伊藤園は体育会系?面接では明るく元気よく!気になる出世後の年収は?
代表取締役会長の本庄 八郎氏の年収は約1億5000万円、代表取締役社長の本庄 大介氏の年収は約1億1100万円、その他の取締役の平均年収は約4900万円、監査役は約1300万円となっています。
会長と社長の年収は1億円を超えており、非常に高額な報酬であると言えます。
しかし、従業員の平均年収は食料品業界においてやや低めのため、業績に伴う平均年収の増加が期待されます。
伊藤園の競合他社というと、ヤクルトやキリンホールディングスなどが挙げられます。
最新の有価証券報告書によれば、ヤクルトの平均年収は約782万円、キリンホールディングスの平均年収は約895.7万円となっています。
伊藤園の平均年収は約565.8万円ですので、ヤクルトやキリンホールディングスよりも低い年収であることが分かりました。
この差には、キリンが持つ国内ビール・スピリッツ事業など、伊藤園にはない分野が影響していると考えられます。
平均年収が高い理由には、売上高の好調さが大きく影響しています。
2015年の4305億円から2019年の5041億円へと右肩上がりに増加し、純利益でも過去5年間で100億円以上の増加を成し遂げました。
この裏には、リーフ・ドリンク関連事業の売上高が4,628億4100万円の前期比1.6%増、営業利益は198億600万円の前期比3.4%増、飲食関連事業の売上高は345億5500万円の前期比6.1%増、営業利益は35億400万円の前期比7.8%増と、メイン事業の好調さが関係しています。
伊藤園には安定した人気の商品も多く、この売り上げが好業績に繋がり、平均年収の高さに表れているようです。
伊藤園は、食料品業界に属する日本の大手企業です。
伊藤園では、茶葉関連事業・飲料関連事業をメインに展開しています。
茶葉関連事業では、緑茶、ウーロン茶、紅茶、麦茶、ほうじ茶などの茶葉商品や、ティーバッグなどのインスタント商品の開発・仕入れ・加工・包装・販売まで全てをを手掛けています。
飲料関連事業では、茶系飲料No.1の「お~いお茶」や「健康ミネラル麦茶」、野菜ジュースでおなじみの「1日分の野菜」、紅茶飲料の「TEAs' TEA NEW AUTHENTIC」などの紅茶飲料、更には店舗展開されていることでもおなじみの「TULLY'S COFFEE」のコーヒー飲料などの商品開発から販売までを手掛けています。
これらの商品をお客様に届けるため、一般小売店や自動販売機設置に納品し、更に新商品キャンペーンなどの提案も行っています。
その他には、国内ではあまり生産されていない烏龍茶や紅茶の輸入・販売や、オーストラリアに紅茶工場を建設し、収穫された茶葉を伊藤園の商品にも使用しています。
また、後継者不足が深刻な問題となっているお茶農家に対し、生産者の育成や生産の効率化、耕作放棄地の活用などのサポートを行う茶産地育成事業をスタートさせるなど、世界中で愛され続けるお茶を守ろうとする働きにも注力しています。
伊藤園の歴史についてご紹介します。
伊藤園グループとは、伊藤園が中心核となるグループ企業のことです。
所属企業には、コーヒーなどの飲食店の経営を行うタリーズコーヒージャパン、乳製品を製造・販売するチチヤス、自動販売機のメンテナンスや購入仲介を行うグリーンバリューなどがあります。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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