平均年収もボーナスも桁違い!?こんなにも高額な理由とは?気になる中身を公開します
平成30年度の三菱商事の有価証券報告書を参照すると、代表取締役社長である垣内威彦氏の年収は4憶4500万円、取締役の西浦完司氏の年収は1憶300万円、同じく取締役の増一行氏の年収は1億1900万円となります。
平均年収が1540.9万円とかなり高年収な三菱商事ですが、競合他社の年収と比較するとどうでしょうか。
三菱商事の競合他社というと、伊藤忠商事や住友商事が有名です。
三菱商事の平均年収は1540.9万円であるのに対し、伊藤忠商事の年収は1460.9万円、住友商事は1304.1万円となり、どちらと比較しても三菱商事のほうが高年収ということが分かります。
三菱商事はどうしてこんなにも平均年収が高いのでしょうか。
平成30年度の三菱商事の有価証券報告書を参照すると、平成29年度の売上総利益が224,149(単位:百万円)であるのに対し、平成30年度の売上総利益は227,581(単位:百万円)となります。
また、同有価証券報告書によると、平成29年度の当期純利益が364,143(単位:百万円)であるのに対し、平成30年度の当期純利益は396,117(単位:百万円)となります。
このように、利益が順調にアップしていることが従業員の給与にも反映され、平均年収が高くなっているのではないでしょうか。
また、三菱商事は住宅手当や出張手当の他に、海外駐在となると海外赴任手当が支給されるので、その分年収もアップします。
それでは、三菱商事の主な事業内容を見ていきましょう。
三菱商事では、天然ガスグループ事業や総合素材グループ事業、石油・科学グループ事業、金属資源グループ事業、産業インフラグループ事業、自動車・モビリティグループ事業、食品産業グループ事業、コンシューマー産業グループ事業を展開しています。
総合素材グループ事業では、建設・インフラや自動車・モビリティなどの対面業界において、ニードルコークスや電極、鉄鋼製品、炭素繊維、塩化ビニール、セメント、珪砂等の素材の販売取引、事業開発、事業投資を行っています。
食品産業グループ事業では、食糧や生鮮品、生活消費財、食品素材などの商品を消費者に届ける事業を展開しています。
また、石油・科学グループ事業では、エネルギーや化学素材の安定供給を目指し、原油や石油製品、LPGや石油化学製品、塩、メタノール等の商品の取組、製造事業を行っています。
三菱商事では他にも、電力ソリューショングループ事業、複合都市開発グループ事業などを行っています。
複合都市開発グループ事業では、都市インフラ、都市開発、アセットファイナンスの3本部体制で事業を展開しています。
続いて、三菱商事の歴史を簡単にご紹介します。
三菱商事グループには、単独企業として売上日本一を誇る食品スーパー「ライフコーポレーション」や人事ソリューションを提供している「ヒューマンリンク」、水産物の調達・養殖・商品開発・加工・提案型販売などを行う「東洋冷蔵」など多数の企業が属しています。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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