創業80年以上の老舗企業!気になるボーナス支給額は?就活で心がけたいことについても解説!
2020年度の有価証券報告書を確認しましたが、報酬が1億円を超える役員についての記載は特にありませんでした。
その他の役員の報酬については、社内取締役8名に対して総額4億7400万円で1人あたり5925万円、社内監査役1名に対して2700万円が支払われていました。
このことから、代表取締役会長の守谷承弘氏の報酬は5925万円以上1億円未満であると考えて良いでしょう。
業績も好調であるため、役員の報酬も今後更に上昇していくでしょう。
因幡電機産業の競合として、佐鳥電機やシークスが挙げられます。
それぞれの年収を見ていくと、因幡電機産業は811万円、佐鳥電機は633万円、シークスは678万円でした。
現時点で競合の年収よりも高く、商社・卸売業界の平均年収626.0万円より184.5万円も高いことから水準も充分高いと言えるでしょう。
商材の売り上げも伸びているため、今後競合会社の年収を更に引き離していくでしょう。
因幡電機産業の売り上げ及び経常利益を見ていくと、売り上げは2017年で2293.2億円、2018年で2455.1億円、2019年で2660.4億円でした。
また、経常利益は2017年で125.3億円、2018年で132.2億円、2019年で140.3億円となっています。
2017年から2019年にかけて売り上げは367.2億円、経常利益は15億円もそれぞれ上昇。
収益をしっかり確保できているため、社員にもその分還元できていると考えられます。
因幡電機産業では主に電設資材事業を手掛けており、電気設備に関する商材を供給しています。
取り扱う商材は以下の通りです。
首都圏の再開発等もあり、電線ケーブル類や発電機等の売り上げも増加。
大型案件の受注等も行っているため、今後も売り上げは増加するでしょう。
因幡電機産業ではその他にも産業機器事業を手掛けています。
主にシステムの提案や自社製品の開発等を行っており、以下のサービスを提供しています。
2020年には企業の人手不足問題解決のため、ロボットシステムの売り上げが増加しました。
今後も時代に合わせた新たなサービスや製品を提供していくでしょう。
ここで因幡電機産業のこれまでの歴史を簡単に見ていきましょう。
1938 因幡電機製作所が創業される
1949 因幡電機産業が設立される
1993 大阪証券取引所第二部に上場する
1996 東京証券取引所第二部に上場する
1997 東京証券取引所・大阪証券取引所の第一部にそれぞれ上場する
2002 東京物流センターが開設される
2004 大阪物流センターが開設される
2018 創業80周年を迎える
因幡電機産業グループは、アイティエフ・山根電業社等をはじめとした関係会社14社から成り立つグループです。
グループ企業でも同じように電設資材・産業機器の卸販売や空調部材の製造販売を行っており、グループ全体で事業を支えています。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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