創業100年以上もの歴史のある中堅証券会社!ボーナスの額は実力次第?人物重視の面接での質問内容とは?
2019年度の有価証券報告書を確認しましたが、報酬が1億円を超える役員は存在しませんでした。
またその他の役員の報酬については、社内取締役3名に対して総額9000万円で1人あたり3000万円、社内監査役3名に対して総額1300万円で1人あたり433万円がそれぞれ支給されていました。
このことから、代表取締役社長の菊地稔氏の報酬は3000万円以上1億円未満であると考えて良いでしょう。
今後の報酬の伸びしろにまだまだ期待できます。
丸三証券の競合会社として、水戸証券や東洋証券等が挙げられます。
それぞれの年収を確認すると、丸三証券は664万円、水戸証券は692万円、東洋証券は661万円でした。
現時点では水戸証券にはやや及びませんでしたが、あまり大きな差はないことが分かります。
新規顧客の獲得にも注力しているため、今後競合の年収を超す可能性は充分あると見込めます。
丸三証券の年収の高さの理由として、現在の課題を把握した上で解決するための行動ができていることが挙げられます。
近年では新たな収益構造を確立するため、これまでよりも更に顧客の立場に立ったサービスの展開を図り、継続的な支持を得られるよう活動してきました。
それらが結果的に収益へと繋がり、平均年収も高くなっていると考えられます。
丸三証券では主に投資・金融サービス業を手掛けており、有価証券の売買・引受・売出・募集や金融商品の取引等を行っています。
2019年度には新型コロナウイルスの影響を多少受けましたが、顧客層を拡大するためサービスの質の向上等に尽力。
今後も顧客のニーズに沿った良質なサービスを提供すると予想できます。
その他にも丸三証券ではグループ企業にて都市ごみ焼却施設のボイラ設備・ストーカ設備・集じん設備等の据付・修繕・メンテナンス・配管工事等を手掛けます。
これまでに旭化成工業のCG設備排ガスボイラー据付工事、東京電力のボイラー低温再熱器他改造工事等で施工を行ってきた実績を持ち、定期点検・整備も並行して行っています。
今後も確かな技術で様々な設備の施工に携わっていくと期待できます。
ここで、丸三証券のこれまでについて簡単に振り返っていきましょう。
1910 多田岩吉商店として営業を開始する
1925 長尾秀一商店に改称する
1944 社名を丸三証券に変更する
1983 資本金を30億5000万円に増資し総合証券会社になる
1988 東京証券取引所・大阪証券取引所の第一部にそれぞれ上場する
1990 新パソコン投資情報システム「スーパーマックス」のサービスを始める
1997 オンライントレードサービスを始める
1998 証券総合口座の取扱を始める
丸三証券グループは、丸三ファイナンス、丸三エンジニアリングが所属するグループです。
それぞれのグループ企業では不動産業・投融資事業やコンサルティング業務等を行い、丸三証券の事業をサポートしています。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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