スズケンの年収【2024年最新版】(2ページ目)

医薬品流通の先進的企業！求められる人材とは？競合他社とも徹底的に比較！

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スズケンの社長や役員の年収

2020年度の有価証券報告書を確認すると、報酬が1億円を超える役員は存在しませんでした。

その他の役員の報酬については、社内取締役6名に対して総額3億8700万円で1人あたり6450万円、社内監査役2名に対して総額3600万円で1人あたり1800万円が支給されていました。

手掛ける事業の数も多いため、徐々に役員の報酬も上昇していくでしょう。

競合他社とスズケンの年収比較

スズケンの競合として、アルフレッサホールディングスや東邦ホールディングスが挙げられます。

競合の年収を見ると、アルフレッサホールディングスは767万円、東邦ホールディングスは622万円でした。

スズケンの年収は642万円なので、現段階ではアルフレッサホールディングスよりも約125万円低いことが分かりました。

しかし、東邦ホールディングスよりも約20万円高く、商社・卸売業界の平均626.0万よりも約15.7万円高いことから、水準の高さが窺えます。

業績も好調であるため、今後更に年収が伸びていくと期待できます。

スズケンの平均年収が高い理由

スズケンの売り上げを見てみると、2017年では1兆8927.4億円、2018年では1兆8973.9億円、2019年では1兆9197.7億円となっていました。

1兆円台をキープしているだけでなく、年々数字を伸ばしていることが分かります。

また、経常利益も2017年では196.8億円、2018年では188.9億円、2019年では245.1億円と、2017年から2019年にかけて約48.3億円増加しています。

安定した収益を確保しているため、その分社員の年収も高くなっていると言えるでしょう。

スズケンの事業内容

主な事業

スズケンでは、医薬品卸売事業、医薬品物流事業、医療機器・材料製造事業等多岐に渡って事業を展開しています。

一つ一つ詳しく見てみましょう。

医薬品卸売事業

医薬品卸売事業では、国内外の医薬品・医療機器メーカー等から仕入れた医薬品、医療機器、医療食品等を医療機関・保険薬局に提案・販売します。

全国に12ヵ所の物流センター、270ヵ所の物流拠点に常に在庫を補充しているため、災害や緊急時でも対応ができるよう環境を整備しています。

医薬品物流事業

医薬品物流事業では、メーカー物流、卸物流等を中心に手掛けています。

近年では治験薬・希少疾病薬等の温度管理が難しい医薬品の流通等にも携わっており、更なる流通サービスの質の向上に積極的です。

医療機器・材料製造事業

医療機器・材料製造事業では、医療機器のオリジナルブランド「Kenz」を展開しています。

現在心電計や血圧計、聴診器等を手掛け、海外50ヵ国以上の医療現場で活用されていて、評価も非常に高いです。

その他の事業

その他に、スズケンは介護事業にも携わっています。

現在グループ企業の2社が中国地方約80拠点、関東・中部地方約20拠点で介護施設を運営。

訪問介護や薬剤管理指導等、利用者の方の生活や医療をサポートしています。

スズケンの歴史

ここで、スズケンの歴史を簡単に振り返ってみましょう。

1932　鈴木謙三商店を創業する

1946　鈴謙洋行を設立する

1947　社名を鈴木謙三商店に変更する

1964　社名をスズケンに変更する

1984　診断薬分野へ参入する

1995　東京証券取引所、名古屋証券取引所のそれぞれ第二部に上場する

1997　東京証券取引所、名古屋証券取引所のそれぞれ第一部に上場する

スズケンが属するスズケングループとは？

スズケングループは、アスティスやピーエスシー、エス・ディ・ロジ等が属するグループです。

グループ企業では介護事業やメーカー支援サービス事業等、あらゆる事業を手掛けています。

※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。

最終更新日：2024年1月1日