ポッキーの世界売り上げNo.1!出世後の報酬は1,000万円以上!?求める人材像を表す「Glicoコアバリュー」とは?
2019年度の有価証券報告書を確認しましたが、報酬が1憶円を超える役員は存在しませんでした。
またその他の役員の報酬については、社内取締役4名に対して総額2億700万円で1人あたり5175万円、社内監査役2名に対して総額2600万円で1人あたり1300万円がそれぞれ支給されていました。
このことから、代表取締役社長の江崎勝久氏の報酬は5175万円以上1億円未満であると推測できます。
各事業の主要製品の売り上げも好調であるため、役員報酬も今後1憶円を超える可能性は充分あると言えます。
江崎グリコの競合会社として、カルビーやブルボンが挙げられます。
それぞれの年収を比較すると、江崎グリコは798万円、カルビーは723万円、ブルボンは460万円でした。
現時点では競合会社の年収を上回っており、食料品業界の平均年収615.1万円よりも約182.8万円高いことから、水準が高いことが分かります。
2019年度には「チョコレートでコーティングされたビスケット」の世界売り上げNo.1として「ポッキー」がギネス記録にも認定されているため、今後事業はますます波に乗り競合を引き離していくと考えられます。
江崎グリコの直近3年間の売り上げの推移を見てみると、2017年で2647.4億円、2018年で2667.6億円、2019年で2602.4億円でした。
若干下降傾向ではあるようですが、2600憶円以上の売り上げを維持していることから安定していると言えます。
主要ブランドでの新製品の開発・販売も積極的に行っているため安定した収益も確保でき、社員の年収もそれに伴い高くなっていると推察できます。
江崎グリコでは、菓子事業、アイスクリーム事業、ヨーグルト・乳飲料事業、果汁・清涼飲料事業、洋生菓子事業、ベビー・マザー事業、食品事業、健康事業等を中心に手掛けています。
各事業で展開している製品はそれぞれ以下の通りです。
2019年度には菓子事業ではポッキー・プリッツ・GABA・LIBERAが、アイスクリーム事業ではアイスの実・パナップ等の売り上げがそれぞれ上昇。
現在は健康ニーズに対応できる製品も数々発売しており、今後各事業の更なる拡大に期待できます。
江崎グリコでは上記の他にも食品原料事業として食品原料・ファインケミカル素材の研究及び提供を行っており、製品のラインナップとしては以下の通りです。
現在は血管の研究等をはじめとした基礎研究・応用研究に注力。
今後これらの研究を基に新たな製品を開発していくと考えられます。
ここで、江崎グリコのこれまでについて簡単に見ていきましょう。
1921 合名会社江崎商店を設立する
1922 2月11日にグリコを販売し、この日を江崎グリコの創立記念日として制定する
1927 おもちゃ付きのグリコを創案・発売する
1929 株式会社江崎に組織変更する
1933 ビスコを発売する
1934 社名をグリコに変更する
1943 社名を江崎グリコに変更する
1949 社名をグリコに再変更する
1958 社名を江崎グリコに再変更する
1988 グリコピア神戸がオープンする
1999 11月11日をポッキー&プリッツの日として制定する
2017 創業95周年を迎える
グリコグループは、グリコアイクレオ、グリコ栄養食品、グリコチャネルクリエイト等の子会社36社・関連会社3社から構成されるグループです。
グループ企業ではチョコレート・ビスケット・カレールウ・アイスクリーム・乳製品・洋生菓子等の製造販売の他にも、澱粉・色素等の製造販売、健康関連食品等の製造販売も行っています。
※年表記については、各社の決算発表時点での最新情報を掲載するために、年度ではなく決算終了の年に表記を揃えてあります。従業員数推移なども「年度」表記になっていない限り同様です。
最終更新日:2025年1月1日
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