出世をすると2000万円超え!?高年収の秘密を徹底調査!気になる5大商社との年収も比較!
取締役会長の中 邦晴氏の年収は約1億4900万円、代表取締役社長の兵頭 誠之氏は約8700万円、代表取締役副社長の高畑 恒一氏は約5400万円、その他の取締役の平均年収は約7300万円、監査役は約2000万円となっています。
従業員の平均年収が約1389万円なのに対し、他企業と比較しても、役員の年収はさほど高くない印象を受けます。
従業員に対して収益等しっかりと還元されていることにも納得です。
住友商事の競合他社と言えば、同じ5大商社である三菱商事や伊藤忠商事などが挙げられます。
有価証券報告書によると、三菱商事の平均年収は約1607.7万円、伊藤忠商事は約1520.7万円となっています。
住友商事の平均年収が約1389万円なので、5大商社の中では低い方であることが分かります。
しかし、男性の平均年収が約420万円とされている中、約1000万円近い差をつけている住友商事が高い年収であることは一目瞭然です。
住友商事の平均年収が高い理由には、高い利益率が影響しています。
最新の有価証券報告書によると、収益は5兆3392億3800万円、最終利益は3205億2300万円でした。
個別経営成績では諸経費を除いた純利益が2573億6100万円、更に従業員数5126人で割ると一人あたり約5020万円もの利益を出していることが分かります。
これだけの利益によって、従業員の給与や賞与(ボーナス)に還元することで、平均年収が高くなっているのです。
住友商事は商社・卸売業界において日本が誇る大手企業で、5大商社の一つです。
住友商事を代表する主な事業には、金属事業や輸送機・建機事業、インフラ事業などがあります。
金属事業では、鉄鋼製品からアルミ・チタンなどの非鉄金属まで幅広く取り扱っており、自動車・船舶・航空機・鉄道用車両、油井管やパイプラインなど、様々な用途に使用されています。
輸送機・建機事業では、世界トップクラスの航空機リース事業に取り組んだり、建設機械分野では重機の販売代理店事業やレンタル事業などをグローバルに展開。
私たちが生活する上では欠かせない、電力・水・鉄道などのインフラ事業では、再生可能エネルギー発電事業や蓄電池を活用したマネジメント事業に取り組んでいます。
その他には、生活・不動産事業では食品スーパーのサミットやドラッグストアを展開。ヘルスケア事業と生鮮流通事業の拡大を目指しています。
メディア分野では、日本最大のケーブルテレビ事業であるジュピターテレコム、テレビ通販事業のジュピターショップチャンネルなど力を入れ、快適な暮らしの基盤づくりに貢献。
資源・化学品事業では、貴重な鉱物・エネルギー資源を確保し、トレードビジネスを通じて多様なビジネスを展開しています。
住友商事の歴史について、年表形式で簡潔にご紹介します。
住友グループとは、戦前の住友財閥の流れを汲む企業グループです。
主要会社にはSCSKやSMBC日興証券、日本電気などの大手企業が数多く存在します。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2024年1月1日
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