気になる役員の年収は?求める人材は人柄重視!森永乳業に転職するには?
代表取締役社長の宮原 道夫氏と代表取締役副社長の野口 純一氏の年収は、総額1億円以上ではなかったため公開されていませんでしたが、その他の取締役の平均年収は約4500万円、監査役は約2100万円となっています。
1億円を超える役員報酬を受け取っている役員がおらず、大手企業としては役員の年収がやや低いという印象です。
森永乳業の競合他社というと、明治ホールディングスや雪印メグミルクなどが挙げられます。
最新の有価証券報告書によれば、明治ホールディングスの平均年収は約996.5万円、雪印メグミルクの平均年収は約709.2万円となっています。
森永乳業の平均年収は約739.8万円ですので、明治ホールディングスよりは少ないものの、決して低い数字ではありません。
明治ホールディングスはチョコレート・グミ・ガムなどの菓子製品や医薬品など、森永乳業に無い製品も扱っているため、年収に大きな差が生じていると考えられます。
平均年収が高い理由には、経常利益の上昇が影響していると考えられます。
売上高は過去5年間を見ても5800億円〜6000億円台を推移し安定していますが、経常利益は2015年3月期の82億円から2019年3月期には231億円と大きく増加しました。
各事業での売上高は増加していないものの、営業利益が各事業で上昇したことが関係しています。
また、平均年齢38.3歳と高くないものの勤続年数は14.2年と長いことも、年収を引き上げる要因の一つと考えられます。
森永乳業は、食料品業界に属する日本の大手企業です。
売上高の半分を占める中核となる事業で、コーヒー飲料の「マウントレーニアカフェラッテ」、紅茶の「リプトン」などをはじめとしたビバレッジ、アイスクリーム、ヨーグルト、チーズや牛乳などの様々な商品を展開。
営業利益率は105億円、事業別営業利益は47%を占めています。
生クリームなどの乳原料商品の製造・提供をはじめ、ビフィズス菌、ラクトフェリン、乳素材などの機能性素材の研究にも力を入れ、これまで「ビフィズス菌BB536」や乳たんぱく質「ラクトフェリン」の製造技術を確率し、多くの製品に応用および様々な業態に提供も行っています。
育児用の粉ミルクなどの栄養食品、サプリメントや流動食などを製造しており、粉ミルク「はぐくみ」やコーヒー・紅茶に入れる「Creap」などが主力商品です。
サプリメントや栄養食品などは、主に通信販売や定期宅配サービスなどで販売しています。
日本国内だけでなく、海外事業にも力を入れており、森永乳業の製品を世界に向けて販売しています。
ドイツにあるミライ社では乳原料製造販売事業や育児用調製粉乳の輸出事業を行っており、米国では無菌充填豆腐の製造販売事業を行っています。
それぞれの国に適した製品を提供するために、インドネシアやアメリカ、中国、シンガポールなど世界各国にも拠点を構えています。
また、乳製品には欠かせない牛の飼料やプラント設備の設計・施工などにも取り組んでおり、世界中の人に安心・安全な商品を安定して供給できるように務めています。
森永乳業の歴史についてご紹介します。
森永乳業グループとは、森永乳業が中心核となるグループ企業のことです。
所属企業には、山形県でチーズ製品と「おしどりミルクケーキ」を生産している日本製乳、大手コンビニエンスストア向けのスイーツ商品開発・製造を行っているシェフォーレ、チーズ製品の製造・輸入を行っているエムケーチーズなどがあります。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2025年1月1日
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