ上昇しており、業績が右肩上がりであることが分かります。
リノベーションマンションの引き渡しや投資用不動産の販売等が好調であったことが影響していると考えられます。
各事業が順調であるため、社員にもその分還元できていると言えます。
コスモスイニシアでは、レジデンシャル事業・ソリューション事業等を展開しています。
それぞれの事業内容は以下の通りです。
2019年度には中古マンションの成約件数等が伸びました。
今後も不動産の活用方法が多様化すると共に、ニーズも更に上昇すると考えられます。
コスモスイニシアはその他にも宿泊事業に携わり、都市型宿泊施設「APARTMENT HOTEL MIMARU」の開発・運営を行っています。
2020年度には新型コロナウイルスの影響もあり、海外顧客による利用率が下降傾向にありました。
しかし今後ファミリー層の中長期滞在ニーズを見込んで、様々な企画を用意しサービスを展開していく予定です。
コロナ禍であっても、その活躍に充分期待できると言えます。
ここで、コスモスイニシアの歴史を振り返っていきましょう。
1969 日本リクルート映画社が設立される
1974 事業目的を不動産事業に変更し、社名を環境開発に変更する
1985 不動産仲介事業を始める、社名をリクルートコスモスに変更する
1986 不動産賃貸事業を始める
1987 不動産管理事業を始める
1996 戸建住宅の販売事業を始める
2004 ジャスダック証券取引所に上場する
2006 社名をコスモスイニシアに変更する
2011 分譲マンション供給戸数累計10万戸を突破する
2013 東京証券取引所JASDAQに上場する
コスモスイニシアグループは、コスモスモア、コスモスライフサポート、コスモスホテルマネジメント、大和ライフネクスト等の子会社12社・関連会社4社から構成されるグループです。
グループ企業では住環境及びオフィス環境のデザイン設計・施工、アクティブシニア向け分譲マンションの運営、アパートメントホテルの運営等の事業をそれぞれ展開しています。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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