国内米菓市場の約30%を占める米菓メーカー!今後の展望は?就活生に求められる五つの能力とは?
2020年の有価証券報告書を確認しましたが、報酬が1億円を超える役員の存在についての記載は見られませんでした。
またその他の役員の報酬については、社内取締役4名に対して総額1億9000万円で1人あたり4750万円、社内監査役3名に対して総額3300万円で1人あたり1100万円がそれぞれ支給されていました。
現時点で亀田製菓は国内米菓市場の約30%を占めており、海外での販路の拡大にも尽力しています。
今後事業がグローバルに拡大されると共に、役員の報酬も伸びていくかもしれません。
亀田製菓の競合会社として、カルビーやブルボン等が挙げられます。
それぞれの年収を見ていくと、亀田製菓は533万円、カルビーは723万円、ブルボンは460万円と、現時点ではカルビーには及びませんでした。
しかし最近ではアレルギー対応食品領域の拡大にも着手し始めたため、今後競合会社との更なる差別化を図り、年収も上昇していくと期待できます。
亀田製菓の直近3年間の売り上げの推移を見てみると、2017年で738.2億円、2018年で746.1億円、2019年で745.1億円でした。
2019年に若干下降してはいますが、2017年から2019年にかけて約6.9億円上昇しました。
業績も安定しているので、その分社員の年収も高くなっていると考えて良いでしょう。
また、2020年には主力ブランドのプロモーション活動にも積極的に取り組んだため、増収となったようです。
今後平均年収はますます伸びると見込めます。
亀田製菓グループは、アジカル、とよす、日新製菓、青島亀田食品等の子会社14社・関連会社3社から構成されるグループです。
グループ企業では、菓子の製造販売を中心として食品の製造販売・輸出入、貨物運送、倉庫業等を行っています。
亀田製菓では現在、新卒採用を中心に採用活動を行っています。
募集要項について詳しく見ていきましょう。
新卒採用では、総合職として以下の部門にて各職種の募集が行われています。
営業職及び商品開発職では募集学部・学科に制限はありませんが、研究職では理系学部・学科が、設備開発職では電気・電子・機械・建築等の工学系を履修した方がそれぞれ募集対象となるので注意しましょう。
選考は、エントリー→コミュニケーションシートの提出→会社説明会→面接(複数回)・適性検査の順で行われます。
適性検査はSPIテストで、言語・非言語問題が約30分、性格テストが約35分それぞれ実施されるので、しっかり準備して臨みましょう。
公式ホームページでは中途採用の募集は見られませんでしたが、転職サイトでは以下の職種の募集が行われていました。
どの職種でも実務経験はもちろんのこと、設計開発では第1種電気主任技術者・第2種電気主任技術者・第3種電気主任技術者のいずれか、経理職・スタッフ職では普通自動車運転免許証が必須となります。
職種によっては語学力があれば尚良いとされているため、語学に自信のある方は積極的にアピールしても良いかもしれません。
希望する方は求人情報が掲載されている内に応募するようにしましょう。
亀田製菓では「人の笑顔を作るため、新しい自分に出会うため、地道な努力をいとわず、チャレンジし続ける人」を求めるとしており、採用ホームページには以下のように記載されています。
また、亀田製菓のミッションとして以下の二つを掲げています。
これらを見ると亀田製菓では、「分析洞察力」「バランス思考」「主体性」「ポジティブ思考」「創造指向」の他にも、周囲の人の為に視野を広く持って行動できる人材を求めていると考えられます。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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