採用は新卒のみ!その理由とは?職種別・役職別の年収はいくら?求められる人材や採用の秘訣までを分かりやすく解説
有価証券報告書によるとアサックスの役員の年収は、取締役が約4125万円、社外役員が約300万円です。
監査役が存在しないため、報告に年収の記載はありません。
報酬額が1億円を超える役員の記載もなかったことから、代表取締役社長の草間 庸文氏の年収も1億円以内であることが分かります。
アサックスは、ノンバンクの、独立型不動産担保ローン専業会社です。
銀行や消費者金融が実施している不動産担保ローン事業とは若干異なる面を持ちますが、競合他社を挙げるとするなら、東京スター銀行やアイフルとなります。
それぞれの平均年収は東京スター銀行が約927万円、アイフルが約554万円。
アサックスの平均年収約677万円を比較すると、東京スター銀行よりは低いものの、アイフルより高い年収だと分かります。
東京スター銀行の平均年齢は41.8歳。
アサックスの平均年齢は東京スター銀行を10歳も下回る31.1歳なので、比較すると年収が低いことも納得ですです。
平均年齢に対して判断すれば、アサックスは年収の高い企業であると言えます。
アサックスの平均年収は2018年より若干下がりましたが、ここ数年650万円超えと、高い数値を維持しています。
インセンティブ制ではなく固定給制を導入しており、毎年安定した年収を得ることが可能です。
アサックスの平均年齢が31.1歳と若いながらも高い平均年収を維持できるのは、この数年の経営利益が右肩上がりであるから。
他社には真似できない自己資本率50%、貸倒償却率0%を実現できているので、経営状況が良好となっています。
今後も成長が見込める企業なので、更なる年収アップにも期待です。
アサックスは不動産ファイナンスを、専業で行っている会社です。
「与信調査能力」や「不動産調査能力」に対して、独自のノウハウを持っており、低い貸倒率を実現しています。
アサックスが手がける主な事業は、不動産担保ローンの提供です。
顧客の不動産を担保にして、融資を行っています。
その他の事業では、信用保証業務と不動産販売業務を手がけています。
信用保証業務とは、金融機関の実施する不動産担保融資に対して、顧客から保証料を頂いて保証人となる業務です。
万が一顧客が返済不可となった場合は、アサックスが代わりに返済を行い、新たな債権者として返済を請求します。
不動産販売業務で行うのは、債権回収目的の不動産の売買です。
アサックスの歴史について、年表形式でご紹介します。
1969年:長野県に(株)朝日企業を設立
1983年:(株)朝日不動産ローンに改称、同年に賃金業登録
1995年:大宮支店を設立し本社を東京に移転、富士商事(株)との吸収合併で社名を(株)アサックスに変更
1996年:横浜支店を設立
2002年:吉祥寺支店を設立
2004年:船橋支店を設立
2005年:本社を東京中央区から渋谷区に移転し、旧本社を銀座支店として変更
2007年:東京証券取引所に株式上場
2011年:吉祥寺支店を移転し、立川支店として設立
2014年:池袋支店を設立
2016年:新宿支店を設立
2015年:(株)フォーサイトを設立
2018年:船橋支店を移転し、上野支店として設立
アサックスグループはアサックスと、非連結子会社の(株)フォーサイト、関係会社の(株)フレキシブルの3社のみで構成されています。
事業内容は不動産担保ローンを中心としており、従業員数は83名です。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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